南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(―_―)!!☆とんでもないことに

2010-09-08 13:46:07 | 習慣

   St.Moritz dorf,からTiranoまで往復のGlacier Express(氷河特急)を楽しむことにしていたが、残念ながら、こちらへ来て初めての雨模様。中止にしようか強行しようか迷っている内にお腹が痛くなってきた。次第に痛くなって、氷河特急どころではなくなってきた。もう我慢が出来なくなって、09:00頃、ラ、プントゥからサンモリッツ方向の途中の街Samedanのオーバーエンガディン名前の総合病院の救急受付に飛び込んだ。点滴や痛み止めの薬を注射され、血液検査、エコー検査もした。全て正常だが、小腸に炎症が見られるという診断。何もしない、点滴と痛み止めだけで終わり。痛み止めの薬を三錠出された。その間、二時間ほど、料金は800SF(約7万円)でした。病院を出るときのも痛みは治っていなかった。

 宿泊場所に戻って様子を見ることにしたが、12:00過ぎドンドン痛みが増してきて、我慢の限界になってきて、痛み止めを飲んだが、一向に収まらない。13:00頃、再び、同じ病院の救急へ戻ってしまった。今度は、痛み止めの飲み薬を二種類、錠剤を一種類その場で処方され飲んだ。次第に痛みは治まった。完全ではないが、痛みはかなり和らいだ。Rindaさんという、金髪美人のドクターの言うには、炎症を起こし、空気が溜まっている、圧迫されて痛むのだ、と。それじゃ、その空気を出す治療をしてほしいと頼んだら、それはしない、二三日後には自然に治ると言う。「水を飲み、食事も普通に十分するように」と言いながら、写真のような乾燥パンを持ってきて、「これを食べてください。様子を見たい」と付け加えた。ジャスミンティーのようなお茶も持ってきた。

 痛みはやっと和らぎ、乾パンを平らげてもなんともなかった。

 家に戻ったのが、16:15頃だった。

一日、棒に振ってしまい、皆さんに迷惑をかけてしまった。しかし、終日雨だったし、多分、毎日あちこち歩き回るより、彼らにとっては一日良い休憩になったのではないだろうか。孫たちも、宿で、となりのトトロを見たり、ドラえもんを見たりで、おじいさんに付き合わされて、氷河を見に行くより、楽しんだと思う。17:30の今、痛みは再発していない。このまま治ってほしい。

二回目の費用は4千円ほどだった。こんな小さな村にも立派な総合病院があるとは流石赤十字の国である。診察は先ずしつこいほどの問診、“医者なら早く診察して様子を見てほしい、こちらは痛みで苦しんでいるのだから、早く痛み止めを駐車してほしい”と思っているのに、なかなか、始まらない。お腹に指をあてながら、「痛いのはこの場所だけで、他は痛くない」と説明しているのに、お腹をあけて触診をしながら、痛くないと言ってあるところばかりを押して、痛くないか、痛くないか、と聞く。答えは、ことごとく痛くないに決まっているのに、である。

病院はガラガラ、日本やインドネシアの病院とえらい違いだ。病院関係者の人の数の方がはるかに多い。費用は高いはずである。

そして、最初の時は、結局、帰って良いと言ったが、痛みは治らなかった。

ロマンシュ語のOTAは上という意味で、この地方のあちこちにOTAという表示がある。上町、下町と言う意味で書いてあるらしい。病院の名前もEngiandin OTA

だった。

いわゆる、ナイチンゲール風の看護婦スタイルの看護婦は見当たらない、すべてが看護師なのでしょう、帽子はない、白の上着にグレーのズボンというスタイル。最初、医者かと思った。血圧計や脈の検出器の器具を付けたり、点滴や注射用の針を刺してセットしたりする。日本の看護婦看護師と同じである。愛想がいい。言葉は5種類飛び交っている。それにも対応している。ドイツ語、フランス語、イタリア語、英語、ロマンシュ語、そして今日は日本語も特別参加した。

 

経験  問診  処置なし

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