Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

大雑把な予定

2003年09月30日 | old diary
 誰も気がつかないだろうから自分で言っちゃいますが、今日でこのサイトを始めて半年になる。「なーんだ、たった半年だろ」と言われれば、まぁそうなんだけど、自分としては「おー、よくつづいてるじゃん」と感心しないでもない。ま、かわいい報告です。

 さて、NY行きが近づいてきてます。なんでか気構えてしまう。ふぅ。10月2日に出発し(明後日だ)、5日に現地発の翌6日帰国の予定。

 往路:東京(成田)/15時25分 - NY(JFK)/14時45分 ノースウエスト航空NW018便
 復路:NY(JFK)/13時55分 - 東京(成田)/16時50分 ノースウエスト航空NW017便

 まずは無理のない時間でよかった。シカゴに行ったときは、帰国便がものすごく早朝だった。あれはちょいと疲れる。

 ホテル:Big Apple Hostel

 W45th St.にあるユースホステル。ロックフェラー・センター、グランド・セントラル駅、タイムズ・スクエアなどにほど近い便利な立地。シェア・スタジアムへはグランド・セントラル駅から地下鉄なので、ホテルが徒歩圏内なのはなにかと安心。

 3日はアズベリーパークへ行こうと思っている。この日は早朝にロックフェラー・センターでR.E.M.のライヴが無料で観れるみたいだから、余力あらば覗いてみたい。アズベリーパークへはペンステーションから地下鉄。ちなみにペンステーションの上は、かのMSGだ。昨年のポールのライヴが思い出されるだろう。4日はダコタとストロベリー・フィールズへ。天気が良ければ、ゆっくりしたいところ。

 大雑把な予定はこんな感じ。現地で会うだろう人達との交流も楽しみである。

明日なき暴走

2003年09月29日 | old diary
 昨日は友人が遊びにきて、それはたっぷりと酒を飲んだ。スプリングスティーン・モード全開な夜で、ブートをあれこれ、『トラックス』からあれこれ、ついにはギターを持ち出して歌いだす始末。

 まさに「明日なき暴走」状態。いつものことと言えばいつものことなのだが、なんであんなに飲んでしまうのだろう?スプリングスティーンを聴くと、輪をかけて深酒してしまう傾向があるように思う。いきおいがついてしまうというか…。

 おかげで今日1日ぐったり。さっきまでずっと寝てました。これから出勤です。さぁ、仕事仕事…。

 旅立ちの日も近いし、健康には十分留意しようと思います。

穏やかな1日

2003年09月28日 | old diary
 気持ち良く晴れた日曜日。「本でも持って海へ行くかな」と思って立ち上がったとき、けっこうな筋肉痛に気づかされた。しょうがないなぁ。では、今日は部屋でのんびりと旅の準備でもしよう。調べないといけないこともあるしな。そんな休日もたまにはいいでしょう。

 そうと決まればとことんダラダラするのみ。自炊もやめた。コンビニでブリトーやらグラタンやらを買い込み、ビールと一緒にいただいた。昼からビール。僕にしたら、別に珍しいことではないが、ささやかな幸せをいつも感じる。
 窓から入る風が心地よい。さっき電線の上をリスが渡っていった。のどかなり。エリック・カズの名盤『If You're Lonely』をかければ、ますますハートウォームな気持ちになってしまうよ。♪ろんりぃ~♪このレコードを聴き終えたら、再読中の星野道夫の『アラスカ 光と風』をベッドに寝転びながら読むとしよう。でも、きっとうとうとして、まともに読めないと思う。なんせ筋肉痛ですから。疲れてますからね。スプリングスティーンの写真集を眺めるのもまたよし。NJに思いを馳せようか。

 こういう穏やかな1日を大切にできたらと思う。

 夜はダウンロードしてあるThe Whoのブート音源を取りに友人が訪ねてくる。僕のパソコンだとCDRに焼けないので、音源をMOに落としてそれを彼に渡す。それを彼がCDRに焼くという段取り。友達がやってくるのを待つのはいいものである。

 いつか、レコードをかけながらお酒を出せるような、そんな店をやってみたい。音楽好きな人たちが思い出したときに、ひょっこり顔を出してくれるよう店だったら素敵だなと思う。

