台風の風

台風が東北地方を横切ったり、関東地方に近づいたり

台風と言えば沖縄・九州・四国・近畿の南部と相場は決まっていたのに

その地方には全く関係ない地方に進路を取っています。

どうなってるんでしょう？

とりあえず台風7号は過ぎ去る形に成り、東京などの都市部ではほぼ平常に戻るでしょう。

台風の時に風速が秒速20mとか30mとか表示されますが

瞬間的に吹く風はその1.5倍から2倍くらいになります。

マンションなどの鉄筋コンクリートの建物では窓に雨戸がありません。

ガラスの品質が上がり、その必要がないと考えられています。(昭和40年以降)

確かに昔の窓ガラスと違って、それなりの規制もあり、ある一定以上の風速や圧力に耐えられるようになっています。

しかし、、、それは地方によって違っているんです。

一般的には50m/秒の風速に耐えられるのですが、あまり台風に関係のない地方では、その基準が半分程度だったりします。

東京などは20m/秒代だったと思います。。。たぶん

一般の戸建て住宅は木造と鉄骨作りが大半で、木造住宅は雨戸だったり、窓用のシャッターだったりするのですが、意外と鉄骨作りの住宅は雨戸もシャッターも無い場合が多いんです。

マンションの3階以上だと、何か物が飛んできて窓ガラスに当たる事は少ないでしょうが、二階までの家だとその危険は有りますね。

強風で窓ガラスは弓状になっていて、そこに何かが当たると簡単に割れます。

ガラスは圧には強く、引っ張りには弱いんです。

軽くたわむと内側は圧ですが、外側は伸びて引っ張りの力が加わります。

家の場合は外から風が吹くので、内側に膨らみ内側に引っ張りの力が加わります。

今回の台風7号で千葉の海岸線の地域には、物凄いが風が吹いたと思います。

運よくガラスが割れる事が無くても、その恐怖は感じた事でしょう。

気候が変わったと言われ、自然災害も今までとは違う形になりつつあります。

台風の中心が千葉の横まで来ても、中心気圧が950ミリバールも有ったのには驚きでした。

良く言われている事ですが海水温がかなり高いんでしょうね。

全ての家が鉄筋コンクリート造りなら、台風や地震にも強いのですが、建築費用を考えると、そう簡単には行きません。

古典的ではありますが「雨戸」の効果を見直す必要があるかも知れませんね

台風とは関係ないのですが・・・

ガラスにも色んな種類がありますよね。

強化ガラスとか金網が入ったガラスとか・・・・

それら全て防犯の役には立ちません、全てハンマーで簡単に割れます。