Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

Color By Numbers

2005年10月31日 | old diary
 案の定、昨日は作業を投げ出して、誘われるがままに飲みに行ってしまった。そんなこったろうと思ってました。自分でも。

 僕は自分をマニアックな人間だとは考えていないのだけど、音楽に関してはそこそこ情熱を注いできたとは思うので、日頃からそんなに音楽を聴く習慣のない人に比べれば、多少詳しかったりするかもしれない。でも、僕なんかよりも遥かに詳しい人はたくさんいるわけだし、そのことを意識することはあまりない。でも、例えば店でかかってる音楽にやたら反応してしまったりして(自覚なし)、「普通なにがかかってるかなんてそこまで気にしませんよ。誰の曲か当ててやろうとか思ってるでしょ?」と友人から言われるなど、もしかすると多少なりとも逸脱したところはあるのかもしれない。

 で、昨日はそんな僕を遥かに上回る音楽通の2人と飲んだ。話すことと言えば、やっぱり音楽のことが多くなるのだけど、例え音楽とは違う話題であっても、そこかしこに音楽ネタが散りばめられてたりして、なかなか重症だなぁと思わなくもない。昨日は体の一部が名前に含まれたバンド(リトル・フィート、ブラッド・スウェット&ティアーズ、トーキング・ヘッズなど)、動物が名前に含まれたバンド(ストレイ・キャッツ、モンキーズなど。この場合、ビートルズもあり)などを、順番で出し合っていくというゲームをやった。はっきり言って、いい歳こいた大人が集まってやるようなことではないと思うのだけど、これが異様に盛り上がるんだよな。やたら真剣に考えこんじゃったりして、「おいおい、パスは3回までだぜ」とかなんとか。アホだ。

 最後は色がタイトルに入ってる曲を出し合ったんで、僕はここぞとばかりにThe Whoの“Blue, Red and Grey”をくり出した。「どうだ、3色も入ってるぞ!他にこんな曲があるか?どうだどうだ!」と鼻息荒くしていると、「それじゃ俺はソウル・シンジケートがジャマイカ国旗をことを歌った“Red, Gold and Green”」とすぐに返されてしまった。

 なんですぐにそんな曲が出てくるんだ。これってかなり高度な戦いだと思いませんか?

 そんなこんなで時間はあっという間に過ぎていく。藤沢の夜は更けてゆく。うーんと、やっぱりどっか問題があるな。ちょっと気をつけよう。

ルーティン・ワークをのりきるには

2005年10月30日 | old diary
 ゆっくりとした週末。生活のこまごまとしたことを済ませて、ほっと一息ついて、クイーンが元気に流れる江ノ島の一角にある小さな部屋で僕はこの日記を書いている。現在、10時30分。お休みだからって昼過ぎまで寝てるとか、そんなの駄目だよ。もっと時間を大切に使わないと。ってまぁ、昨日は昼まで寝てたんだけど。

 思うところあって、昨日からそのための準備を始めている。単純で簡単なんだけど面倒で時間だけはやたらかかる、そんないちじるしくルーティンな作業。今日もひきつづきそれをやろうと思っている。よって、途中で投げ出さない限り(可能性大)、1日PCの前に座っていることになると思う。あーめんどくせー。

 こんなときこそ、若くして夫を亡くした近所の未亡人とかが「ちょっと作りすぎちゃったんで、よろしかったら…」と愛情のこもった手料理などを持ってきてくれるとありがたい。「あんまり根をつめると体に良くありませんわよ。お腰でもお揉みしましょうか?」なんつってさ。

 いいぞ、未亡人!と僕は心の中で拍手喝采するに違いない。

 僕が思うに、この人は代々受け継がれた植木屋かどっかに嫁いできたんだけど、腕の良かった優しい夫を事故で亡くし、今ではいじわるな姑に小言を言われるだけの毎日なのだろう。なんてかわいそうなんだ。これは生き地獄だよ。でも彼女は明るい性格で器量もいいから、出入りする職人さん達の受けもすこぶるよろしい。それがまた姑の勘に触るんだろうね。嫌だねぇ。

