2007-05-08 23:32:34 | books
きょうの日記の一文字タイトルは「辻」にして辻ちゃん電撃結婚について書こうと思っていたのだけれど(笑)、腐るくらい持ち歩いていた『失われた時を求めて』の8巻目をやっとやっと読み終えたので「八」です。

いやあ、長かった、厚かった。
8巻「囚われの女」は、同棲していたアルベルチーヌのレズビアン疑惑が確実となり、嫉妬の炎に燃え尽きんばかりの主人公。ついでにシャルリュス氏がモレル君にふられてしまい、ナポリ王妃(やっと出てきた)に支えられて退場。挙げ句の果てには、自分から別れようと言い出したのに先にアルベルチーヌに出ていかれて主人公が「がびーん」となったところで終わってます。

いろいろと前出の話とつながる部分が少しずつ出てきて、なるほどなるほどとか思いながらも、それにしても主人公は女々しい。

enjoleuse(oの上に^が付く)というのは「人をまるめこむのがうまい女」という意味らしいのだけれど、これは「エンジュルーズ」とか読むのかしらね。
「つぼを割ってもらう」というのが「お釜を掘ってもらう」という意味だとか、あいかわらず索引が興味深い。

9巻は少し薄くなって、でもって10巻がまた分厚いの。はあー。


というわけできょうは辻ちゃんの電撃結婚のニュースにびっくりしたあと8時過ぎには家を出て新中野へ。「短歌入門」講座ももう八回目。ちょっと寝不足気味だったので(めざましテレビのお天気お姉さんの愛ちゃんが寝不足だと台詞を噛んでしまうと言っていたから)心配だったけれど、やはり2時間ひとりでしゃべり続けるというのは大変だとつくづく思った。

終わったあと新宿から湘南ライナーで横浜へ。速いねー。横浜のACCへ。元職場なので懐かしいひとがいっぱい。ほとんどが先輩たちで、みんなひとつの会社に長く勤めて偉いなあー。「定年まであと10年切っちゃったー」って、怪物のような独身女性たち(誰もここを読んでいないことを祈りつつ)。
O井さんと「仕事」で打ち合わせ。ちょっと緊張した。

そのあと会社へ。あまりの暑さにぐったり。
やることがたくさんありすぎてくらくらしながら、出張から戻った外ボスともろもろ相談して内ボスと台割りの叩き台作って明日の校正の準備してたら9時過ぎ。しかもケータイを会社に忘れて取りに戻る(大事な電話が入る予定だったので)。タイミングが悪く、結局家に帰ったところでやっと落ち着いて話す。来週の伊香保短歌大会の打ち合わせの打ち合わせ。台本とかあるらしい。ひゃー。

なんだかてんやわんやですな。