今日は直行。さいたま県まで行ってくる。電車で2時間ってとこ。駅ビルで本でも買って、のんびりとことこ目指そうと思っている。そんな日も悪くない。
夏の匂いがそこかしこに感じられる。あー夏だよーとか思ったりする。で、ビーチ・ボーイズを聴いてみたりする。別に夏にしか聴かないわけじゃないんだけど、夏が近づくとやっぱり聴きたくなるビーチ・ボーイズ。『All Summer Long』とか。気持ちが明るくなる。
僕は夏が好きで、夏じゃない季節はいつも「はやく夏にならないかなぁ」と思って過ごしてきた。そこには僕なりのいろんな理由があった。まず夏休み(大手を振って学校に行かなくていい)、ギラギラ太陽(なーんも考えなくなる)、服装(ひたすらだらしなくしてても怒られない)、海や川やプール(泳ぎは得意だった)、ビール(やたらとおいしい)などなど。他にも風鈴とか夕立ちとか冷やし中華とか、さがせばいくらでもでてくる気がする。
でも、こんな僕も大人になり、一応まともに働くようになって、いろんな事情が変わった。今じゃ夏休みなんてあってないようなものだし、仕事に時間をとられギラギラ太陽の下にいることは減ったし、さすがにあんまりみすぼらしいかっこうはしなくなったし、泳ぎにもそれほど自信がもてなくなった。で、そうしたことへの僕の興味は、まるで雪崩をうったかように「ビールを飲むこと」へと集約された感がある。ビールなんて1年中飲んでるのにね。
それでも、そんな風になった今も、夏は楽しい。夏になれば、僕は自転車に乗って海へ出かけ、かげろうに揺れる水平線を眺めながらビールを飲んで、部屋ではビーチ・ボーイズのレコードをかけて、うちわ片手にビールを飲む。例えば、夕立ちが降ったとする。やんだら僕は窓を開けることだろう。涼しい風が風鈴を揺らす。軽やかな音色が耳にやさしい。そんな夜には鰻を食べに行きたい。鰻はほんとうに美味しいと思う。
今では週末にしかできないことも多くなった。それでも夏は楽しいことに溢れている。いつかまたそんな自由で気ままな夏を取り戻せたらと思う。
夏の匂いがそこかしこに感じられる。あー夏だよーとか思ったりする。で、ビーチ・ボーイズを聴いてみたりする。別に夏にしか聴かないわけじゃないんだけど、夏が近づくとやっぱり聴きたくなるビーチ・ボーイズ。『All Summer Long』とか。気持ちが明るくなる。
僕は夏が好きで、夏じゃない季節はいつも「はやく夏にならないかなぁ」と思って過ごしてきた。そこには僕なりのいろんな理由があった。まず夏休み(大手を振って学校に行かなくていい)、ギラギラ太陽(なーんも考えなくなる)、服装(ひたすらだらしなくしてても怒られない)、海や川やプール(泳ぎは得意だった)、ビール(やたらとおいしい)などなど。他にも風鈴とか夕立ちとか冷やし中華とか、さがせばいくらでもでてくる気がする。
でも、こんな僕も大人になり、一応まともに働くようになって、いろんな事情が変わった。今じゃ夏休みなんてあってないようなものだし、仕事に時間をとられギラギラ太陽の下にいることは減ったし、さすがにあんまりみすぼらしいかっこうはしなくなったし、泳ぎにもそれほど自信がもてなくなった。で、そうしたことへの僕の興味は、まるで雪崩をうったかように「ビールを飲むこと」へと集約された感がある。ビールなんて1年中飲んでるのにね。
それでも、そんな風になった今も、夏は楽しい。夏になれば、僕は自転車に乗って海へ出かけ、かげろうに揺れる水平線を眺めながらビールを飲んで、部屋ではビーチ・ボーイズのレコードをかけて、うちわ片手にビールを飲む。例えば、夕立ちが降ったとする。やんだら僕は窓を開けることだろう。涼しい風が風鈴を揺らす。軽やかな音色が耳にやさしい。そんな夜には鰻を食べに行きたい。鰻はほんとうに美味しいと思う。
今では週末にしかできないことも多くなった。それでも夏は楽しいことに溢れている。いつかまたそんな自由で気ままな夏を取り戻せたらと思う。