南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆事情を知って手を打つ

2011-06-17 22:17:03 | 複雑

インドネシアでの仕事はひとまず終わった積りだが、もう一日いて報告書を書くことにした。住友金属系の大企業のインドネシア工場だが、私ならではの、インドネシア人へのインタビューで多くの問題点を指摘することが出来た。やはり、大きなテーマは情報交換、コミニュケーションが不完全、日本人とローカルスタッフ、双方ともシステムに則ってやってはいるようだが、そう方も基礎知識の不足とやはり言葉の関係でミスアンダースタンドが多い。それを指摘すれば双方とも納得でした。なお一層、確認の場面が多くなるようにシステムの改善を提案するとともに、日本人がもっと普段の仕事の中で、インドネシア人と世間話をするようにお願いした。永遠の問題だと思う。日本人は交代するので、始めからやり直しみたいなところが必ずある。その都度、インドネシア人は顔色を伺いながら、話の内容や話し方に気を使わなければならない。

 だからと言って、長期で同じ日本人が経営しているというのも、底の浅さを露呈しているし、全てがそうだとは言いませんが、監査をすれば、ぼろがどんどん出てくるはずです。
誰がやっても、大過なく過ごせる仕事や本社だけとしか仕事をしていないような会社は、それでよしとしている本社の経営陣や方針に疑いを感じる。変化をさせれば、違う道が出来てくるかもしれない。余計なことをするなと、釘をさす、トップに近い人が本社にいる会社は、その人のリモコンで動くロボットのような人が長期でやるのです。人が変われば、利益が上がる確率が高いのに、変えないということは、その会社、本当は利益が増えるのに、増やさない、と同じで、損失をしているのです。結局、他の国に進出している生産拠点に仕事を持っていかれているに、何の手も打てない。そういうことも、この会社について指摘をさせていただいた。
 今、インドネシアは国内の需要がドンドン増加しているので、車やバイク、家電製品、IT装置などの製造業の会社は、営業をしなくても、どんどん、仕事が増えている。それらを支える部品工場、プラスチックや金属の材料製造工場の景気は大変よい。だから、内部の問題が表面化して、生産に影響する様な事態になる可能性は大変少ない。余計なことを考える余裕がない。給料も規定通りに上げるし、休日も国の規定通りに休みにする。それで、仕事が回っているので、それでいいのですが、現状がバブルと言えないとは言いにくい。中国も同じだが、はじけるときは必ず来る。日本が経験しているように、海外の工場といえども、そろそろ来るかもしれないということを念頭において、計画を練るし、人の配置も考えないといけないと思う。世の流れに押し流されるような動きはそろそろ終わりにした方が良いような気がする。
中途半端に咲き始めたラフレシア ファトマ 
景気 汚職 そろそろ

 


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