今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

失敗、失敗、オーブントースターで様々な技を詰め込んだロールケーキ。パータ・ビスキュイ。

2018年01月04日 | スイーツ
ホイップした生クリームが余っていたので、

オーブントースターで簡単にロールケーキが作れると聞いた。
確かに鉄板があれば出来るよな~と、イザという時に(←どんな時?)動けるかな?とやってみる事にした。

先ずクッキンシート(又はオーブンシート)を鉄板の大きさに切る。

次にアルミホイルを鉄板の大きさに切る。(焦げるからね

卵黄と卵白を別々に泡立てる別立てのパータ・ビスキュイなんだ?
(因みに普通のスポンジケーキがパータ・ジェノワーズね)

パータ・ビスキュイは外側がサックリで内側フワッと口に入れると溶けていく感じなんだよな。

紅茶味の生地にするので、お湯を沸かして、T-バッグの上辺を切っておく

袋が上下切れて下からこぼれてしまうのでシッカリ押さえて袋の構造を知ると良い)

濃く煮出して(風味付けの為に少し茶葉を残しておく)。

濾しておく。

濃い紅茶は冷ましておく。

煮出して冷めた濃い紅茶は大さじ1しか使わないけれど

ある程度の量が無いと煮出せなかったので、保冷剤と水で冷やす。

粉を40g=大さじ5計量し、

空気を含ます為にふるう。

ハンドミキサーって、うちのは2つの回転腕(?)が付いているので(あんまりパワー無いけれど)。

作業アレンジ:2つのボウルを泡立てるのに、1度に2本使うと、洗う手間が増えるので1本づつ。
(布巾でふき取っても人間の目には見えない水の雫や粒子が付着して混ざるのが嫌だった、その地域・地域の【水の臭い】とか風味って結構あって良くも悪くも重要だから・・・イタリアンは「水を調味料として見ている」とよく専門書で言われるし)

砂糖を大さじ4(たしか40g)計量し

片方で先ずメレンゲを作り始め

少し泡立ったら、砂糖の半量を加え

泡立てる。

が、やっぱり1本だと泡立ちが悪いので、氷水(保冷剤)を用意して

冷煎しながら泡立てることにした。

ピンと泡立つまで(かなり硬めに

ミキサーの周りに付いているメレンゲを払って1本は流しに

2本目を差込み(劣化のバランスを取る為に次は逆側の穴に装着

卵黄と残りの砂糖を擂り合わせる。

普通ならここで溶かしバターだけれど、サラダオイル大さじ1を混ぜる
そうだ、ここで普通のパータ・ジェノワーズのスポンジケーキと違う事で気付けば良かったんだ、何故普通だったらやや熱い解かしバターを卵黄に加えて固まらせるのを防ぐかを!・・・っていうーかパータビスキュイは溶かしバターも油も入れないんじゃないか

そして混ぜ合わせ

メレンゲを1度メレンゲを1/3量入れて、卵黄を緩め、後から入れるメレンゲを混ぜ易くする。

残りのメレンゲも混ぜ込む

ふるった粉を全面に広げるように入れる。

この時に紅茶の葉っぱと

紅茶液も混ぜ込む(上からかけていいのだろうか?粉質がデンプンが出てしまわないだろうか?練られてしまうというか?)。

粉が下に沈まないように下から上に泡を壊さないようにサックリ混ぜる。

なんかいつものスポンジケーキとやや感触が違って(柔らかいというか)上手く混ざらないな・・・

混ぜたらクッキングシートを敷いた鉄板に流し込む。

箸などで均等に均して

角の隙間も押し込んで

鉄板を何度かトントンと低い高さから落して空気を抜く。

オーブントースターに入れ焼くのだが・・・

(ここで問題が、うちのオーブントースターやや壊れていて均等に焼けない)・・・致命的だよね。

本来ある程度火が入って上がやや香ばしくなったらアルミホイルを被せて焦げないようにするのだが

横が火が入っていないので、う~んどうするか?、とりあえず鉄板を逆に入れてみたりアルミホイルを縦にしてみたり

なんとかかんとか竹串などを刺して生地がくっついてこなければ焼き上がり。

本当にギリギリって感じだな(下に鍋敷きを敷いて)。

逆にしてクッキングシートを剝がし(?)

