巨大地震。

未だに孤立している方々、救助を求めている方々、甚大なる被害をこおむっている方々、怪我をなさっている方々、平穏な生活が昨日の大地震で一度に崩れた方々が物凄い数となっている思います。
全国の皆さまから私どもにも安否をお気遣い頂く連絡を頂戴致しております。
まず、全国の皆さまのご無事を祈りながら、私どもの状況をブログにてご報告申し上げます。
私はモノレールの中で地震に遭いました。今までに記憶に無い大きな揺れが長時間。二度めの大きな揺れの際はモノレールが横転し地上まで落下することを想定し窓を割って線路に避難することまで想定しました。
丁度、スタッフにメールを打っていた時で、直後に品川勝島のスタッフに怪我の無い事がメールされ安堵し、モノレールの外は黒煙が舞い上がっており、ブログにて”津波にご注意”とだけ記し、その後は一切、電話もメールも不通となりました。
モノレールは天王洲アイル駅まで徐行し乗客を降ろしたので、閉じ込められた時間は短くて済みました。（天王洲アイルのホームでブログ写真撮影をし、ブログに投稿しました。）
津波と余震に注意し改札部分（高台）で暫く待機してから一駅分、大井競馬場駅周辺、勝島の倉庫・営業所に一時間ほどかけて徒歩で辿り着きました。
営業所に陳列していたデコレーション・グラッパの何本かが破損しましたが、情報通りスタッフに怪我人は無し。
倉庫は、いくら先日来、整理整頓をしたからと言っても何十本かは破損していると想像していましたが、破損被害は皆無。
写真はその時の模様。（昨日夕方４時半～５時）
一昨日、札幌ワインズにロゼ・ロイヤルを出荷し、端数２本を箱の上に無造作に置いていましたが、そのまま転倒せずに。
日本通運の現場の知り合い達と被害状況を確認しあい（大きなトラブルは無かったようです）、営業所真横の工事現場も無事との情報を得て、営業所の固定電話から何本か連絡（和歌山の小森氏には電話が通じました。他は一切不通。）。
在来線、当然モノレールも不通。
和歌山でテレビ・ニュースをずっと観ていた小森氏からは、”とにかく退避するべき”との勧めがあり、同社所有の車に便乗させてもらい退散。
その後、どれだけの大渋滞の中の移動だったかは、皆様もテレビのニュース等でご覧になった通りです。
第一京浜では両側の歩道に人が溢れ、その流れは果てし無いかのように続いていました。
運良く再開、運転を開始した地下鉄に乗り込み品川界隈から川口まで移動できました。
一方、途中で車を降りた横浜在住のスタッフが、自宅まで辿り着いたかは現時点でも連絡がとれていません。（無論、無事のはず。）
スタッフの実家の方が心配だというのが実情です。
とにかく、私どもは（会社・倉庫・スタッフ）大きな被害もなく、無事でございます。この旨、謹んでご報告申し上げます。
皆さまからのお見舞いのご連絡、本当にありがとうございます。急ぎブログにてご報告させて頂いた次第です。
それよりも、今なお、大変な状況下にいらっしゃる多くの皆さまが、心配です。
私どもに何が出来るのか分かりませんが、今暫くはテレビのニュースを見守り続けます。