2556 予定通り、PCを受け取りにジャカルタ往復をした。昨日の事件の場所のかなり手前なので、行きは心配していなかったし、順調だった。帰りは、一昨日と同じように、スマンギまで行ってUターン?しなければならないので、渋滞を心配した。
しかし、心配など全く必要なかった。テロの次の日だから、ジャカルタの中心地へは、皆さん、近づかないようにしたのかもしれない。ところが、私は、逆で、これだけ、空いているなら、せっかく、スマンギまで来たのだから、サリナの前を通ってみようと思った。
一昨日と同じ場所の写真、橋の下をくぐって、左に入って、チカランへ戻ったが、今日は、スディルマン通りを直進した。
そして、モナスの直ぐ傍まで行ってUタ-ンをして、戻り、スターバックス、サリナの前を撮った。多くの車は、徐行して、現場を眺めながら、通り過ぎているので、写真を取りやすかった。見物人と報道人でごった返していたが、混乱の状態ではなかった。そこかしこに、自動小銃を下げている機動隊の姿があった。
自爆現場のスターバックスの前とサリナデパートの前。
ラップトップの修理は完ぺきに行われていた。データすべてが、そのまま残っていた。さすが、ヌサンタラ セコムの日本人の方。日本語入力もアウトルックも、完全に治っていた。ちょっと、難しかったが、何とか、日本人二人がかりでなおしたという。もう一台、予備で使っていたPCのアウトルックもアウトだったが、それは、今日その場で、設定をいじってもらって、直すことができた。私は、その設定の場所に気が付かなかった。とにかく、めでたし、なにか、つっかい棒が取れた感じ、久しぶりに快感だった。費用は、いらないという。個人同士、友人同士、お金は取れないという。と、予想していて、私は、日本からの土産でもってきていた、ふりかけや酒のつまみになるようなものを持っていった。そして、焼酎酒2Lパックも渡して、お礼とした。
三日ほど、開くことができなかった、受信ボックスには、迷惑メールが30ほど入っていた。全く、暇な人間が多いこと。それはそれとして、とにかく、今までのアドレス kota02@y6.dion.ne.jpが生き返りました。
早速、そのメールに、次のような文章が送られてきた。
“昨日のサリナデパート近辺での爆弾銃撃事件に関しまして、本日ブカシ県警察署長より
今後の対応についてブリーフィングがございました。
本ミーティングには、ブカシ県知事事務所よりの代表、ブカシ管区国軍、MM2100、ジャバベカ
工業団地、GIIC工業団地、EJIP工業団地及びブカシ県警のスタッフが出席しております。
概要は以下の通りとなっております。
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次に起こり得る爆弾事件を想定し警戒を続けなければならないが、今のところテロリストの
ターゲットは、米国、ヨーロッパなどからの外国人と欧米企業のブランドのある場所と
なっている。
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また、昨夜ジャカルタ警察が、デポックにおいてテロリストとおぼしきグループを摘発した。
その一方で、爆弾事件後、愉快犯的にある場所に爆弾がある等の連絡を警察にしパニックを
起こさそうとの試みも行われているが、警察は一件づつ全てチェックしている。
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現在警察は国軍と連携し、次の爆弾事件への警戒態勢を取り、現在警戒レベルを
最高のレベル1の状態にしている。
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工業団地においても、巡回パトロールを強化し、特に工業団地内への人の出入に十分
注意をすること。
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入居企業においては、入居企業に出入りする人及び物についてコントロールを厳しくすること。
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もし何か不審なことが有る場合は、直接警察まで連絡すること。
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警察はブカシ県地方政府と協力し、人が混雑し集まるような活動は控えるようにし、
テロリストの標的にならないようにしていく。
以上ですが、工業団地のセキュリティー体制は警察と協力し強化して参りますが、皆様に
おかれましても、上記の人と物の出入、また個人としては人が集まるような場所や、欧米
ブランドのショップ等には近づかない等の注意をお願い致します。“
だそうです。
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