B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

サガンとミルフィーユ

2009-03-17 16:22:42 | ひとりごと

ちょっと疲れてます。

自分の顔を鏡で見るたびに、おぞましい・・とつぶやきます。目がとろーんとしていて、この一週間で体内の輝きをすべて放出してしまったようです。

だれパンダになって1日ごろごろ寝ていたい気分ですが、そうもいかないので、近所のパティスリーNaokiで正統派“ミルフィーユ”と”アラビカ・キャフェ”(苦みばしるクリームが美味)のふたつのガトーを、Mariage FreresのRussian Breakfast Teaのミルクティーで、ぱくぱく食べたらちょっと元気がでました。

Millefeuilles ミルフィーユの一番上の層はカリカリにキャラメリゼされていてちょっぴり苦くて、あっ美味しい!と、バリバリ先に食べちゃいました。あとは屋根が突風で吹き飛ばされたようなミルフィーユになりましたが、写真はその直前のものですね。

そういえば、フランソワーズ・サガンもミルフィーユが大好きだったそうですよ。今回、フランス映画祭で息子さんのドゥニさんが来日されていて、映画上映の後のトークショーで面白い話をしてらっしゃいました。

サガンは食が細く、ミルフィーユ(Millefeuilles /直訳=1000枚の葉)一個は食べきれないので、500フィーユにしてちょうだいと言っていたそうです。普通なら「半分ちょうだい」と言うところを、500枚ぶんと言うサガンはやっぱりウイットがあって魅力的な女性ですね。

わたしも真似しよう。と言っても、きっと500feuilles では満腹しそうにないので、やっぱり千枚食べますわ。

余談ですが(ってブログ全部が余談だが)、トークショーの最後に銀座のマキシム・ド・パリがドゥニさんとディーアヌ・キュリス監督のために大きなミルフィーユをプレゼントされていました。イチゴがのっかって生クリームが飾られていたので、正確にはミルフィーユというより、ナポレオン風ミルフィーユでしたね。春を告げるパティスリー、大好きです。

コメント
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