『流しのしたの骨』江國香織
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
いまはなにもしていず、夜の散歩が習慣の19歳の私こと子、おっとりとして頑固な長姉そよちゃん、妙ちきりんで優しい次姉しま子ちゃん、笑顔が健やかで一番平らかな‘小さな弟’律の四人姉弟と、詩人で生活に様々なこだわりを持つ母、規律を重んじる家族想いの父、の六人家族。ちょっと変だけれど幸福な宮坂家の、晩秋から春までの出来事を静かに描いた、不思議で心地よくいとおしい物語。
江國香織だな~という本だった。
この人の本ってブクログにも書いたけれど、なんだろう、読んで!読んで!って勧めたくなる本じゃあない。だけど、一度読んでみてはどう?って言いたくなる、そんな本が多いような気がする。
それと、自分の心の場所がちょっと不安定だった場合、がっさりすくわれる。
救われるのではなく、足もとをがっさりすくわれる。
だから読む時期を選ばないとちょっと困った自体に陥るかも、なんても思ったりする。
昨日の出来事はすべてものがたりに変わり
明日のわたしを夢に見ながら
今日のわたしを生きている
「読語ライブ」(解説)より
解説もとても興味深かった。
旅芸人って書いてたけど、名前聞いたことなかったなあ。
よそのおうちって本当に別世界だよね。
うちでは当たり前が当たり前じゃない。
そこに漂う空気自体が何か特殊なもののような気がする。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
いまはなにもしていず、夜の散歩が習慣の19歳の私こと子、おっとりとして頑固な長姉そよちゃん、妙ちきりんで優しい次姉しま子ちゃん、笑顔が健やかで一番平らかな‘小さな弟’律の四人姉弟と、詩人で生活に様々なこだわりを持つ母、規律を重んじる家族想いの父、の六人家族。ちょっと変だけれど幸福な宮坂家の、晩秋から春までの出来事を静かに描いた、不思議で心地よくいとおしい物語。
江國香織だな~という本だった。
この人の本ってブクログにも書いたけれど、なんだろう、読んで!読んで!って勧めたくなる本じゃあない。だけど、一度読んでみてはどう?って言いたくなる、そんな本が多いような気がする。
それと、自分の心の場所がちょっと不安定だった場合、がっさりすくわれる。
救われるのではなく、足もとをがっさりすくわれる。
だから読む時期を選ばないとちょっと困った自体に陥るかも、なんても思ったりする。
昨日の出来事はすべてものがたりに変わり
明日のわたしを夢に見ながら
今日のわたしを生きている
「読語ライブ」(解説)より
解説もとても興味深かった。
旅芸人って書いてたけど、名前聞いたことなかったなあ。
よそのおうちって本当に別世界だよね。
うちでは当たり前が当たり前じゃない。
そこに漂う空気自体が何か特殊なもののような気がする。
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