スミソニアンの動物園

ワシントンＤＣって、首都だから、きっとすごい！と思っていました。
ＮＹにいたころは。
日本にいたときもそう思ってました。

でも、このエリアに来て、経済商業は東海岸はＮＹにゆだねられ、
ＤＣは政治の都市。
あるのは、博物館に美術館、音楽ホールと桜、モニュメント、ホワイトハウス、国会図書館などなど堅いところばかり、他に観るところあるのかな？
要は、他に日常に楽しめる場所があまりに少ない、と感じています。

ＮＹのような刺激がないというか店も少ない。
レストランもいまひとつ、言い出せばきりはない、だからＤＣにはあまり行かないのですが。。。。。
よく言えば、この郊外のメリーランド、バージニアとも自然が豊か。
ナショナルパークも、州立パークも、リージョナルパークという名の規模の大きな公園がいくつもいくつもあり、緑豊か。
ゴルフやテニスはとってもやりやすい、そんなところです。

ＤＣのはずれに近いところに、動物園があります。
ここは期待以上によかったです。

ＮＹもブロンクスＺＯＯ、とてもよかったけれど、もちろん有料。
日本と違って、入場料が高い。
だけど、ここはスミソニアン、無料です。

そして、この都心部に近いエリアに広大な土地。

動物は遥かかなたで見えないこともしばしば。

目玉はなんといっても、ジャイアントパンダでしょうか。
ここも広いので、常に？一頭がみえる位置に来るように
美味しい餌を与えられてるように感じました。

観客を前に、ずーっと、さとうきびでしょうか？
おいしそうに、しゃぶっていました。



まだまだ発見できてないよいところがあるのかなぁと
もうすぐ一年になろうとしていますが、そんなことを悶々と考えます。

「かもめの玉子」

夫が２週間近い長めの日本出張から帰宅。
今回、いろいろな場所に行かねばならないと言っていたので
あまりお土産は期待できなかったのですが、

羽田か成田で買った三陸　大船戸(岩手）の銘菓「かもめの玉子ミニ」がありました。

まだ会社勤めだったころに、同僚と出かけた東北の旅で出会ったこのお菓子が
大好きになり、でも、赤福のようにどこでも売られてはいなくて
なかなか食べる機会がなったもの。
とても懐かしいなぁと、いただきました。

ところで、家の近くの湖というか池というか、
散歩コースにあるのですが
そこに住んでいるグース一家がおります。
大人が４羽、子供が５羽くらいでしょうか。

朝、夕とも彼らの食事タイムと重なってしまうようで
水辺を離れて、歩道に上がってきて、街路樹の根元の草を食べ、
時に片道二車線ある道路を集団で横切って
反対側へ出かけてしまうこともあり、
道路は一時渋滞をしてしまうこともあります。

こちらのグースはとんでもなく大きい。
日本の鴨のようにかわいらしいサイズではありません。
ハクチョウサイズ。

先日、歩道を占領していたので、隙間をぬって通らせてもらおうとしたら
大人のグースが向ってきました。
「シーシー」という蛇のような威嚇の声、
ハリーポッターに出てくる「例のあの人」が蛇になった時に発するあの声です。
それが集団でやってくるのですから、怖い・・・・。
思わず後ずさりして、彼らが食べ終わって道を空けるまで待つか、
車が途切れたときに、急いで回避するか、という選択になりました。

彼らのたまごも、「かもめの玉子」サイズなのかなぁと
全然違うのですが、ふと想いがはせました。

Ｒｅｓｔａｕｒａｎｔ Ｗｅｅｋではあるけれど・・・・

今週、この近くのBethesdaはレストランウィークです。
前回、冬だったか、春だったか（たぶん冬）に行ったフレンチの一軒は大外れ。
でも、もう一軒のレバノン料理は、店も広く、店員もナイスで、
かつお料理が、小さく仕切られた９つのプレートに品よく
いろんな種類が出てきて、
ものすごく良かったので、
今回も行こう！と前回行けなかった友達を誘ってみる予定でしたが
この抜歯、、、、で、ようやく昨夜から離乳食から脱したものの
口の中の腫れがまだひいておらず、
おいそれなんでも噛んで食べられる状態ではなく、来週だったら行けたのに～と指をくわえることになりました。

http://www.opentable.com/promo.aspx?pid=271&m=9

日曜までやっています。お急ぎくださ～～い。

ちなみに、ＤＣのレストランウィークは
来月お盆ごろだったと思いますが、
こちらは、人気のお店の週末はすでにいっぱいでした。
さすが、みなさん早いです、ＮＹほどではないのかもしれませんが。

