南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆カッとなる人

2012-10-20 22:11:47 | 病気

 1374 どんな経緯であろうが怒りっぽい人間は大嫌いだ。私は子供のころから普通の状態では怒ったことは一度もない。怒る人間に対しては、こちらが怒りを感じる。だから、私に対して怒って来た人間には怒り返す。上司であろうと、年下だろうと、相手が冷静さを欠いて、私が納得できないことで、プッツンしてくれば、こちらも、怒鳴り返す。それでも、中には、そんな奴を相手に、怒鳴り返しても、こちら、後で、不愉快になるだけと、この人は気の毒な人だと、同情し、放っておく場合もある。次の人は、その気の毒な人です。いい大人が、可哀そうにと思うだけである。

インドネシア人に、かっとなって、怒る日本人は、日本人に怒らないということはない。抑えている分、怒りだすと強烈になる。自分より地位が低い人と思えば誰にでも怒鳴りつける。私に、他人の悪口を言う人は、私の悪口も他人にいっている。自分より地位が高い人には腰を曲げて御世辞を言うし、ごもっともと、持ち上げるが、蔭では悪口を言っている。

「その製品はどういう製品か見たことがありますか、」と聞くと、「見る必要などない」という。「原料が何か知っていますか、原料価格は幾らぐらいか知っていますか」と聞くと、「そんなこと知る必要は無い」とおっしゃる。その製品はボールペンのペンホルダーという製品で、8φで長さが120mmのパイプです。二種類の樹脂で縦方向に縞模様にしたものです。勿論、インドネシアでは始めての製品です。その一本の価格は800Rpでした。三年ほど毎月2~3万本注文が来ていたが半年前ほどから注文が途絶えてしまった。そのデザインのボールペンを売らなくなってしまったからでした。その時から、2千本ほど長期(といっても半年)在庫になってしまった。当時のレートで約2万円の在庫である。何とか引き取ってもらうように交渉して、間もなく、引き取ってもらうことになっていた矢先、社長から、呼び出された。かなり、怒っている顔だ。その顔は以前に私にも向けられたし、インドネシア人に対しては毎日の顔だった。「太田さん、2百万円の在庫を何故、ほっておくんですか」とおっしゃる。明らかに単位をドルと勘違いしている。そこで、最初に書いたように、聞いたのです。「そんな金額が帳簿に残っているのですか、何かの間違いですから、もう一度、確認してくだい」と、丁重にお願いした。「間違えているはずが無いでしょ、確認済みだから言ってるんだ」と、声が大きくなった。こういう人は始末が悪い、どうにもならない。

「間もなく、引き取ってもらうことになっていますから、在庫は直ぐになくなります」と返事をし、それで、その場は切り上げさせていただいた。後ろから“まったく、もう”という声が聞こえた。

 一週間後、売上伝票が回ったはずだ。2万円を見て,2百万円売りあげたと、喜んだのでしょうか。その製品の在庫がなくなって、してやったりと思ったのでしょうか。その後、そのことで、何も言ってこなかった。

 これは一つの例に過ぎない。それ以前もそうだったが、このことで懲りずにその後も見当違いの怒りが私に何度もぶっつかってきた。もう、どうにもならない、たった二人を除いて、インドネシア人全員が私に同情した。そのたった二人は、社長の横に座っている通訳兼秘書らしき女性でした。もう一人は、程度が低い同士で気があっていた日本人でした。お互いに慰め合っている様子だった。

 三人ともヒステリックに怒鳴って自分の思う通りにさせるしか方法が無い。私なら、言って納得させてやってもらうとか、自分がやって見せてからやってもらうとか、雰囲気を和やかにしてやってもらうとか、怒り以外でもやらせる方法はいくらでもあるが、彼らにはそれだけの知識もなければ率先行動力もない。ユーモアなど全く持ち合わせていない。

 

 到着した押出機

 怒り 突沸 誰彼


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