 さて、どうしたものか。僕は彼女になにをしてあげられるだろう?連れて逃げるにはあまりに無力な自分が口惜しい。そうだ、老婆に相談してみよう。今日も家の縁側で猫のノミでもとってるだろうから、包丁を研いでもらいにきたとかなんとか理由をつけて(老婆は包丁を研ぐのがとても上手である)、ちょっくら顔出してみるとするかな。よし、そうしよ。

 …はい、くだらないですね。どうもすみません。なんかてきとーなこと考えてないと、ルーティン・ワークなんぞやってられんのだよ。しかし、我ながら想像がかなり昭和初期だな。

 というわけで、息抜きになるようなさわやかなメールをお待ちしております。レスポンスは、きっとはやいと思う。多分。

もうひとつの名前

2005年10月29日 | old diary
 僕の友達に自称“マイク”というのがいる。なんでも私立探偵の濱マイクから拝借したそうだが、言うまでもなく彼と濱マイクはまったく無関係である。でも、彼が自分をマイクと言う以上、きっと彼はマイクなのだろう。よくわからんけど。

 ハンドルネームもこれと似たようなもんですよね?

 僕がネットの世界となかなかコミットできなかった理由のひとつが、このハンドルネームだった。自分に別の名前をつけることが、どうにも気恥ずかしく、抵抗があった。都合のいいあだ名でもあればそれを使ったと思うのだけど、不幸なことに、僕は幼い頃から一度たりともあだ名がついたことがないのだ(最近では名字一部省略のちゃん付けで呼ばれることが増えてきてるけど)。

 そんなわけで、どっかの掲示板に書き込みをするときなどは、そのものズバリ漢字四文字の本名で登場していた。それが一番わかりやすいし、いさぎよいと思ったのだ。「どうだ、逃げも隠れもしねーぜ」ってとこでしょうか。ところが、どういうわけかこれはこれで違和感があるのだ。ぎこちないというか、かたっくるしいというか、とっつきにくいというか…。正直、あまり印象がよろしくない。でも、一度本名で出ていってしまうと、なかなか変えるきっかけというのもないもので、1年間くらいはそれで通してしまった。

 今のMIYAIという名前は、このサイトをスタートさせたときから使っている。「サイトに本名を出すのはやめた方がいいんじゃない」といろんな人に言われて、それでなんとなく。まぁ、名字のアルファベット表記なんですけどね。面白みのかけらもないハンドルネームだけど、おかげで初めて会う人に「MIYAIさんですか?」と声をかけられても、まったく違和感がない。これはこれでやっぱりほっとするのです。

 とはいえ、気に入ってるかというとそうでもなかったりするんだよな。難しいもんだ…。

Three Cool Cats

2005年10月28日 | old diary
 今日はおめでたい日であると同時に、寂しい日でもあります。大好きだったサイトさんが閉鎖になりました。ネットに対して相当ドライだった僕が(まぁ、今もそれなりにドライですが)、毎日のアクセスを楽しみにするようになり、挙げ句の果てにこんな稚拙サイトを立ち上げるようになったのも、ひとえにこのサイトさんがあったからだと思ってます。

 ここの管理人さんと友達になりたくて、かなりどきどきしながらそちらの掲示板に書き込みをした日のことはよく覚えているし、いきおいあまってメールを差し上げたことも、えっと、よく覚えています。とても自分らしくないと感じつつ…。こんなことをしたのは、後にも先にもこのときだけだし、多分これからもないと思います。

 僕にとってはそれだけ特別な場所でした。しばらくお休みの期間がつづいていたし、管理人さんなりの節目もあるということで、こうして閉鎖の日を迎えたのは自然なことだと理解しています。でも、やっぱり淋しいなぁと思いますね。

 もしかすると、やりかけのコンテンツの更新があるかもしれないようなので、まだリンクからははずさずにおきます。トップのFAB4の写真がいいですね。とても彼女らしいと思います。

