”ワイン”の微笑(ほほえみ)

A Smile of Wine/ Sorriso di Vino/ Un Sourire de Vin

旨いワインはいっぱいある。

2014年03月15日 17時56分15秒 |  えん便り EN CO ltd.
「旨いワインはいっぱいある。」
2年ぶりに再会した最も心を許せるイタリア人の一人M氏の一言です。

試飲した見本市会場で、軽~く言ったわりには、その後の会話を考えると結構深い意味合いのような気がして、、、。

確かに「旨いワインはいっぱいある。」。

じゃあワインに携わっている自分達の役割って何なんだろうって処に話を進めたかったのか、、、。

他人さんが「他の旨いワインを紹介しているから自分たちの存在意義は無い。」ってことじゃないでしょうし、、、。
勿論写真の彼はそんな事は言っていませんでした。
彼は私どもが長年扱っている人気銘柄数種を紹介してくれたワイナリーの営業統括者でした。
10年以上前だと思います。
全くロゼに興味が無かった私に繰り返しロゼをプッシュしてくれた人でもあります。
(ペスカーラの良~いレストランに招待された際、食前酒用にロゼが出てきたのかと思ったら、前菜、パスタ、魚、肉と全く同じロゼを合わされました。何杯も同じロゼを飲みました。ロゼの良さは把握できても、当時はロゼの輸入に踏み切れず、確か2~3年前からでしょうか、やっと彼のロゼを輸入するようになったのは。もうだいぶ前に彼はそのワイナリーを離れていていましたが。)

彼は醸造家(エノロゴ)ではありません。
幾つかの農業協同組合を担当しそのワインを広めてきた腕の良い営業です。

彼は昨年来日していません。メールのやりとりの中で彼からは多くの試飲ワインを空輸してもらいました。
昨年の今ぐらいだったと記憶していますが、結果は1銘柄も輸入に至りませんでした。
この後、この出来事が直接的な引き金となって、、、、、。
その後の約1年の彼の活動を聞き、どうしようもないほどに感動しました。

多くの造り手がいるように、多くの輸入者がいて、旨いワインをいっぱい紹介しています。

今回、彼から、物凄く旨いワインを紹介された以上、次はこちらの番です。
これらのワインがデビューすると、えんワイン人気ランキングがガラリと変わると思います。






懐かしい1998年モノ

2014年03月15日 11時21分20秒 | イタリアワインITALIA
1998年。
ワインの仕事を本格的に初めて2年目収穫年のトスカーナの地酒(IGT)、辛口の赤です。

当時は最も手頃な価格帯のワインでした。

昨夜抜栓してみました。



ラベルは状態良くないですが(笑)味は、、、。
(このラベルをご覧になって懐かしいと思った皆さんも多いのではっ。)

16年前の収穫年。
確かステンレスタンクのみの仕上げ。
重厚な飲み口ではなく、軽快な赤でしたが、、、。
試飲の結果は、飲めましたよっ
古酒っぽくなっていましたが、それは”成長”であり劣化ではなかってです。
楽しめました。
色もそんなにすごい”古酒”っぽい色じゃあないです。


(これ裏ラベル)

実は昨日、蔵(倉庫)から引っ張り出してきた1本。
まだあるので、何かの機会で皆さまと味わっていきましょうねっ。

・・・土曜日。
久しぶりに出張先じゃあないですっ