The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

NETABARE

2008年08月23日 | Weblog
HPへも毎日拍手ありがとうございます。うれしいです(^^)

先日ポチッた「プルースト 失われし時を求めて」ですが、このバレエについては旅行記に絵つきで載せよう、と計画していました。

でも、そんな計画から一年以上・・・;;

どんなバレエだったかちょっとネタバレしますね。


どうやらこれは『男色家の苦悩』を中心に描いたオムニバス・バレエ(?)らしいです。

劇場のパトロンの男爵がダンサー(?)に恋をしてしまうお話なのですが、若いダンサーはそんな男爵の事など気にもかけていないばかりか、煩わしく思っているようです。

ある日いかがわしい場所で遊んでいるダンサーを訪ね、言い寄る(?)な男爵に思わせぶりにダンサーがギリシャ彫刻ばりの美しい肉体を見せる場面があります。

絹のガウンを徐々に脱いでいくのですが、見ている方は「?!!!」と驚愕します。

最後には腕からガウンが滑り落ち、見事な肉体が・・・!(後姿)


音楽も聞こえないパリ・オペラ座の舞台でですよ。シーーーンと完全に静まり返った劇場で、厳かに全裸になってくださいました。


衝撃でした。


で、すぐに暗転していなくなるのかな・・・と思ったら、今度は悩ましい(?)姿でベッドの上に・・。微妙なポーズで見えそうな、だめなような・・・。



オペラ座でバレエを観る前にジュンク堂(?日本の本屋)でBL漫画を娘と立ち読みして「やっぱりBLはいいな(*^^*)」ほっこりしていたのですが、マドレーヌ寺院により「オペラ座では(汚れた)ホモの事は忘れなくちゃ」と心を改めていたのですが、私の煩悩を上回るオペラ座バレエ団の強烈なホ●オーラにやられてしまいました。


写真は男爵役の方。
下は男爵の愛して止まない青年。