アースクエスト BLOG

シーカヤック アースクエストのブログです。

潮間帯

2006-02-24 20:56:55 | 季節の話題
満潮と干潮の間にある海岸線。
陸と海の境界です。
同時に、海と空気の境界にもなります。

多くの生き物は、境界に住んでいます。
人間は、大地と空気の境界・陸上に。
海藻は、海底と海の境界に。
潮間帯は、陸と海が交互に訪れる、特殊な境界です。
気温・水温・湿度・日光・・・・・、様々な自然条件がめまぐるしく変わる
厳しい場所のはずです。
したし、実際には様々な生き物たちが得意分野ごとにすみわけをして生息しています。



写真下から、サンゴモの仲間・ひじき・ムラサキインコガイ。
乾燥や、直射日光に対する強さなどの様々な条件に応じて帯状に住み分けている生き物たち。他にも、波に対する強さの度合いも影響してきます。

潮間帯の生き物を知れば、そこがどれだけ荒れるエリアなのかおおよその見当をつけることができます。

ちなみに、サンゴモは比較的波が当たる岩場や外洋の岩場の潮間帯下部に多く見られます。これがあるところは、時化のときはパドリングができないような場所に多く見られます。反対に、湾内の波あたりの弱いところではほとんど見かけません。

生き物を知ることで、シーカヤッキングに必須の判断力を身につける貴重な情報を得られるようになります。


浮き桟橋

2006-02-22 21:15:00 | 業界情報
アメリカ・シアトル沖のベインブリッジアイランドにある現地アウトフィッターの専用浮き桟橋。
波の穏やかなところでは、かなりメジャーな出艇場所になります。
砂浜からの出艇しかしたことがないと、最初は戸惑いますが、慣れれば楽な出艇場所です。
御前浜にも作れれば良いのですが、浮き桟橋を作れるほど穏やかな海ではないので・・・・・。



この浮き桟橋は、艇庫もかねていて、たくさんのシーカヤックやカナディアンカヌーがラックに積まれていました。



こんな別荘があったら、楽しいですね。



2006-02-21 21:43:03 | セーフティー
今朝は、久々に霧が出ましたね。
海の上で霧に遭遇したことはありますか?
幻想的な景色が楽しめる反面、目標物が見えなくなるとコンパスなしで進むのは、非常に困難になります。
岸近くを漕いでいれば、地図と記憶を頼りに進むこともできますが、周囲が真っ白の状態で勘で進むと、ほとんどの場合進路を誤ります。

知人の漁師さんも、沖で濃霧が出ると養殖筏に船を舫って霧が晴れるのを待ちます。

ある漁師さんは、霧の中勘で船を進めていたら、まったく正反対の漁港についてしまったことがあるそうです。





暖かい日が続きますね。

2006-02-20 18:16:17 | ノンジャンル
2月半ば入ってから、暖かい日が続きますね。
御前浜では、大きく潮が引く晴れた日には、フノリ採りに出かける地元の方でにぎわっています。
季節の移り変わりを肌で感じますね。

昨日は、ピクニックに来た親子連れもいましたが、曇るとまだ肌寒いのか、お昼を食べた後すぐに帰って行ってしまいました。

海も、穏やかな日が続いて、透明度がものすごく高くなっています。

今年の春は、春の味覚ツアー・お花見ツアーを企画します。
詳細は、3月にはアップします。

お楽しみに!