えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

渡米 一年記念日

2007-10-14 12:24:27 | ニューヨーク新生活

昨日、10月12日は、まさに渡米してきてちょうど一年の日。

もうすぐ一年になるなぁ、と一年になった、では
私の中では、何かが大きく変わりました。
何がかわったのか、言葉では難しいのですが。
日常にみえていた景色が、一年前の記憶にある景色と重なって
輝きだしたそんな1日でもありました。

この日、私は、こちらで出会ったいちばんのお友達と一緒に
マンハッタンへでかけました。
長女のバースディプレゼントに記念になるものを贈りたいからと
人形を一緒に選んでほしいと言ってくださり、
それは頂きすぎだから、と丁重にお断りをしたものの
押し切られる形で、一緒に出かけることになりました。

10時開店のその店についたのは、10分前。
バーゲンでもないのに、長い行列ができていて驚きました。

夏に来たときは、そんなに混んでいなかったけれど
去年のクリスマス前や新年あけてからすぐは
ほんとうに店は入れなくくらい混雑をしていて
その店の近くでは、トレードマークの赤い紙袋をさげた人たちで
あふれていたのを覚えています。

今まで、あえて買わなかったこのお人形を
どうしても買ってあげたいから、と言われた時は、少し複雑でした。

長女はたしかに、ほしいといっていましたが
それは、ここに住んでいるからであって
日本に帰ったら、きっとそれでは遊べるわけがないし
サイズも大きいし、なんだか将来の措置に困りそうな気がしたからです。

長女はたしかに、去年のクリスマスにサンタに手紙を書いていました。
アメリカンガールがほしいです、と。
そして、今年の誕生日も、そういいましたが
次候補だった、i-padを購入しました。

それが、いよいよやってくる。。。。。
それも、特別の想いと一緒に。

もちろん長女には内緒でした。
日曜に招待されているお友達の誕生日会に、
アメリカンドールのお洋服などを買ってくるから
カタログをみせて、といって見せてもらいながら
どれが空きなのか、よく聞いて店に行きました。

さて、店に到着すると
なぜ、この人形を選んだのかわからないと、議論になりました。
大人から見ると、こっちの方がかわいいよね、と。
選ばれていた人形と、自分達の候補の人形を持ち歩きながら
店を上から下まで散策しました。
結構異様だったと思います。

で、結論、同じような顔をしているYear Dollにしよう、で決まりました。
Year Dollはその一年限りの人形で
来年はもう売られないからです。

贈ってくださる方は、記念にしたいから、という想いが強く
お誕生日ということと
一年間ほんとうによく頑張ったね、と叔母がわりとして
贈りたいのよ、と言ってくださいました。
親は、頑張ったなぁとは思っても
どんどん欲がでて、もっと頑張りなさいってついつい言ってしまうから
こういうことはなかなか出来ないから、
一年一緒に過ごして、一緒に見守ってきた私から贈りたいの、と言われました。

初めて海外に来て、最初の一年は
ほんとうにいろいろと辛いことも大変だったこともあったと思います、と。
私も、初めて来たときに、仲良くしていた方から
記念になるものを、と一年頑張ったご褒美にと
子供たちに大きな贈り物をいただいたから
負担に思わないで、次、海外にいって逆の立場になったら
そうして差し上げて、といわれ、ありがたくお受けすることにしました。

長い時間をかけて選んだ人形は、なんと二女にも、少し早い誕生日になるけれど
一緒に渡した方が遊べるからと、贈ってくださり
言葉になりませんでした。

このお人形、とてもお友達の誕生日に贈るような値段ではないからです。

御返しなどは、親の仕事として、
とにかく、この記念日に、彼女と一緒に過ごせたことが
私はとても嬉しかったです。
人形やさんと、他のショップも少し買い物にまわり
お昼を一緒に食べて帰ったのですが
私の心の中では、一年前にたしかに来たな~という記憶がよみがえり
景色が重なり、だけど、そこに一年一緒に過ごしてきた彼女がいる。
苦しい時、つらい時、困った時、
私たちの方が助けてもらうこと、教わることが圧倒的に多かったと思うのですが
助け合いながら、乗り越えてきて
楽しい時も分かち合い過ごしてきました。