Love of My Life

2005年10月27日 | old diary
 JLM、クイーン+ポール・ロジャース、ビールとぼたんエビのお刺身。昼過ぎに家を出て、終電で帰ってきた。かなりいっぱいいっぱいな1日だったけど、楽しかったし、嬉しかったし、ちょっぴり淋しくもあった。時間がたてばいろんなことが変わっていくのだなぁと、帰りの電車ではそんなことを考えたりもした。1年前と今を比べてもそう思う。それでも変わらず大切にしている気持ちもあるわけで、今の僕にはそのことの方が重要に思える。少なくとも昨日の僕にとってはそうだった。

 友達に些細なものをあげた。ささやかとも、プレゼントだ!と言うのもはばかれるくらいの些細なもの。僕はそれにペンギンの絵を描いた。彼女は「オバQみたい」と言って笑ってたけど。僕も描いたときそう思ったんだよな。次の機会にはもう少し上手にペンギンが描けるようになっていよう。

 “Love of My Life”。僕はこの曲を昨日初めて聴いたんだけど、日本の観客もあんな風にしっかりと英語の歌を大合唱することができるのですね。うわーって思ったし、素敵だなと思った。

新都心で過ごす休日

2005年10月26日 | old diary
 クイーンのライヴを観に行くということで、ここ数日は貸してもらったCDばかりを聴いている。最初は「ライヴで曲を知ってた方がいいもんな」という軽い気持ちだったんだけど、いつしか熱心に聴き入るようになっていた。昨日は『Greatest Hits 1』と『Greatest Hits 2』がセットになったボックス?をamazonに注文。明日には届くと思う。オリジナル・アルバムもどれか買ってみようかと思っている。

 いやー、ライヴ楽しみだなぁ。仕事も休みもらったし、準備ばんたんであります。

 “Keep Yourself Alive”、“Love of My Life”、“Tie Your Mother Down”など、曲名は知ってるけど聴いたことのない代表曲がいくつもある。とある方が今回のライヴを「すごくでっかい同窓会に行くみたい」と書いてるのを読んだ。クイーンの曲にたくさんの想い出をもった人達が、今夜さいたまスーパーアリーナに集まってくるのだろう。きっと僕の知らない曲とかも大合唱になるんだろうなぁ。いいなぁ。ひとまず今回はそんな同窓会の末席で、僕なりに楽しんでこようと思っている。

 1985年の5月、クイーンはオリジナル・メンバーでの最後の来日をしている。この年の4月にスプリングスティーンが初来日を果たし、僕はチケットを取ることができず、そのために貯めておいたこづかいで再結成ディープ・パープルを観に行った。思えばあれも1985年5月のことだった。

 もしあのときパープルではなくクイーンを観ていたら?想像もできないけど、うーんと…いや、やっぱりスプリングスティーン観たかったな。それに尽きるな。えっと、ミもフタもなくてすみません。

 開演前にはJLMへ行くつもり。ようやくです。ヨーコ色に染まっている(であろう)館内から、できるだけ彼女の主張に目を向けないようにしつつ、ジョンのピュアな魂に触れてこようと思っている。こちらも楽しみ。

誰かのファンになることの意味と広がりについて

2005年10月25日 | old diary
 ビートルズをアナログ片面だけ聴いてから、クイーンに変える。名曲“Bohemian Rhapsody”が流れてくる。朝っぱらからこう盛大にやられると、「はいはい、わかりました。ちょっと待ってね。すぐにシャキッとすっから」と、変なひとり言などをつぶやいてしまう。ふぁぁあああ…(あくびです)。

 昨日、クイーンのサイトをあれこれと見てまわって思ったこと。やはり、キッスとエアロスミスの名前がよく出てくる。さすが当時、御三家と呼ばれただけのことはある(日本だけですよね?)。他にはベイ・シティ・ローラーズとかチープ・トリック。あとはジャパンなど。かなり『ミュージック・ライフ』的なラインナップ。パンクの話はあまり見かけなかったな。やっぱり住み分けがあるんでしょうね。

