The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

日常

2008年08月16日 | Weblog

家の中に他人がいないというのは静かでいいですね。
新盆なので午前中は何人か来客がありましたが、お茶だけです。

仕事をしてもらっているのでこう言う事は思ってはいけないのですが我が家は商家のような雰囲気で常に他人がいて、プライベートと仕事場が明確ではないのでストレスがたまると言えばたまります。

キッチンとリビングと仕事場と玄関(勝手口)が一緒だったりします。
いや~こういう設計する人の気がしれません。私ならこんな設計、絶対しません。
ま、お勝手仕事しながらすべてが見渡せるのはいいかもですが。(今もキッチン、というか昔の土間を改造した場所です)


最近まったくイラストを描いていませんが、こういう風に静寂だとちょっと描きたい気分になりますね。


更新

2008年08月16日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」
更新しました。やっと本館LES ILLUMINATIONSの方を。

原作についてで「ガーゴイルについて」です。

原作上「ガーゴイル」と言う言葉は日本語版には出て来ていないと思うのですがルーアンにちなんだ話題でもあるので。

むかしむかしルーアンでは恐ろしい竜の魔物がいて、人や家畜をさらい、セーヌに洪水を起こしていました。
その魔物は処女を好んだので街の人々は生贄を捧げていました。

そのルーアンの町にロマンというお坊さんがやってきます。お坊さんは教会を立ててくれれば魔物を退治しようと言ってくれました。

ロマン司祭は見事に魔物を倒してくれました。人々はその魔物の頭部を街の城壁の晒し者にします。


この伝承の竜(魔物)がガルゴイユ、つまりガーゴイルです。

晒し者にされた頭部は魔よけ、または教会などの建物を雨水などから守るための「雨樋」に転化します。





伝説とはいえ恐ろしい魔物に「生贄」を捧げていた、というのは面白い、というか興味深いです。



追記

久しぶりに自分のサイトを見たらあちこち工事中だらけで驚き。もうちょっと頑張らなくっちゃ・・・と思いました。