南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆客先開拓

2016-05-13 22:35:09 | 情報

 2674 この会社が開業した1年半前ほどに、ある会社からパイプの製造依頼があった。初代の責任者がその仕事を受けた。そのとき、私は、手続きの遅れで、仕事ができないどころか、インドネシアにも短期の滞在でしかいることができなかった。それは、責任者の申請が,わざとかと思うほど、遅れ遅れで、エージェントも、必要書類が、出てこないから、申請が進まない、と、私に言ってきていたくらいだった。そんな、責任者名で、押出の技術についてはほとんど素人、試作の依頼があって、金型を註文しなければならないのに、それも、なかなかできない、金型が出来ても、満足に試作もできない。客先の日本人が、インネシア人同士の話に任せておくことができなくなり、文句を言いに、乗り込んできた。そのとき、私は、やっと、仕事をする状態になったばかりだった。状況が分からなかったが、やはり、ここの責任者がいい加減な返事をしているばかりで、一向に、製品の形になっていないことがわかった。そして、稼働できるラインも、故障が多く、満足に、運転できていなかった。

 

私は、先方の日本人に、この話は,内の今の状態では、希望にこたえることはできない、体制も装置も整っていないし、担当者の対応も嘘が多かった。大変、申し訳ありませんが、この話は、この会社の体制が整うまで,いったん、無かったことにしていただけませんか、現状では期待を裏切るばかりだと思いますと、そして、一年後には、必ず、私の方から、その仕事の受注をお願いに伺わせていただきます。その時に、よろしかったら、その製品の全体の様子を聞かせてください。と、お願いしてあった。

 

そして、今日、その会社に挨拶に行ってきた。受け入れ体制が万全になったと判断したからでした。現在、注文している会社の品質が安定していないこと、価格も、高いと思っている。ということで、私に手伝ってほしいということでした。実は、1996年、私が赴任し、準備ができた1997年中頃、この会社がPPのパイプを作る会社を探しているという話が原料商社から漏れてきた。早速、様子を聞きに行ってみると、既に、ある会社に試作の依頼をしているので、また、何か、他の押出製品が有ったら、声をかけるということで、体よく断られていたのでした。私が赴任してきた時に、日系の押出成形会社二社、既に、出てきて、操業を開始していたのでした。その内の一社で、今でも、その会社でその製品は作り続けているのです。

 

14日にインドネシアに戻って、次の日15日(金)にサクラへ行って、パスポートを渡してきた。ところが、会社からの書類が届いていないので、イミグラシにキタスの申請がすぐには出来ないと言われ、その書類の請求をするので、それを待って、申請すると言われた。また、ここで、無意味な時間が過ぎてしまう。20日に会社からの各種申請書類が届けられた。そして、26日にイミグラシへ行くことができた。そして、5月2日パスポートとキタスを受け取ってきた。5月3日銀行サインの登録をした。私のサインで、会社の財産をすべて動かせるようになったと言いたいところだったが、これも、いったい何をしているのか、一向に進まない。だから、ダイレクターになっているが、お金の管理をすることができないでいる。5月9日、ついにというか、やっと、私に、預金通帳が渡された。しかし、これも、手落ちがあって、私が必ず銀行に行って手続きをしなければならない状態で、サインを私がして、代理の人がその書類を持って行っても、無効だという。仕方がないから、今日、初めて、取引銀行に行って直接送金の手続きをした。

もう一つ、運転免許のこと、なんだかんだ、これも、やっと、その日に書いたように5月10日に手に入れた。そして、今日、ついに、ダイレクターとしての仕事ができるように全てが整った。前のビザが切れて、ダイレクターとしての手続きが始まったのが、2月中旬でした。それから、何と3か月も掛かった。その間の、待ちだけの無意味な日が一か月以上もあった。

 

この種の二色成型パイプは、インドネシア以外の国の多くで作られているでしょう。日本でも、当然、作られている。私の想像では、こういう製品を作る装置の費用は、押出機から自動カッターまでの製造ライン一式を装置メーカーから買うとしたら、その価格は2000万円くらいになるでしょう。溶融金型と冷却金型だけでも100万円以上になると思う。しかし、私なら、インドネシアで30万円かならないでできる。小さい金型で作るので、材料費も加工費もそう高くはない。金型一式納期は10日ほどである。

 

チカランバラットからMM2100まで30分かかった。通常は5分だ。前も後ろもこんな状態の中、路肩だけを走っての話だ。

 

帰り、MM2100から出て、この陸橋を越えて、チカランバラット方面に向かう。そこからのジャカルタ方面大渋滞、先ほど、この路肩を通って来たのでした。

準備万端 交通渋滞 二色成型


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