鼻づまり…。いちいち報告しなくてもいいんだけど、なんでかせずにはいられない。片方の鼻の穴にティッシュを突っ込んで、久しぶりにホット・ミルクをすすってみたりしてる。ずずっ…。
深みと広がりのある音が聴きたくて、バーズの『(Untitled )』をターンテーブルにのせる。“Chestnut Mare”からはじまり“Truck Stop Girl”へとつづく。バーズは広大なアメリカを音楽で旅したバンドだ。そこには逃れることのできない孤独と苦味があり、決して消えることのない希望の火が灯されている。ちょうど旅がそういうものであるように。バンドは遥か彼方の果てを目指し、当たり前のように、ひとりひとりに別れていった。僕は後期バーズの音楽を聴いては、「きっとそういうもんなんだろうなぁ」と、よく、ただ漠然と、思ってみたりする。
電車の中で伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んだ。早速、14ページ目にディランが出てきた。主人公が引越しをしながら“Blowin' in the Wind”を口ずむシーン。「おー出てきた出てきた。よかったよかった」と、とりあえず目的を達成した僕は、そこで本を閉じた。つづきは今日また読もうと思う。えっと、無目的に。
どうにかしたいと思っているのに、なにをどうしたらいいのかわからないときがある。そんな場合、僕は自然にまかせることが多い。意志の力でどうにかしようとは、あまり考えない。それは自分のエゴが、物事を複雑にしてしまうのが嫌だからかもしれない。できるだけシンプルでいたいといつも思う。自分の立ち位置を確認し、自分にとって大切なものがなにかを見つめ直して、それを少しづつ拾い上げていきたい。なにかあると、僕はそんな風に考えることが多い。だから、たいていの場合、現実的には無力だったりするのだろう。
昨日、メガネをかけた僕を見て、ある人が「かわいい」と言った。これまで似合わないと言われたことは数知れず、似合ってると言ってくれた人も片手で足りるくらい。ましてやかわいいと言われたのは初めてであり、きっとこれからもないと思う。
深みと広がりのある音が聴きたくて、バーズの『(Untitled )』をターンテーブルにのせる。“Chestnut Mare”からはじまり“Truck Stop Girl”へとつづく。バーズは広大なアメリカを音楽で旅したバンドだ。そこには逃れることのできない孤独と苦味があり、決して消えることのない希望の火が灯されている。ちょうど旅がそういうものであるように。バンドは遥か彼方の果てを目指し、当たり前のように、ひとりひとりに別れていった。僕は後期バーズの音楽を聴いては、「きっとそういうもんなんだろうなぁ」と、よく、ただ漠然と、思ってみたりする。
電車の中で伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んだ。早速、14ページ目にディランが出てきた。主人公が引越しをしながら“Blowin' in the Wind”を口ずむシーン。「おー出てきた出てきた。よかったよかった」と、とりあえず目的を達成した僕は、そこで本を閉じた。つづきは今日また読もうと思う。えっと、無目的に。
どうにかしたいと思っているのに、なにをどうしたらいいのかわからないときがある。そんな場合、僕は自然にまかせることが多い。意志の力でどうにかしようとは、あまり考えない。それは自分のエゴが、物事を複雑にしてしまうのが嫌だからかもしれない。できるだけシンプルでいたいといつも思う。自分の立ち位置を確認し、自分にとって大切なものがなにかを見つめ直して、それを少しづつ拾い上げていきたい。なにかあると、僕はそんな風に考えることが多い。だから、たいていの場合、現実的には無力だったりするのだろう。
昨日、メガネをかけた僕を見て、ある人が「かわいい」と言った。これまで似合わないと言われたことは数知れず、似合ってると言ってくれた人も片手で足りるくらい。ましてやかわいいと言われたのは初めてであり、きっとこれからもないと思う。