好きな花は、年齢とともに少しずつ変化しますよね。
時代も反映しているかも知れない。昔昔、10代前半あたりは、当時、ファッション誌でみかけるモデルで歌手の小林麻美さんのはかなげで、髪の毛がほわーんとボリューミーに春霞みたいだったイメージに憧れて
「霞草/カスミ草」が好きだった気がします。ドライフラワーにしてみたりとか。
今、カスミ草あまりみかけませんよね。一般的になりすぎたのかな。
この10年あたりは、牡丹と芍薬がトップ。二位、ラナンキュラス。三位、大型ダリア。
あはは、ぜんぶ私の好みです。一般の人気とは関係なく・・・
この好みは、なにに由来するのか。大きいことはいいことだ! でも、ないですが、パッと見て、はっと明るくなる花に共感するということです。そして繊細な花片に幾重もの複雑さ。この奥深さがよろしおすな。
こちら、芍薬は、牡丹科ではありますが、フランス語でなんというのかな、と思ったらPivoine de Chine と中国牡丹とフランス語では言うそうです。どちらにしても、牡丹も中国原産でしょ、芍薬にあえて中国牡丹というのは?
まあ、その語源等々は、さておき。
芍薬は多年草。牡丹は球根の低木で、がんじょうそうで安定感、頼りになりそうなのは牡丹かなあ。
緋牡丹お龍とか!
でも、草として細い茎にこの大きな花をつける心意気という点では、芍薬のけなげさにグッときます。
つぼみも可愛いね〜。ときどき開かないことがあると花屋さん。そんな時は「濡れた布でそっとつぼみを拭いてあげて下さい」。なるほど、蜜が花片の開花を阻止するわけね。いやいや、助けてあげますよ!
大丈夫。
わたしもその都々逸、訳そうとして、pivoine de Chineに行き着きました!
嬉しいお言葉ありがとう!
芍薬も牡丹もその開花のきっぷの良さ、générosité に惹かれます。無防備なくらい出し惜しみしないところ。わたしもそうありたいと常々、めざしています!
一昨日行き付けのバーのマスターと丁度花の話しになりました。年齢的には私より若干若いのですが、炎天下でも10年以上毎日ジョギングを続けてるそうです。続けてる動機は周りの花を見ることで、分からない花は目に焼き付けて帰って調べるとのことでした。
私もテレワークになって、寝に帰る生活と真逆になると小鳥や道端の花に目がいくようになりました。さっきも賞味期限切れのクッキーを鳩にやってました。
心に余裕が出て来たのかも知れませんが、いったい今までの生活はなんだったんだろうと考えてます。30年以上前に勤め始めた頃の会社は、終電・泊まりが当然のブラック企業でパワハラは当たり前でした。それからずっと寝に帰るだけの生活が続いてましたが、満員電車で通勤することも含めて異常な生活に思えてきました。
もっとも寝に帰る生活は映画にはまったり、アルコールを飲んで帰るような個人的なこともあり、全てを仕事のせいにはできませんが。
コロナによって、今までの生活とこれからの生活を考え直すきっかけにはなっていますね。
そうですね。
いろいろ考えてらっしゃいますね。
自分の心の機微に向き合ってらっしゃるのは
とても誠実なことだと思います。
映画の人物を見るように
自分の人生、生き方を客観視して、解釈して、で、
作者は自分なので、この先、どういう続きをお書きになるのでしょうか!