南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆津波が無かったら

2011-01-22 23:02:41 | 情報

    インドネシアでイスラムの戒律が一番厳しい土地で、女性は必ずジルバブをまとわなければならいらしい。外でジルバブを纏っていない女性を見ることは無い。聞くところに依るとデートも公共の場で抱き合ったりしては逮捕されるらしい。

 綺麗に作りなおしてある街だが、今のうちは綺麗になっているが、私が予想するには、10年も過ぎれば、ゴミだらけの臭い街のなってしまうと思う。今でも、ちょっとした繁華街は既に臭いしきたなっている。道端のゴミもブカシほどではないが目につくようになってきている。海もマラッカ海峡側は綺麗だが、インド洋側は既にかなりのゴミが流れついている。

 津波でなにもかも現れる以前は、ただ、イスラムの戒律が厳しい、喧嘩好きな田舎町、土地柄という印象があったが、今は、やはり、喧嘩好きだけが抜けた、単なる田舎町で、特徴は無い土地だと思う。

 

 インド洋を渡って、西洋から遠征してきた船が、最初に会う島である。だから、この土地に早くから上陸拠点を作ったに違いない。鉄道も飛行場もインドネシアで一番先にバンダアチェに出来たらしい。今は、その見る影もない。1870年代の写真が残っていてその中に、鉄道敷設工事の写真があった。

 

 観光で訪れても何もないところです。今日までのところ、目を見張るような素晴らしい景色と言える場所はありません。だから、モスジットの宗教や建築に興味がある人、津波について研究したい人以外にはあまり面白くない場所だと思う。津波がなかったら、未だに内戦が続いているだろうし、何もないところだから、世界に知られることは無かったでしょう。悲しみは大きいだろうが、世界中からの応援を受けて、街の区画整理は進んだし、新しい住宅は沢山出来たし、何より、内戦が終わった。津波以前より安全で生活水準も上がったと思う。ゴミは増えるでしょうが。

 こんな海の向こうから高さ20mの津波が襲ってきたのです。

話は変わるが、マッサージを頼んだら、受けるのは男か女か聞かれた。この地では、異性へのマッサージは禁止だそうです。

 地震、整理、掃除

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