アースクエスト BLOG

シーカヤック アースクエストのブログです。

大島の洞窟

2006-06-24 05:51:43 | お勧めスポット

出島の東に浮かぶ無人島、大島の洞窟です。
なかなかチャンスはありませんが、凪の日は、ある程度カヤックをコントロールできる方なら入ることが出来るでしょう。

南の入り口から入って、満潮時なら左側にも通り抜けできますが、通常は鋭角に右に曲がって南東側の洞窟へ続けて入ります。

うねりが入るところですので、狭い岩場での波に慣れていることが必用です。慌てず、冷静にカヤックをコントロールします。

もちろん、ヘルメットは必須です。



平水面での練習で満足していませんか?あなたのテクニックは、波のある岩場で使えますか?

週末ツアー・イベント情報

2006-06-23 09:23:21 | シーカヤックツアー
今日の御前浜は、時折晴れ間も覗いて良い天気です。
天気予報は、まったくあてにならなくなっていますね・・・。
まぁ、いつものことですが。

この週末、アースクエストでは出島一周ツアー交流会試乗会の3つのプログラムを開催します。

24日土曜日は、出島一周のツアーです。約20kmのツーリングで、経験者の方にはのんびりと、初級者の方にはちょっとチャレンジングなコース設定です。ここ数日、海が穏やかな状態が続いており、土曜日もべた凪になる予定です。

見所は、春濁りが取れてキレイになってきた海、出荷が最盛期を迎えた銀ザケの生け簀、海岸を彩るニッコウキスゲ、ウミネコやウミウの繁殖地(雛が見られます)などなど盛りだくさん。条件が良くて、大島まで渡れればスカシユリも咲いています。もちろん、岩場巡りも楽しみます。





ツアーの後は、シャワーでさっぱり。
夜の部も続けて参加される方は、のんびり海を眺めながら生ビールをどうぞ!程良く疲れた体に、命の水がしみ渡ります。

24日の夜は、パドルコーストの吉角氏、MESAの草山氏を交えての交流会です。旬の海の幸を肴に、カヤック談義に花が咲きます。三重の海、岩手の海でシーカヤック黎明期より漕ぎ続けているお二人とのお話しも楽しみですね。



そして25日は、ノースショアデザインとパドルコースト製カヤックの試乗会です。

ショアライン、フェーゴ、ショアラインLC、マリナ、ミストラル、アトランティック、バッカニア、ポーラー、カリプソの合計9モデルのカヤックののり比べが出来ます。こんなチャンスはめったにありません。


※写真はイメージです。今回の試乗会は砂浜で行います。

25日午後は、パドルコースト 吉角氏によるシーカヤックスキルアップ講習も開催致します。

さらに、26日月曜日はJSCAのSRP(セーフティー&レスキュープログラム)を東北では初めて開催致します。レスキューの基礎を座学・実技を通じてしっかり学べます。SRPは、初級者からベテランまでが対象の基礎的なプログラムです。

盛りだくさんの週末。皆様のお越しをお待ちしております。




ウミネコの雛

2006-06-22 23:39:35 | 季節の話題


出島エリアのウミネコのコロニーでは、子育てが始まっています。
天気の良かった今日は、巣の外で日光を浴びている雛をたくさん見かけました。

出島東の、大島では昨年までたくさんのウミウとウミネコが繁殖していましたが、今年はどういう訳か繁殖数がゼロでした。

一体どうしたんでしょう????


↑例年、ウミネコとウミウが繁殖していた大島。ことしはなぜかゼロ。
むき出しだった地面が草に覆われています。

大島では、スカシユリが咲いていました。


出島一周のツアーでは、さまざまな景色と生き物たちに出会えます。
出島往復ツアーの次は、一周にチャレンジしましょう!

夏至

2006-06-21 09:04:17 | 季節の話題
今日は夏至ですね。
夏至にちなんでツアーを企画しましたが・・・・。
まぁ、それはさておき夏至と言えば、
①一年で一番日が長い(日出04:10/日没19:01)
②一年で一番北から太陽が昇る(059°)

ちなみに、一番日没が遅いのは6月26日~7月1日(19:02)です。
※上記日出・日没時間は仙台、日出の方位は御前浜のものです。

季節の移ろいを肌で感じるシーカヤッカーには、暦の知識も必用ですね。

日月出没計算サービス→Click!
よく利用させてもらっています。

そうそう、夏至と言えばこれですね。


キャンプ場、特にオートキャンプ場に行くと、煌々としたまばゆい光を放つマントル付きのガスやガソリンランタンが競演していますね。
まぁ、否定はしませんがキャンパー(オートキャンパー)ですら必要以上に夜の明かりを求めているのがよく分かります。

アースクエストのキャンプツアーの夜は、あまり明かりをつけずに過ごします。明かりを最小限にすることで、雰囲気が良くなるのはもちろん、虫があまり寄ってこなくなります。
明かりは、小さな灯油ランプと焚き火の炎だけ。
食事をするには十分です。
あとは、各自のヘッドランプで必用な時に必用な明るさを確保します。

町の中に住んでいても、たまには明かりを消して、夜の暗さを楽しむのも良いですね。



カモメの陸上がり

2006-06-20 20:58:13 | セーフティー


昨日の夕方、石巻地方は雷雨に見舞われました。
御前浜では、雨がぱらついて遠くに雷鳴が聞こえただけですが、石巻ではかなりの頻度で落雷が観測されたようです。

上の写真は、雷鳴が聞こえてくる直前に、螺旋状に旋回しながら上昇気流をとらえているウミネコとトビの群です。タイミングが合わずに、群れが小さくなったときの写真ですが、実際にはこの10倍ぐらいの鳥が旋回しながら上昇していました。

地元では、カモメ(ウミネコ)が陸に上がると雨が降ると言われています。
昨日は、まさにその通りになりました。

陸上にウミネコが群れて旋回していたら、要注意ですね。