親知らずの抜歯

事の始まりは、半年ちょっと前の歯科でのチェックアップとクリーニングでした。
アメリカ育ちの日本人の先生、
頭は切れると思うのですが、なんかこう押しが強く、強すぎて、あまり説明も十分でないので
たぶん私とは相性が悪かったのでしょう。

ともかくそこで、上の親知らずを二本抜くことになりました。
理由は、日本では、この程度は治療する必要がないから、しっかり磨いていれば大丈夫といわれた
親知らずにできた小さい茶色のしみ。
磨きにくいから虫歯になるんです、いらない歯だし抜きましょう、との説明でした。
治療する方が大変なんですとも言われました。

それって・・・・・どうよ？

とにかく押し切られ、抜いた歯は戻らず、かみ合わせが違ってきたようです。

半年後、相性が悪いなら歯医者を替えるべしと、
苦手な英語をおして、別の評判のよい歯医者へチェックアップとクリーニングに。

困ってるところは？と聞かれ、上の親知らずを抜いてから
下の親知らずとその手前に物がはさまるようになって、
片側は治療歯なので、ひっかかってフロスでもとりきれなくて、歯茎が押されて痛い、というと
まさかの抜きましょう、攻撃。

いえいえ、下は二本もともと足りないので、いまちょうどいい本数なので、といったのですが
かみ合わせをみて、問題ない、使ってないからこういうことになるんです、とも言われ、
おととい、また歯を二本失いました。

この年になって、きれいな位置には生えてる歯を親知らずといえども抜かれるとは思いもせず、、、、。

ぽっかりと空いた隙間は、いま、血の塊でふさがっています。
そして、離乳食生活です。

久々の離乳食づくり、、、しかも量は多め。
おかゆをつぶし、サツマイモと玉ねぎのスープ、かぼちゃとたまねぎのスープ、
人参と長いもをすりおろしてだしでのばす、桃をつぶす、、、という具合です。
オートミールをこころみましたが、噛まずに飲み込むのはちょっと苦しい、
これならシリアルをどろどろにとかした方がよいかも。
そして、アメリカのおやつ？アップルソース。

頬は、片側が若干シマリスの膨らみ。
よ～～くみたらわかります。

あ～～～～～～～～～～、早く治りますように。
美味しいものが食べた～～い。

シェナンドー・ナショナルパーク

ここメリーランド(ベセスダ周辺）からドライブすること１時間半。
かなり有名らしい（紅葉がとても素晴らしいらしい、かつ鍾乳洞が有名なようです）この国立公園。

行ったのはたしか５月。

公園に入ってからも、快適なドライブコースがただただ拡がっています。
途中、見晴らし台がいくつもあり。



まぁ、こんな感じ、秋の紅葉を想像してみてください。

そして、片道一車線を時々、車がたくさん止まって閉鎖しているかと思えば。。。。



熊の親子がすぐそこに。
三匹一度に野生の熊に会えるのは珍しいことだそうで、
なんだかラッキーでした。

しばらく行くと、木の上で昼寝をしている熊を発見。
熊って、こんな高い木に登るんだぁとびっくり。



さぁて、ここまでは、我が家もふつうでした。

普通の人は、ここを延々ドライブして、鍾乳洞を見学して終わると思います。
または、たくさんあるトレイル(散歩道）を歩いたり、
積んできた自転車で走ったりというところでしょうか。

我が家の場合、鍾乳洞をみたい！といったのは私ひとり、多数決でまけて
結果、お勧めトレイル５時間コースというものに
連れて行かれることとなりました。
ドライブコースを外れて、一旦公園を出るようなことになります。
また別の場所、しかし、そこもナショナルパークの一部。

駐車車に車をとめて、案内の地図をもらって（いちおう）
でかけたのですが、まず、その入り口までも結構あり。
入口からは、
ひたすら登り坂が待っていました。

二女の手をひいて歩いたハイキングコースの記憶は遥かかなた。
今となっては、主人+子供たちはどんどん先へいき、
ついてこない私を誰かが迎えにくるという情けないことになっておりました。
(日頃のウォーキング程度では上り坂はまったくだめだということを再認識）



「もう、ここでいいよ。私はゆっくり車に戻るから・・・」と何度言ったでしょう。
約２時間半かけて、とうとう最初のポイントにたどりつけたのは
途中から主人が背中を押し、手をひき、
何度も座り込んだ私を後押ししてくれたから。



