2007-05-12 14:43:50 | books
いやはや、大変なことでありました。

水曜日の昼頃から喉に違和感。飴舐めたりビタミンC飲んだりしていたんですが、夕刻には悪寒と頭痛。これはまずいと思って、会社の近くの薬局で「ドリンク剤の風邪薬ください」と言ったら小児用のシロップを処方される(1本で大人用と言われた)。その場で一気飲みして明治学院の講座へゆく。
薬が効いて少し楽になったので「スカラームッシュ」にもつきあうものの、さすがに食欲はなく、ネギとか谷中生姜とか風邪に効きそうなものを食べる(それより早く帰って寝ろって話ですが)。帰り道も寒くてガタガタ震えながらk鳥さんにショールを借りてくるまって帰る。家に着いたらベッド直行。熱を測ったら38.3度で、そのあとは怖くて測れなかったけど、とにかく一晩中うなされながら寝たり覚めたりしていたのですごかったと思う。あんなに汗をかいたのも久しぶりだ。

翌木曜日。午後いちでひとと会う約束があったので、それをなんとかキャンセルにして、とにかく眠る。熱はやっと37度台にはなったものの、まだ高い。人間はこんなに眠れるのだというくらい眠る。そしてそういうときに限ってケータイのメールに「かわいいにゃんこに遭遇♪」なんて呑気なものが届く……う、うれしかったけど。

翌金曜日。出かけるつもりで起きたのだけれど、からだが動かない。さすがにあれだけ熱が出ると消耗するのだね。メールだけチェックしたら「がびーん」なメールがあって、気持ちも萎え、もう一日休みをとることにする。ここで半端に無理して長引いたらたまらない。

熱がピークのときは何もできなかったけど、木曜日の夜くらいからはおかげで読書が進んだ。読みかけだった『モーパン嬢(上)』(テオフィル・ゴーチェ/岩波文庫)を読みおえ、『ネにもつタイプ』(岸本佐知子/筑摩書房)も一気に読了。ついでに原稿のための資料読みまで。すばらしい。ビバ、風邪(うそ)。

そんなわけでしばらく日記の更新が止まってご心配をおかけしました。まだ頭痛と鼻水と咳が出ていて典型的な風邪症状ですが、きょうは朝から添削の仕事をこなし、これから部屋の掃除して美容院へ行きます。こんな状態で美容院なんてとんでもないんだけど、先週のリベンジなのと今週の木曜日が伊香保短歌大会なので少しはちゃんとしておきたいのです。はー。来週の仕事のことを考えるだけでかなりブルー。