フットサル合宿

2003年09月27日 | old diary
 フットサル合宿 in 箱根。大変よろしい時間を過ごしてまいりました。

 芝のグラウンドがあって、どういうわけか無料で使える。まず、ここでしっかりと汗を流す。今回は11月の試合を念頭に置いて、実戦に即した練習を行った。まぁ、あくまで僕らにできる範囲のことなので、もちろんたいした内容ではないけども。

 宿は東京都港区の保養所(なのかな?)。港区在住の先輩がいたので泊れたのだけど、これが実に素晴らしかった。建物はまだ築6年でとても綺麗だし、なんたって飯がどれもうまいときている。刺身、焼き物、揚げ物、小鉢、お吸い物、あとはえーっとってもうね、全部が全部うまいのだ。それもそのはず、料理は箱根屈指の老舗「富士屋ホテル」から取り寄せているとのこと。なるほど納得です。これで1泊2食で6500円だよ。うーん、安い。

 風呂はもちろん温泉。お湯もあっさりとした肌触りでよろしい。しっかり3回いただいてまいりました。ほんとは4回入ろうと思っていたのだど、どうやら僕には1泊3回が限界のようです。
 まず、宿に着いてすぐに1回目でしょ。で、その後は食事だ。食事が済んだら部屋に戻って、改めてビールで乾杯する。そこそこゆったりしたところで2回目の入浴へ。で、部屋に戻ればまたちょっとだけ飲んで、この日は就寝ということになる。そして翌日、朝方に3回目だ。で、朝食をとったら、あとは荷造りをしてチェックアウト。
 ほらね、あとどこで風呂に入ればいいというのか?よっぽど頑張らないと無理ですよ。ま、2日目の練習の後、日帰り温泉につかったから、実際は4回なんですけどね。

 帰りにはおいしいお蕎麦も食べた。今はちょっと体が疲れているけど、それもまた心地よい。とても楽しい2日間でした。

Oh My New York

2003年09月26日 | old diary
 今日はこれからフットサル合宿に行ってきます。といっても、練習は3時間くらいで、あとは箱根の温泉につかり、美味しい食事、ビール、てな具合でございます。温泉、楽しみでっす。

 昨日はニール・ヤング&クレイジー・ホースのチケット先行発売があった。ルー・リードのときもそうだったんだけど、これがいとも簡単につながってしまう。11月14日(金)の武道館公演を1枚おさえたはいいが、果たしてちゃんと埋まるのだろうか???

 気づけば、シェア・スタジアム公演まであと1週間。昨年春につづき2度目のNY訪問となる。前回はニューアーク空港到着だったけど、今回の到着はJFK空港。1964年にビートルズが降り立った空港だ。もうそこからしてどきどきしてしまう。んで、シェア・スタジアムでしょ。いやー、まいった、まいった。
 今回はスプリングスティーン中心の旅。彼の地元アズベリーパークにも行ってみるつもり。レコードを聴いてはずっと思い浮かべてきた風景を実際目にしたら、胸がいっぱいいっぱいになることだろう。あのボード・ウォーク、マダム・マリーの占い小屋、カジノ…。長かったツアーのファイナルということで、世界中からファンが集結すると思われるので、そんな人たちと知り合えるのも楽しみのひとつ。
 それと忘れちゃならないレノン詣で。ダコタ&ストロベリー・フィールズ、しんみりしてきます。

 と、今回も観光らしいことはなにもしないで帰ってくることになりそうだ。それもまたよし、ではないでしょうか。

I'm One

2003年09月25日 | old diary
 学生時代、僕の成績はいつも似たりよったりだった。「中の上」とでも言えばいいか。小学校のときは、3段階でAのなかにBがちょこちょこと交じる程度。中学は5段階。4に3がちょこちょこと交じる程度。高校は10段階。あんまり覚えていないのだけど、やっぱり似たような感じだったと思う。そして浪人。早慶は無理っぽいけど、その次くらいの偏差値の大学ならなんとかなりそうな模試結果。で、やっぱりその通りの結果となった。

