もみぢばの まなくちりぬる このしたは あきのかげこそ のこらざりけれ
もみぢ葉の まなく散りぬる 木のしたは 秋の影こそ 残らざりけれ
もみじの葉が間断なく散ってしまった木の下には、木蔭も秋の風情もすっかりなくなってしまった。
第四句の「影」に「(秋の)姿」と「(木の)蔭」の両義を持たせ、葉が散ってしまった木の下には木蔭はもちろん、そもそもの秋の風情すらも残っていないと、巧みに詠んでいます。
もみぢばの まなくちりぬる このしたは あきのかげこそ のこらざりけれ
もみぢ葉の まなく散りぬる 木のしたは 秋の影こそ 残らざりけれ
もみじの葉が間断なく散ってしまった木の下には、木蔭も秋の風情もすっかりなくなってしまった。
第四句の「影」に「(秋の)姿」と「(木の)蔭」の両義を持たせ、葉が散ってしまった木の下には木蔭はもちろん、そもそもの秋の風情すらも残っていないと、巧みに詠んでいます。