 例えばビートルズの場合だと、ストーンズとかエルヴィスがよく引き合い出される。あとはチャック・ベリー、バディ・ホリー、リトル・リチャードといったところか。スプリングスティーンはどうだろうな?いろんな名前が出てくるけど、どれも決定打に欠けるかな。クイーンにおける御三家とかビートルズに対するストーンズみたいな、そういう存在って思い当たらない。

 僕の音楽嗜好って、1975年くらいまでが圧倒的なので、それ以降のことには案外疎かったりする。だから、スプリングスティーンはほんと例外中の例外で、もし彼に決定的な対抗馬となるようなアーティストが(便宜上でも)いたならば、僕の音楽の聴き方も今とは違ったものになっていたかもしれない…のかな?幸か不幸かそうじゃなかったというだけで。

 誰のファンになるかによって、見える景色も違うのだなぁと思ったのでした。

なんとなくThe Long and Winding Road

2005年10月24日 | old diary
 ずっぽりとクイーンばかり聴いてたら、さすがに息切れしてきた。というわけで、今朝はジョンのベストなどを。非常に安心感のあるセレクトなのだけど、ひとつ問題が。このベストでは遂にと言うかとうとうと言うか、“Give Peace a Chance”からマッカートニーの名前が消えている(前にもありましたっけ?)。

 普通消しますか?おばちゃん、そこまでしますか?

 ポールはけっして“Yesterday”からレノンの名前を取ったりはしないと思うけどね。それにしても、どうしてこういうことができるんだろ?「あなたはジョンですか?」と僕はおばちゃんに問いたい。前にも書いたけど、この人にとっての愛とか平和って戦う対象があってのものなんだという気がする。基本的には闘争的な人なんだと思う。

 なんかつまんないもん確認しちゃったなぁ。せっかくレノン・ミュージアム行くの楽しみにしてたのに水をさされた気分だぜ。どうしようかな。

 昨日は空気が澄んで、とても空がきれいな1日だった。友達と一緒に地元のカフェでランチなどをいただく。店の窓から見える青空を眺めていたら、非常に休日らしいのどかな気分になってきて、僕は1杯だけビールを飲んだ。それから海であれこれと話をした。彼女はロス旅行から先週帰ってきたばかりで、そのときの写真を僕に見せ、あれこれと話をしてくれた。

 この日は富士山がほんとにきれいで、それは夕方を過ぎて夜になるまで変わらなかった。夕暮れが終わって8割ほど夜になったときの空は青みがかった神秘的な色をしていた。そこに富士山の見事なシルエットが浮かぶ。こういう日は1年でも少ないんじゃないかな。「当たりだよね」と友達も言っていた。

 夜は『Party at the Palace』のビデオを観ながら、あるものを作った。ささやかというよりはずっと些細なものだけど、僕なりに丁寧に心を込めて。

+ポール・ロジャース

2005年10月23日 | old diary
 なにげにハマっているクイーン。今朝も洗濯したり、部屋を掃除しながら聴いている。ライヴで演ってほしい曲をひとつあげるなら、そうだな、“Too Much Love Will Kill You”かな。なかなかすごいタイトルだけど、そういうものなのかもな。愛する側にとっても、愛される側にとっても。なんでも行き過ぎってよくないんですね(ほんとにそういう歌なのか?)。

 さて、今日もクイーンのお話を。フレディの代役をポール・ロジャースがやることで、きっと熱心なファンの間では賛否があることと思う。しかし、僕が思うに、このチョイスはけっして間違ってはいない。それくらいポール・ロジャースは歌がうまい。とりわけブリティッシュ・ロックを歌わせたら右に出る者なんて、ちょっと考えつかないくらいに。広い声域で歌われるクイーンのナンバーも、この人ならヴォーカル・テクニックで無理なく歌い切ってしまうだろう。

 ジョージ・マイケルが歌った“Somebody to Love”もかなりのもんだったから、彼を押す人も多いみたいだけど(僕にCDを貸してくれた人もそうみたい)、彼が他の曲を同じくらいのレベルで歌えるとは僕には思えない。どこかで無理が生じるんじゃないかな。そんな気がするんだけど、どうでしょ?

