今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

南瓜のニョッキと野菜ソースのラザニア

2020年09月17日 | 今日の料理
今年は酷暑だったからか、トウモロコシも甘かったが、茹で野菜の中のカボチャが凄まじく甘くて、お菓子みたいなのでとてもご飯のおかずには出来なかったので
(サラダとかにしても、マヨネーズの酸味を凌駕するぐらいの甘さなので、とてもご飯の甘さにプラスして食べる気にならないぐらい、凄まじい甘さだった)
※南瓜の茹で汁も取ってあった。


だからこの甘さを活かし、甘くて優しいカボチャのニョッキにしようと、

皮と分けて
(分けなくても作れない事もないだろうが、ゴソゴソするかな?って・・・)

とりあえずレンチンをして
※今回はニョッキなので水分を少しでも飛ばしたいから蓋をせずレンチンをした方が乾きが良い

身はニョッキにしようと思ったが、カボチャは水分が多い為、粉を少し増やさないといけないので、強力粉と薄力粉のブレンド3:7ぐらいの割合
ニョッキはグルテンを出すと良くないので)

計量しておいたボウルに移して潰してから

同量+アルファの粉と、一応(甘いから)塩・胡椒を少々
後で味を付けるので薄~めに

遊びなので、このまま卵液も入れずに(←遊びで命1個使うのは感謝出来ていない)、混ぜて一塊にしていく。
あまりにも乾燥が強かったら、南瓜の茹で汁を少し足すが、やはり南瓜は結構水分があるので結構大丈夫だろう。

※このまま10分ぐらい置く。

余った皮をきざんでおき

薄力粉7:強力粉3・塩少々ぐらいの粉と茹で汁の底に溜まった黄色い粒子のある部分を混ぜ込んで

やはり少し水分が多くやりづらいが伸ばして手打ちパスタに(今回はラザニア)。

好みの大きさ裁断し乾かしておく。

10分ぐらい放置しておいたニョッキを伸ばして切り、フォーク等で好みのカタチに整形をして
(今回は基本の俵型、3~4種類までは知っているが先ずは基本)

ラザニアも茹でて冷水にとり、さて、どうしようか・・・

そうだ、茹で汁でアスパラを茹でて

※:牛乳と僅かな茹で汁とアスパラの茎・茹でてあった人参・茹でてあったキャベツとミキサーにかけて野菜ペーストを作ろう。
ペーストにしてから塩・胡椒で味を薄めに整える加熱で濃くなるから

とりあえずオリーブオイルを塗った耐熱皿にラザニアを敷いて野菜ソースを塗り
ソースが先だっけ?久しぶり過ぎて忘れてしまったよ・・・)

茄子の輪切りとチーズ
茄子は炒めればよかったかな・・・

何層かにし、ラザニアで蓋をしてソースをかけ、鉄板に湯を張り、250度のオーブンで15分でいいところを20分焼いてしまった。
(少し焦げた、パン粉とかかけていたら大変だったな・・・あぶね~、15分で5分前にパン粉ぐらいでいいのかも)

フライパンにバターを溶かし、色々なモノを茹でた茹で汁と冷凍をしておいたタイムを入れ
少しタイムを入れ過ぎた・・・まだこの配分が解からない、何事も未熟だとやり過ぎてしまうものだ・・・)

一応、茹で汁がスープストックの代わりなのでチキンスープの素を少しだけ入れた
(野菜の出汁が出ていたのだが一応・・・)

ニョッキを入れ、汁気が1/3まで減ったら、チキンスープの素に塩気があるのと生地にも塩を僅かに入れてあるので、僅かに塩を入れ、
(今回は胡椒も僅かに入れた)
味を整え

忘れていた茹でたアスパラの穂先を入れ(←本当は味を付ける前に入れておけばよかったな)、
混ぜて完成。

無茶苦茶美味しかった。
南瓜の甘みと、アスパラのホロ苦さが丁度ほぼバランスよくなる感じで、白ワインでも欲しくなる感じ。
(赤やウイスキーの水割りでもいいのかもしれないが)

こういう、旬の素材(←南瓜の方ね)の味が強い時、それを活かした調理法にしてもいいのかもしれないという視点を持ってみるのもいいのかも・・・

余ったソースは、アルフレッド風のパスタみたいに、

少し塩を強くした湯で茹でただけのパスタを混ぜて乳化させ
(パスタの分量に対しソースが足りなそうだったらバターを少し小分けに皿において熱いパスタを混ぜ)
僅かな塩で味を整えて、完成。
※いつもは規定分数の1分前に湯からパスタをあげるが、フライパンや鍋等で麺をあおらないので、ほぼ規定どおり(20秒~30秒ぐらい早めただけ)にして、皿の中で混ぜている段階で丁度良くなるようにもっていった。
※塩気とは冷める過程でよりしみ込んでいくので、出来立ては少し薄いかな?ぐらいで後々丁度良いと思う(実際そうなったし)。

問題無く美味しい事は美味しのだが、
パスタにするなら、ラザニアの方は、オーブンで焼かないでタリアッテレみたいに太く切っても良かったな・・・

なんか頭が働かなくて、何を作ろうってのがなく、次々身体が動いていってしまって、制御出来なかった。
なんちゃって野菜ソースが出来てよかったよ・・・

「慣れない(←ラザニアがあまり好きではない)」&「早くニョッキを作りたい」ので、より頭が回っていなかったから、こういう時に怪我をし易いから、作っていて焦りに焦ったな・・・が、※ラザニアは食べずに余熱で更に火を通し、後日レンチンをして食べた。
※味は、茄子とチーズが重ねられて野菜のサッパリと下味がするので、ギリシャとかトルコにあるムサカみたいな感じに近いが、トマトやヨーグルトの酸味とかが無い分、アタック感が優しくて、野菜ソースというモノを学べてよかった・・・
この優しさ・丸さ、まあるさ、は、外じゃ食べられないわ・・・
※ただ、ラザニアの麺が作り立てではない為、伸びてしまっている部分が勿体なかった
これ作り立てだったら凄い事になっていたぞ。
※茄子が余熱で火が通っているので、そのままだとやや火の通りが甘かったかも?(まあ生で喰えるが、生から入れたからこそ、この凄い風味が出たのかもしれないし)、上にアルミホイルでもかけて30分ぐらいでよかったのかな?

※収穫は、茹で野菜で作る野菜ソースが偶然だけれど勉強になった。



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