日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

週刊誌はありがたい

2010-03-06 | 香港に思う
インターネットの時代になって、海外に住んでいてもパソコンのスイッチを入れれば日本の状況がだいたいつかめるという便利な世の中になった。
ところが、香港にあって活字に餓えてきてしまった。日ごろから新聞と月一冊ぐらいの文庫本がせいぜいという私なのに。うまく説明できないが、インターネットと毎朝配達される日本経済新聞衛星版だけでは、よく知ることの出来ない日本の姿があるようなのだ。その一端は、新聞におまけのようにもれなくついているテレビ欄に垣間見ることが出来る。
ワイドショーは半分はわからない。新聞の週刊誌の広告を丹念にチェックしているとわからないうちの10%ぐらいは輪郭が見えてくるがやっぱりわからない。歌番組やドラマはもっと悲惨だ。筋や流行歌がわからないのは当然としても、出演者や歌手の顔と名前が一致しない、というか歌手にいたっては名前すら知らない。いや、グループなのか個人なのか、男性か女性かもわからない。だから帰国してもテレビは自然に見なくなります。

こんな状況の中で、日本国とつながる蜘蛛の糸のような存在になっているのが、社内連絡郵便の中に入ってくる、読み古しの週刊誌なのだ。記事の信憑性や新鮮さなんて問題外。これだけ読み応えのある書類は職場では他にないのです。結果がわかっている選挙の予想記事みたいなのもたまにはあるけど、だいたいの記事は半年ぐらいのずれはほとんど影響しない。特に随筆は連載をまとめたものが文庫本化されるものばかりだから、文庫本の読者よりは早い、ということにもなる。週刊誌はよくよく見ると、見開き文字だけ、というページがまったくないのですね。これが新聞との違いです。飽きさせないように工夫しているのですね。絵や写真や図や囲みなどアクセントがあるし、短い記事なら1ページ、随筆だと2ページが多いのですきま時間の気分転換にもいい。

ということで、配給品にはかなり重宝しております。

香港 もちつき会

2010-03-03 | 香港 催事
ここは柔道場です。柔道はしませんが、以前にも2回来たことがあります。
目的は、お餅です。

不思議なことに、日本ではもちつき会の催しにはまったく縁がなくて、唯一の機会が韓国のお正月という催しだったから、日本的なもちつき会は香港でしか経験していないことになる。

もちつき会はよろしいですね。真昼間から堂々と生ビールがぐびぐび飲めます。飲み放題です。何たってここは柔道場のくせに台所もあれば生ビールサーバーもあるので、ビールやら鍋やらが次々出てきます。すしや刺身も頼んでくれたようです。ありがたい施設です。

でも、一番喜んだのは子供たちでしょう。子供さんだけ、体験もちつきができます。それを親たちがデジカメやビデオで撮ってこれまたご満悦の様子。

海外に住んでいて、こうした日本的な催しというのは文化交流という側面もありますが、なにより在留邦人にとってありがたいものです。