パノラマでお見せできないのが残念ですが
素晴らしい景色が広がっておりました。
そこで食べる遅い昼食は、また格別(荷物も軽くなった）。



そして、更に道は続いていたのですが・・・・
次なる試練は、石、石、石。
登って降りて、すり抜けて・・・・・ありえません。



ここで私たちは折り返すことに。

ひたすら下り、座り込むことはないものの
２時間かけて下りることに。

参りました・・・・・。
もう登れません。
でも、景色はきれいだった。

次は、ふつうに鍾乳洞に行きたいよぉぉぉ～～～。

恋しや、温泉♪

渡米してきて、ずーっとシャワー。
冬場は耐えられず、深めのバスタブにジャグジーがついているというので
湯をはりましたが、
なんと、シャワーで体を洗ってから、となると
湯が足りなくて、タブはぬるま湯に、シャワーは水に、、、という事態を引き起こし、
この家の給湯器はどうなってんだ～～？と思って以来
やっぱりシャワー生活。
たま～～に、さらに浅いシャワー兼のバスタブに湯をはって半身浴という具合で
風呂好きの私としては、そろそろ我慢も限界。

というわけで、温泉にいきた～～～～い、と叫んでみても
そこらにあるわけでなく、
いちおうここから車で１時間半くらいいった山間に、
もと外交官夫妻が経営してる和風ペンションがあり、そこが和風の温泉タブをおいてるとのこと。
しかし、気軽に行けるところではなく。。。。

春休み以来二回目の
Ｓｐａ　Ｗｏｒｌｄに行ってきました。
（でも、温泉ではありません）


湯を楽しむというよりは、
韓国式サウナ各種を楽しむところ。
館内にはあかすりや各種マッサージなども有料別料金でありますが
そちらには目もくれず、
ひたすら母と子三名、サウナ三昧。
熱くないので、長くいられ、じっくり汗をかき、横になって休む、
この繰り返し、休憩中に本を読み、
レストランには、韓国フードが食べられるというもの。

文字通り朝から夕方遅くまで一日ステイしました。

温泉にもいつか行きたいなぁぁぁ。
カナダの水着つきでもいいから♪
アラスカでもいいよ（だんだん遠くなる・・・）

やっぱり日本の温泉は最高(離れてさらに感じます）

のうさぎベイビー

リスはＮＹでもよく見かけましたが
うさぎは、めったにお目にかかれませんでした。

ここでは、うさぎもリス並みによくみることができます。
特に、春生まれの赤ちゃんウサギは、警戒心がまだあまりないのか
日中も人が通っていても、平気で出てきています。
カメラをむけても逃げず（さすがに近づくと逃げますが）、かわいいです。

木が多く緑が多いというのは、育まれてる動物も、好きではない昆虫も多いのはたしか。
ＮＹのバックヤードでみていたほたるも
このあたりでも舞っています。
陸生ほたるで、日本の源氏ほたるより大きいそうです。
日本の水生ホタルの方が、はるかに世界的には珍しく貴重なのだとか。

そういえば七夕、日本は恒例の雨だったそうですが、
こちらは、快晴でした。
が、すっかり空を見上げることを忘れていました。

Farmars Market その味

ミニトマトが絶品でした。
完熟採取はやっぱり美味しい。
これはその辺のスーパーでは味わえないかも、と
このところトマト消費量の多い我が家にとってはいい結果でした。

キュウリの味も濃い、これは好き嫌いがあるかもしれないけど
しっかり野菜の味がするのは、いいことだと思います。

そして、パン♪
レーズン＆クランベリーを買いましたが美味しくて
つい食べ過ぎてしまった。

今夜はコーンもいただきます。

Farm Marketのシーズン到来

日本でも、直販市とか大好きで、わざわざ遠くまで出かけて行ったものです。
こちらもやってはいますが
春から夏がシーズン、秋になると少なくなってきます。

というわけで、とりあえず近所のアーミッシュが毎週土曜にやってきて
やっているオーガニックマーケットはよくいってたのですが
今日は、季節限定の近所のマーケットにでかけてみることに。

デモクラシー通りとファーンウッド通りの交差点を西に入ったところ右手にあります。
(アッシュバートンエレメンタリーの看板をみて交差点を入る）

木曜と土曜の１０時から２時まで。
１０時ちょうどにいったのに
すでにすごい人。
ホールフーズで買うのと値段は変わりませんが、きっと新鮮なんだろう、と期待。

同じ曜日同じ時刻にロックビルパイク３５５沿いのトイザラスのあるモールでもやってるけど
そちらはもっと商業っぽい感じ。
でも、お値段は若干安い店もあるかも。

とりあえず、今日はこちらの野菜やパンを試してみます。

とくに桃はシーズン！美味しそうです。購入したのは白桃、黄色のもありました。

停電！power outage

6/30金曜の夜でした。
ちょうど久しぶりにこのブログを書いてた頃、
外はすごい風でした。
このあたり、木が多いのですが、ゆさゆさと揺れてる影が映ってました。
と、思ったら、突然、アラームがなり停電。。。。。
あわててコールマンのＬＥＤランタン(コスコで買ったのが役立った）をつけて
ひとつづつ取り外れるので、子供たちに一つづつもたせて
シャワーをあびさせて、寝かせました。
朝になったら戻ってるだろう・・・・・。