 けっして悪いわけではないが、誉められるほど良くもない。でも、これくらいとれてれば、不条理に怒られることもないし、授業を聞いててちんぷんかんぷんいうこともない。
 
 人によって違うとは思うが、僕はこれで満足してしまう。別にトップになんかなりたくないし(なれないけど)、一番いい学校にも行きたくない(行けないけど)。そんなことはいいから、少しでも長く好きなレコードを聴いていたい。そして浪人が終わったときに思ったのは、「好きでもないことを我慢してやったって、俺はこんなもんなのだ」ということだった。なんだか馬鹿馬鹿しいな、と感じた。

 だから、大学ではまったく勉強しなかった。授業への出席率は語学や体育を含めても2割程度だったろうか。僕は自転車で日本をひとまわりし、世界をちょこっと走り、山を登り、川を下り、音楽にひたり、日々の酒にまみれていった。それでもなんとか4年で卒業できたのは、受験時代に培ったノウハウの賜物だろう。4年間の成績はほぼオールC。これはこれでなかなか狙ってとれるものではない。

 今考えると、浪人までして入った大学だ。そのためにたくさんのお金を払ってくれた両親に、とにかく申し訳ない。これについては言い訳すまい、と思っている。

 それから音楽関係の会社で4年間勤めた後、すべての自由を求めてここ江ノ島へ引越してきた。もう5年と半年になる。自由に生きているつもりだけど、自由であること自体が目的ではないことも痛切に感じている今日この頃であります。

58曲

2003年09月24日 | old diary
僕はこれまでに6回ほどスプリングスティーンのライヴを観ている。最初は1988年9月27日に行われたアムネスティ・インターナショナルのライヴ。当時の行われていたTunnel of Love Expressではなく『Born in the U.S.A.』ツアーのダイジェスト的内容で演奏された1時間30分は、押し引きといった計算されたものなどまったくない、まさに怒濤の迫力のライヴだった。あんなすごいものはそれまで観たこともなく、今も個人史的ベスト・ライヴのひとつとして心に残っている。

次は『The Ghost of Tom Joad』ツアー。1997年1月27、29、30、31日の4公演すべてに足を運んだ。たったひとりによる弾き語りということで少し心配していたのだけど、それはまったく杞憂だった。スプリングスティーンが歌い出した瞬間、会場の空気が一気に濃密になり、僕は体中の毛が静かに逆立つの感じた。そして、つづく「Atlantic City」での火を吹くような演奏にあえなく昇天。今思い返しても夢のような4日間だった。

そして、昨年9月25日のシカゴ公演。14年ぶりに観るE.Street Band。お祭り色を極力廃したあのときのステージは、今となっては貴重かと思う。(詳しくはこちらをご覧ください。)

で、この6回で聴くことのできた曲をアルバムごとで調べてみた。すると『Greetings from Asbury Park, N.J.』からは1曲、『The Wild, Ennocent & the E. Street Shuffle』はゼロ、『Born to Run』が3曲、『Darkness on the Edge of Town』が4曲、『The River』が6曲、『Nebraska』が5曲、『Born in the U.S.A.』が8曲、『Tunnel of Love』が2曲、『Human Touch』はゼロ、『Lucky Town』が1曲、『The Ghost of Tom Joad』が8曲、『The Rising』が11曲、オリジナル・アルバム未収録が9曲。合計58曲という結果でした。うーん、多いのか少ないのか?

NYではなにが聴けるのだろう。今から楽しみでしょうがないっす。

おめでたい日

2003年09月23日 | old diary
今日は祝日。秋分の日とのことだけど、それって、いったいぜんたいなにを祝えばいいのかよくわからない。それよりもっと他に祝うことがあるような気がしませんか?