この年になって、こんな友達ができるなんて想いもしなかった、
彼女がそういってくれましたが、同じ想いを私も感じています。

夕方お子さんと一緒に、さっそくカードをそえてお人形を
届けにきてくださいました。

箱から出して、手にとって見ると、愛らしく
子供たちはもちろん大喜びです。
私も、これはただのお人形ではなく、特別な想いがそこに宿っている
特別なお人形として、その存在を愛おしく感じています。






トリニティ教会 ボストンから

2007-10-14 12:01:45 | ニューヨーク新生活

トリニティというのは、どう意味があるのでしょうか?
キリスト教=プロテスタントとカトリックくらいしかないと思っていた私には
わかるはずもありませんが、こちらにきて、素晴らしい教会の建物にはいくつも出会っています。

ニューヨーク五番街にも、トリニティ教会、立派に建っています。
そして、ここボストンにも、一等地とも思えるいい場所に、それはありました。

ほんとうに天井が高く、ひとつひとつのステンドグラスの素晴らしさには
ため息がこぼれます。

ダックツアー in ボストン

2007-10-14 11:58:19 | ニューヨーク新生活

ボストンの観光目玉として
ダックツアー(英語)なるものがあります。
日本人のみならずアメリカ人にも大人気のこのツアー。
連休とあらば、かなり前から時間指定チケットをとっておかないと
希望の時間はほとんど売り切れという状態です。

科学館前とマリオット前とふたつの出発ポイントがあります。

今回、ホテルから近いということで
マリオット前から乗車しました。
チケットはもちろん事前にWebから購入しました。

なぜ、ダックなのか。
この車、水陸両用車なのです。
車は、いろんなカラーがありますし
後方の形がちょっと違っていたりするものもあります。

さて、出発予定時刻の30分前到着がのぞましいと書かれていたので
朝8時半に行くと
すでに、先着者が6名ほどいました。
チケットに表記されいてる番号の車の待合に座って待ちます。

15分前に、チケットを提示して乗船します。
並んでいた順に席に案内されていきますが
乗り込む前に、グループごとに写真を撮ってくれます。
この写真は、いつどこで売られるのだろうか??
宣伝がなかったので、謎のままです。

さぁ、定刻、いよいよ出発です。

約80分のこのツアー、
足早にボストンの街を回っていきます。
あひるの笛をもった愉快なおじさんが
運転しながら、ずっと観光案内を面白おかしくしてくれます。
英語、すべてわからなくても、これは楽しい。。。。

車窓からいろんな景色がみえます。
少々天気が悪く、薄暗いですが。。。。



50分ちょっと陸を走ったでしょうか。
いよいよ車は、湾に近づいていきました。
いえ、川かもしれません(笑)。

そ~~と、砂利道をくだっていって
さぁ、みんなシャッターを構えて!!
3・2・1・・・0



水の中へ・・・・・。

ボートのように、うかびながら
今度は水の上からの観光です。

その間、運転をしたい人は、手をあげて!というコーナーがありました。
小さい子供から順に、手をあげて
カメラをもって運転席へ。
ハンドルをにぎり、フック船長のポーズをとって
写真をとってもらい、ステッカーをもらってきます。

アメリカ人の小さい子も、中国人の子も
アメリカ人の大人も、日本人の大人も、やりたい人は
どんどん手をあげていくというのに、
どこまでシャイなのでしょう。。。うちの子たちはずっと隠れていました・・・・。

水をぬけて、今度はまた陸走る。
風がつめた~~い。
二女、私のコートにかくれて、下をむいていました、おいおい。。。。

車をおりて、うちの子たち
スタンドへいそいそとむかい
ダックツアーのおじちゃんが使っていたダックの笛を買い求めました。
ひとつ$4、くわえるとアヒルのような顔になり
音は、くわっ、ともぐわっとも聞こえます。

こちらにかえってからも、時々ふいています。