冷ます(冬場は換気扇を回すと涼しくなるから早いぞ!!、夏場はクーラーの部屋に持って行くとかで早く冷める、兄弟やペットに食べられないように!!)。

余っていた生クリームなので少しダレている為、少しかき混ぜて泡立てる。
(ちょっと量が少ないけれど、大丈夫かな?)

失敗:本当はここで巻き用のクッキングペーパーみたいなシートを下に敷くのだが、いずれラップでキャンディーみたいにするから紙の代わりにラップにしてしまった。

ケーキを置いて(失敗:本当は巻き始めの所に線を入れておけば巻き易かったらしい←結果は作った事がある人なら解るよね?)、クリームを塗る。
※あとクリームを塗る前に普通のケーキと同じ様にシロップを塗れば良かった。

巻き終わりのクリームを薄く少なくする事がPOINTらしい

フルーツを均等な幅で並べるのだが無いので、余っていたレーズンを色分けして並べる。
(失敗:フルーツは繋ぎ目があっては切ったときに表面に浮き出てこないのでフルーツ同士の隣との距離を詰める事)

寿司を巻くようにとよく言われるが・・・寿司って手前から巻かなかったっけ?なんでロールケーキは奥からなの???慣れないよ~

案の定、割れた!!(むずいわ~コレ)

後で調べるとコツがあるらしく
コツは・・・
・スポンジ生地の巻き終わりを斜めに削ぎ落とす(そんな勿体無くて出来ない・・・)
・ホイップクリームは巻き終わりに向かって塗る
・巻き初めを折ってしまう様に(2つ折ぐらい?)折って芯を作る(割れちゃってね・・・)。
・一気に巻く事
他にも更紙を使ったetcがあるが・・・ラップというのもいけなかった。
更に
・乾燥して水分が減少すると割れ易い。
・む、む、む、調べると焼きあがった後のクッキングペーパーを直ぐに剝がすと水蒸気が逃げてしまうという情報が・・・!!、マジか?!!!!!、シートを貼り付けておいたままシロップを塗って染み込ますと良いらしい
・あと生地を作る過程で大きな気泡が入るとそこからも割れ易くなるらしい。

こんなにいろいろ、約束事があんのか~、

1回巻いた後(巻きを終わりを下にして冷蔵庫で30分~1時間固める)、

冷蔵庫をふと見たら、粉砂糖が余っていたので
(失敗:後でいろいろ調べたら粉糖はビスキュイ生地を焼く前に2回ふり上火で短時間で焼き上がるらしい、焼き過ぎると割れる原因になるとのこと、ダメダメじゃんっ!!)

ふって(キレイな茶漉しが無かったのでザルで)

よくこんな姿を目にするよね(割れていなければ)。

切ってみる、簡単に出来るだろうとタカをくくっていただけに、もう身も心もケーキもボロボロ

味は良いんだけれどな~欲を言えばもう少し紅茶味を効かせたかったか、茶葉を変えてみるとか?)、う~ん、割れてしまったし、あまりに課題が多いので、失敗は失敗でも今回は悔しい

シート状に焼かないでパルテノン神殿の柱みたいに縦に(幅を寄せて)搾り出すやり方もあるらしい。

紅茶味とか、パータビスキュイとか、フルーツの並べ方とか、(普段使わない)クッキングシートを鉄板に合わせて切る事とか、シートは直ぐに剝がさないでシロップを染み込ませるとか、切れ目を入れるとか、
他、色々な方法を経験したけれど、課題、多過ぎ!!
ま、課題が解るって事は良い事なんだとは思うが。
課題も解らなくて麻痺してしまうと、技術だけでなく精神的な成長も望めない事が多いので、みすみす己の成長のチャンスを逃す事になる

昔、普段、何気なくコンビニでたまに食べていたロールケーキだが(勿論チェーン店は機械だろうが)、いろいろ苦労があるんだなって知れただけでも良いか。。。
その積み重ねのような。。。

余った濃い紅茶を、温めたミルクで割り、

インディアンミルクティーとロイヤルミルクティーの中間みたいなカタチで。
これが美味しい!!

その後、REVENGE!!でロールケーキを完成させた。

模様を付け

紙で巻いて

完成

いつか公開をする。


コメント
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