そう、今日は僕が敬愛してやまないブルース・スプリングスティーンのバースデイ。54歳になったそうな。いぇっい!めでたい!うれしい!いつまでもどうかお元気でいてください。僕は来年の1月で34歳だから、ちょうど20歳ほど離れていることになる。ま、師と仰ぐにはほどよい年齢差ではないかと。

そんなわけで、昨晩からずっとスプリングスティーンを聴いている。結局、ほとんど寝なかった。なんでそんなことをしたかと言うと、大変なことがあったのです。

僕はNYでスプリングスティーンのライヴを2回観るつもりなのだけど、実はまだ1公演分しかチケットを取っていなかった。諸処の事情からずっと逡巡していて、正式な参戦が決まったのが一昨日。さぁ、そうと決まれば急ぐべし!と、その日からせっせとチケットマスターにアクセスしては、うまいこといい席が出てくれないかなー、と虫のいいことを考えていたわけである。

午前1時30分くらいだったろうか、さっきまでさくさく繋がっていたチケットマスターへのアクセスが、急につながりにくくなった。というか、突発的かつ爆発的に混み出したのだ。

「こ、これは一体?そうか、追加席の発売だな」

いやー、燃えましたね。アクセス制限がかけられ、にっちもさっちもいかない状態が数時間。でも、なんっとかゲットできました。既に確保してあったチケットとあわせて、これで席は両日ともアリーナの真ん中から後方あたりに決まり。夢のGAエリアは無理だったけど、文句はないです。

というわけで、昨日はお祝いをしていたのでした。ハッピー・バースデイ、ブルース!(&おめでとう、俺)。

ついに決着

2003年09月22日 | old diary
晴れた空を見上げながら、今日の昼飯のことを考える午後1時。

1年もしくは2年ぶりくらいでギターの弦を張り替えた。愛器マーティンD-18。いやーほんともーすみません、って感じか。やはりピカピカの弦は気持ちがいい。さっそくジャランと鳴らす。当たり前のことだけど、まったく音が違うのに感動。蘇生するとはまさにこのことか…。これからは定期的に弦の交換をしようと心に誓う。

楽しい気分でLand of Hope and Dreamsを熱唱。ついでにThunder RoadとSandyを。あとSaint in the Cityも少々。締めにもいちどLand of Hope and Dreams。たーのしー。新品の弦で引き語られるスプリングスティーン・チューン。自己満足ここに極めり。

逡巡をつづけていたシェア・スタジアム行き。よーやく決着です。一昨日、チケットマスターからメールが届く。無駄になりそうだったチケットだけがキャンセルされ、希望していた席の方は無事キープできたとの旨。うぉっし!

そんなわけで、行ってまいりますニューヨーク。会ってまいりますブルース・スプリングスティーン。我が視界に一転の曇りなし!いぇっい!

ありがたいお話

2003年09月21日 | old diary
 昨日はルー・リードのライヴ。15時ちょっと前に家を出る。無駄のない乗り継ぎで、会場には開演予定時刻の10分前に到着。ライヴは15分押しでスタート。終演後はどこにも寄り道せずにまっすぐ帰宅。これまた無駄のない乗り継ぎを経て、無事家に着いてみると、時計は22時をまわっていた。

 うーん。なんか遠いぞ、東京厚生年金会館。と、ちょっと思ってみる。しかし、すぐに考えを改めた。だって、ルーはわざわざアメリカから来てくれたのだよ。だから、こんなことで不平を言ってはバチが当たるというものである。

 「でもまぁ、ルーは仕事で来ただけだからね」

 そう思ったそこのあなた。慎んで「シャラップ!」言わせていただこう。いや、確かにその通りかもしれないよ。しかし、考えてみてほしい。今回の来日公演は大阪1回、東京2回の、合計3公演だ。会場キャパは、大阪が1100人、東京が2000人×2、と小さい。例えチケットが全部売り切れたとしても、ライヴを観れるのはたった5100人。これは日本武道館の1/3ちょっと、大阪城ホールの半分以下、東京国際フォーラムでやっと1公演分という数字である。それなのにだ。その程度の枚数のチケットしか用意されなかったにも関わらず、大阪公演は空席が目立ったと言うではないか。幸い僕が観た昨日の公演は当日券も売り切れていたけど。

 これが日本でのルー・リードの人気である。欧米じゃもちろんこんなことにはならない。それでも、せっせと新作を出せば来てくれる。これをありがたいと言わずして、あなたはいったいなにに感謝をするというのか????

 ほんと、なんで来てくれるんだろ?もしルーがなにか大事なことに気づいていないだけならば、このまま永遠に気づかないでいてほしいものであります。