Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

もしジョンが生きていたなら

2004年04月22日 | old diary
 ニッポン放送に新しくできたスタジオの名前が「イマジン・スタジオ」というのだそうな。「ジョンが‘Imagine’を通して世界の人々に向けて発した平和を願う心を、新スタジオを訪れる大勢のアーティストやリスナーに伝えていきたい」ということらしい。

 けっこうなことだとは思いますが、また「Imagine」かよ、と普通に思う。

 「Imagine」は確かに名曲だが、世間でのこの曲の扱われ方には違和感を覚える。特にここ数年はそれを強く感じる。原因としては、ヨーコがそうした状況を煽っている気がしてならない。で、そんな彼女がこのスタジオが訪れた際のコメントがこれ。

 「最初お話をいただいたときには、いったいどういうスタジオができるのかと興味津々でしたが、今日このスタジオを訪れて、このスタジオに‘Imagine’という名前がついて本当によかったと思いました。さぞかしジョンも喜んでいることと思います」。

 ・・・。さぞかし立派なスタジオだったんでしょうが、こら、なんでジョンが喜んでいるとわかる?彼女はよくコメントの最後にそう付け加えるけど、はっきり言って僕は全然いい気がしない。君は君、ジョンはジョン。別人でしょ、と言いたい。もうジョン&ヨーコじゃないんだぜ。だってジョンはいないんだから。

 だいたい、ジョンが亡くなってから20年以上がたつのだ。もしジョンが生きていたら、その間にいろんなことがあったはず。それこそ、ジョンはヨーコと離婚しているかもしれないよ。ジョンとヨーコの絆は永遠だと思い込んでる人って多い気がするのだけど、そうとは限らないでしょう。で、もしそうなってれば、世間がもつジョンのイメージって今とは随分違ったのではなかろうかと。少なくとも、ここまで「いまじん、いまじん」って言われることはなかったと思う。

 まぁ、いいや。こんなこと書いてること自体、あほらしい。

 今日はジャクソン・ブラウンを観に渋谷へ。その前にヨーコの個展も覗いてこようと思っているのだけど、うーん、どうしようかな…。