地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

京都刑務所から

2018-04-24 19:43:00 | 日記
電話、メール、ラインなど色々な通信手段は有り、日々驚くような進歩をしていますが。

刑務所からの通信手段は 郵便です。



大阪だったか神戸だったか忘れましたが、検閲の印は刑務所によって違うんですねぇ~。
以前に来た手紙には桜を型どったマークの印でした。

Kのマークは京都のKなんでしょうかね❓

なにぶん、アッチコッチから来るものですから(笑) 収集できそう


梅川(仮名)・・・・・
いったい何度、警察の厄介になったら気が済むのか。
今回で 何度目かわからないくらいの 刑務所暮らしです。
懲役期間を合計すると 、たぶん20年は超えますね。
本当に懲りない男です💨💨💨

もうこうなると 些細なことでも 確実に実刑ですネ。
刑期が終わり、社会に出ても誰も助けてくれない。自業自得と言えばそれまでですが、、、

それでも彼は生きていかなければならない現実があり、実際にはかなり厳しいものがあります。

社会で生きていくのに役立つスキルが有れば良いが、そんなものが有れば刑務所には行っていないでしょう。

彼の事をかばうのでは無いけど、何度も刑務所に行ったから誰も助けてくれないのではなくて、社会に出る前からハンデを負っていた。

小学生の頃に母親が蒸発。その後、1年も経たない内に父親も居なくなった。

遠縁のお婆さんに育てられていたが、その人も亡くなり中学を卒業と同時に単身で都会に、、、、。

それから数年後に、風の便りで父親の居場所が解った。それが偶然にも近い所だったので会いに行った。
父親は独り暮らしで、あまり良い生活はしていなかったが、そこは親子で、なんとなく良い関係を保てたらしい。

ところが、、不運は止まらない。

ほんの1年も経たない内に病気で亡くなってしまった。
まだ二十歳ソコソコで、また独りぼっちになってしまった。

そんな時に知り合った人に金儲けの手伝いをしないかと誘われた。教えられるままに手伝いをしたのが、、、手形のパクりだった。

その関連の犯罪で最初に刑務所に行く事に。(少年期に額の大きな万引き・窃盗で保護観察処分)

刑務所って矯正施設でもあるのですが、犯罪者の再編施設でもあるんです。そこには色々な罪を犯した男が集まっているわけです。

そこで話し合うのは自分の得意分野。それぞれの得意な事を組み合わせて、、、次は上手くやる‼

暴力・詐欺・窃盗・転売・組織・機器と得意分野を組み合わせれば、以前より上手く行くと考える。
刑務所は犯罪予備校でもあるわけです。
もちろん、反省して立ち直る人も多いのですが、彼は・・・・・




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