 声が似てるとか声域が広い人ならさがせば他にもいるだろう。レコーディングや単発のステージならそういう人でもいいのかもしれないけど、長いツアーでクイーンのヴォーカルを務めるとなると、やはりそれなりにロック的なイディオムを理解し、体内にしたためている人じゃないとうまくいかないと思う。その点でもポール・ロジャースのキャリアは申し分ないものだ。

 多分、「フレディがいないクイーンには抵抗がある」ってことなんだろうし、そういう人の気持ちはよくわかる。でも、またクイーンをやろうと思ったメンバーの気持ちも尊重したいし、この辺が難しいところなんでしょうね。…なんて、クイーン歴3日目の浅はかな考えでございます。

 ところで、ペースは誰でもいいんですか?もうちょっとジョン・ディーコンの不在についてあれこれ言われてもいいような。彼だってクイーンの代表曲をいくつも書いてる人なんでしょ?「あたし、ジョンがいないクイーンなんて認めないわ!」とか、そういう人がある程度はいてほしいような気もする。それとも僕の知らないところでは、けっこう話題になってたりするのかな?

 えっと、クイーン歴3日目の浅はかな…(以下省略)。

同僚とクイーン

2005年10月22日 | old diary
 クイーン、かっこいいでやんの。“Seven Seas of Rhye”とか。

 というわけで、今日もクイーンのお話を。ひょんなことから今日ひとりで休日出勤している僕の同僚は、クイーンが苦手だそうだ。しかし、そんな彼を最初に洋楽の世界へと誘ったのは、他ならぬクイーンだったという。中学生のときにラジオの空耳コーナーで聴いた有名な“Killer Queen”の一節♪がんばーれタブチー。彼はこれをすっかり気に入ってしまい、無性にクイーンのレコードが欲しくなったのだという。

 そして、彼は行動を起こす。この日のために(というわけじゃなかったんだろうけど)貯めてきたこづかいの入ったブタの貯金箱をトンカチでかち割り(というのは嘘だけど)、いざ近所のレコード屋さんへ。そのとき彼が買ったクイーンのアルバムは『Jazz』。そこに彼のお目当てであったはずの“Killer Queen”は収録されていなかった。

 MIYAI:「なんで欲しい曲が入ってるアルバムにしなかったんですか?」
 同僚:「その店にクイーンはこれ1枚しかなかったんですよね」
 MIYAI:「ふうん。その『Jazz』って、確かあれが入ってるやつでしょ?」
 同僚:「(よくぞ言ってくれたという顔で)そうなんですよー」
 同僚&MIYAI「(声を合わせて)“Bicycle Race”!」

 そうなのだ。この曲こそ、僕がクイーンを聴こうとしなかった大きな要因だった(ような気がする)。ふざけてんのか?と思ったもんな。こりゃオリジナル・アルバムまで聴く価値ないなぁと思ってしまったのだ。そうだった、そうだった(多分)。

 MIYAI:「あと、あの曲も苦手だったなぁ。妙に前向きで大袈裟なやつ」
 同僚:「あーわかった。“Don't Stop Me Now”でしょ?あれも『Jazz』に入ってるんですよ」
 MIYAI:「ほんと?そりゃ大変だったねぇ」
 同僚「最初に『Jazz』を聴いちゃうと、クイーンを嫌いになりますね(きっぱり)」

 まぁ、それがどうかはともかくとして、今聴くといいんだよな。“Don't Stop Me Now”。自分とはきれいにシンクロしない世界だけど、そうした相容れないものも素直に聴けるようになったということか?“Bicycle Race”もあれはあれで見事だと思うようになったし。こちらは好きってわけじゃないけど。

 ちなみに同僚が初めて買った洋楽シングルもクイーンだったという。デヴィッド・ボウイとのデュエットでNo.1ヒットとなった“Under Pressure”。今ではカントリーが好きだという同僚。そんな彼にもいつかまたクイーンを聴く日が訪れますように。