まずこの銘柄を日本に輸入してるインポーターは皆無のはずなので、、ご紹介しますが、、、。
私どもが主力で扱うイタリアの某ワイナリーが、3年程前に”極めて廉価で美味しいワイン”を考えて欲しいという私どもの要望に対して提案してくれた銘柄です

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日本では扱われていないと思いますので、今、見かけるとしてもイタリア国内でしょうか

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収穫年度は2007年。2008年にテイスティングして「こりゃ~難しい」ということで輸入をしなかった赤ワインです

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2本サンプルを貰っていて、週末にセラーに寝かせていた残り1本をテイスティングしました

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<1本目、1回目の試飲から2年半強後の、時間が経過してからのテイスティングということになります。>
淡い期待(もしかしたら瓶熟成されて良い感じになっているのではないか

)は期待で終わりました。
この某ワイナリーのワイン各種は、現時点でリーズナブルだし、味も魅力的で人気のワイナリーですが、単純に言えば、それなりに葡萄を厳選した上で低価格で提供してくれています。安かろう悪かろうでは無くて、安くて旨いという有り難いワイナリー

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ただ、もっと廉価なワインを提案してもらったのが写真です。(今後、同じラベルで上質な内容に進化させて日本市場に登場するかもしれませんので、これはあくまでも2007年ヴィンテージで私ども用に用意してくれたヴァージョンだとお断りしておきますねっ

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嫌な若さが年度を経っても残っているんですねぇ~。ちょいと枯れてきて口あたりはとても良くなったのですが、、、。
まぁ、採用しないという判断に間違いは無かったのですが、、、

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全国のフェア会場で「こんなワインを輸入してっ」とか「何で私が好きだったあの銘柄輸入しなくなっちゃったのっ」とかお声掛け頂くのですが、、、。
私どものラインナップに顔を連ねるまで、かなりの種類のワインのテイスティングが行われ、これぞっていう銘柄は試飲後半年後くらいにはデビューしますが、ほとんどが輸入対象にならないケース。収穫年度によってあまりにも味が異なる(出来栄えの異なる)銘柄は定番でも外してゆきます。逆にテイステイングだけで輸入に踏み切っていなくても、2~3年後、思い出したように輸入を再検討したり、、、。
そう言えば、、。
4月初旬デビュー予定のイタリア・ワイン、かなりの種類になります。(追々ご案内させて頂きます)
そんな中で8年ぶりに輸入復活のスーパ-トスカ-ナもありますっ

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結構いろいろございますっ、皆様にご紹介するに至るまでには、、、(笑)。