The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

マドレーヌ寺院

2007年06月01日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」


オペラ座の屋上から・・・。
三角が目立つ、ギリシャ風の建物がマドレーヌ寺院です。


なぜ「マドレーヌ寺院」を選んだのかいろいろ考えて「そうだ!ラウルとクリスティーヌがフィアンセごっこをして永遠の愛を誓った教会だから」と思いついたのですがよく読んだら違いました。→楽屋とかだった・・・


「そうだ!キスしていた時に見えたんだっ!」と思ったのですが、夜でした・・・。


「でもステンドグラスから光がもれていて見えたのでは!」と閃いたのですが、マドレーヌ寺院にステンドグラスはありませんでした。


話は変わるのですが
このラウルとクリスティーヌの「フィアンセごっこ」好きなのです。






ラウル!わたしたち結婚は出来なくても・・・・婚約ならできるのよ!・・・・世間には内緒で結婚する人もいるわ!だから内緒で婚約したっていいはずよ!
・・・わたし達は一ヶ月だけ婚約するのよ・・・・
一ヵ月後あなたは出発するけれど

わたしはその一ヶ月間の思い出をいだいて一生幸せでいられるわ







そういう幸せなら、だれも傷つけずにすむでしょう








私的にクリスティーヌらしい諦めと優しさにみちている気がして好きです。








「キリストのまねび」を読んでいる場面も何を考えているのかいろいろ想像すると感慨深いです。p429


ちなみにわたしは仏教徒です、普通の。