母からのプレゼントなんていうエントリーをしながら、その続きをアップできなくて申し訳ない!
ここのところ新規開拓のジャンルに挑戦していて、仕事が終わるとすでにボーっ。9時を過ぎて、いけない、母にメイルしなきゃ、と気がつく。でも、一日中パソコンのキーボードのスピードになれてしまった指には携帯電話のメイルはなんとももどかしい。
いいや、もう、電話しちゃえ、と電話したときに限って亀岡の母は携帯に出てくれない。仕方がないのでメイルで「おやすみなさい。これから夕食です」と送る。
数分後、まな板でおネギを切っていると電話がかかる。
「これから夕食です」のメッセージは母の頭を素通りしたのだろうか、と気になりながらも、母の話を聞き続ける。作業はストップ。さすがに片手でおネギは切れない。
お腹は減る。ますます頭がボーっとしてくる。
ゆ「あのね、いま、夕食の準備してるから」。
しびれを切らして穏やかに切り出すと、
母「あら、ご飯まだだったの!」
ゆ「さっきメイルに書いたんだけど」
母「え、まだ読んでないわ。着信あったからすぐかけなきゃと思って」
ま、そういう母の気持ちはとてもよくわかる。
母の就寝時刻が近づいている時刻にこちらの話を聞いてもらうこともある。
なのでここでイラついてはいけない。
お腹がすいて、いらつくのは当たり前すぎる(うちの父がけっこうそうだったんよねえ、あたしも受け継いでるし、その血)。
電話を切って、もうおネギを切る手に力が入らない。
昨日、試写で「未来の食卓」(ジャン=ポール・ジョー監督、この夏、シネスイッチ銀座でロードショー)を見て、うん、ちゃんとした食事をしなくちゃな、と決心したところなのに、また手抜きに走る私だ。
そうそう環境問題の映画といえば、フランスでも、ヤン・アルテュス=ベルトラン監督のドキュメンタリー『HOME 空から見た地球』が公開同時にものすごい反響だったようね。テレビ放映を800万人以上が見たって。このオンタイムの熱いリアクションは、ここんとこの村上春樹の新作に対する日本人の反応と共通する(すごい強引な論理)。
14日まではYouTube でも見られます(英語・フランス語バージョンあり)
http://www.home-2009.com/fr/index.html
まだ読んでないです、新作。12日で100万部刷ったって? 全部売れたら19億円。うーん、春樹さん、思えば遠くに行かれたもんですね。そやけどええなあ・・なんて的はずれの感想がもれるお疲れモードの女です・・。
後日談・10日付けの毎日新聞夕刊の記事によりますと、9日の時点で1・2巻で106万部増刷を決定。
作品に登場する音楽のCDも品切れ状態ですって。ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」、知らないな~。そりゃ、聞きたくなるよ。