ところが、停電は丸二日続きました。
一週間ちょっとたった今も続いている地域もあります。
連日３８度近い猛暑、、、、、、。
水とガスは使えたのがほんとうによかった、特に水！！！

停電翌朝、補習校がないのを確認（そこも停電）し、
８時にあく近くのホールフーズに行ったら
閉店(停電のため）。
角をまわって、ＧＳをいれようとすると、長蛇の列、並んであと４台というところで
〆られてしまいました。

だんだんと悲壮感が、、、、
いざとなっても逃げることもできないＧＳなしでは。

あたりの信号も作動しておらず、交差点ではいちいち４Ｓｔｏｐ（みんな一旦停止）ルール。
ここはさすがアメリカというか、素晴らしい。
渋滞しまくりで、次のスーパーへ。
みんな氷を買ってる、あわてて中に入ると、売り切れ～～といわれ、
ほんとうについてない。
３時間後くらいにまた来るからといわれ、
とりあえず、鈴木ファームというオーガニックに近い栽培で育ててるデラウェア州の農園で
日本の野菜をオーダーしているのの受け取りが土曜だったので
でかけてみると、そこは外なのでやっていた。

しかし、受け取ったものの冷蔵庫は使えない。。。。
メリットは帰りに奥まったところにあったＧＳで並んでＧＳが入れられたこと。

車中でラジオからの情報によると
かなりひどいストーム(嵐）で、広範囲で停電してる模様。
全面復旧は６日とかいってる！！！ありえない！！
電力会社が停電してることを知らないこともあるので、電話しろといってました。
あちこちで木が倒れたことが原因らしい。
たしかに近所はご覧のとおり。。。
道がふさがっているのをのけたり、のけてもなかったり。。。



そして、木は、電線より余裕で高いのが普通で
こんな風に間をとおってたりしてるため
木が倒れると、、、、電線も切れるわよね、電柱が倒れてるところもあったし、、、、。



こういう木の剪定をすると一昨年の冬の大停電をうけて
電力会社はいってたけれど、全然間に合ってないのが現状でもあります。

とりあえず
近くのショッピングモールが開いてるということだったので
行ってみることに。

あいてました。
別世界のように、冷房も電気も通常、レストランも普通にオープン。
というわけで、夫は出張先から戻ってこれないと連絡もあったので
この日はこのモールで、映画「マダガスカル３」をみて、
買い物をして夕飯も済ませて帰宅。
で、ランタンをつけてシャワー、日が暮れるのと同時に就寝。

そして翌朝、日曜、まだ復旧してないことに軽い怒りを感じつつ、
昨日モールでみた光景を思い出す。
みんな、ＰＣやi-pad、携帯などを持ち込んであちこちで座り込んで充電してたなぁ。
携帯は車でも充電できるけれど
ＰＣでそろそろ情報を確認したい！

というわけで早めにモールへ。
といったもののすでにどの電源も満席。。。。。
お昼をファーストフードコートで食べようとしても
満席、、、、仕方ないので買って、みんながしているように通路で座り込んで
食事、、、、なんとなく視線も感じるけど仕方ない、
周囲も混み合ってる、とその時、電源があいた！
やっと充電開始。

あ～～、何やってんだろう、、、と思いつつ、
近くの図書館も閉まっていたし（でもWifiが使えるので、暑いのにみんな前で座ってやってた）、
行くあてもなく。。。。。

日曜の午後、途中で止まってしまって一泊せざるをえなくなって難をのがれた夫が
アムトラックが動き出したのでＤＣまで戻ると連絡してきた。
暑いのが苦手な夫、今夜は地下(地下は割と涼しい、冷房がなくても）で寝るかと思ったけど
それも耐えられないんだろうなぁと想像。
状況を伝えるとホテルを郊外にとるとのこと。

夫を駅まで迎えに行く途中も道がふさがれていて遠回り、
遠くのホテルまで行きつけるのか、ちょっと不安だけど仕方ない。

夫帰宅、荷造りをして出かけようとしたまさにその時、
アラームが鳴って通電開始！！！

夫「僕が帰ってきたからだな～」
能天気というか、いいよね、そう思えたら。
たまった洗濯物と格闘しながら、あらためて我が家はやっぱりいいなと再確認。
隅々まで掃除をしつつ、電気がつかえることは素晴らしいこと、
掃除はさぼらないぞ、と心に誓う。