Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

The Whoの来日には特別な意味があるのだ

2004年04月11日 | old diary
  昨日は急に入った仕事をちゃっちゃっと済ませ、夜には友達がやってるバンドのライヴを観に行った。ニューオリンズ系のなかなか渋いバンドで、彼はそこでドラムを叩いている。ビールを飲みつつ音楽を楽しんだ。生演奏はいい。

 The Whoのブートをあれこれもらう。世間はちっとも盛り上がっていないようだが、The Whoの初来日は大変な事件である。せめて僕らファンだけでもしっかりお祝いせねばと、ライヴの後は居酒屋にてThe Who来日談義。ほんとはもらったブートをかけながら語らいたいところだけど、それはまた今度。

 話題の中心はセットリストに関すること。とはいえ、あれをやってほしいとかいう話ではなく、なにを削るべきかという…。The Whoにあてられる時間は長くて1時間30分くらいだろうか。そのうち新曲が2つ披露されるとして、あとはせいぜい10~12曲分くらいの時間しか残されてない。さて、どうしたものか…。これは難問ですよ。ひとまず「Eminence Front」ははずそうということで意見は一致したけど、その後の話し合いは最後までまとまることがなかった。

「ほんとは時間なんか気にしないで演ってほしいけどね」
「でも、後ろにはエアロスミスさんが控えてらっしゃるから。ご迷惑かけられないし」

 ・・・なんでこんな自虐的にならねばならんのか。でもそれは日本でのThe Who人気が低いことを、僕らがよぉーく知っているからでもある。とてもトリを飾れるとは思えない。そんなことをして空席の目立った巨大スタジアムで、初めてのThe Whoを迎えるのは僕だって嫌だ。だから今はもう順番なんてどうだっていいと思っている。別に気にしないよ。エアロスミスも好きだし。ただ、The Whoの後は感動にひたっていたい。他のバンドなんか観たくないという気持ちは強い。

 だから、この際、The Whoにはもっとはやい時間でご登場いただきたい。3番手とか4番手とかその辺。ポール・ウェラー~The Whoとつづいても、外はようやく陽が暮れる時分か。その後のラヴ・サイケデリコやイナバくんのときに、僕らは席を立ち、音のあまり聞こえない場所にゴザでも敷いて飲み会。半分放心状態のままに感動のThe Who初来日公演をあれこれ語らう(こういう時間は必要だと思う)。あとはとっぷりと夜が更けるのを待ち、心が落ち着いたところで、ほろ酔い気分のままエアロを鑑賞と。

 こんな感じでひとつお願いしたいものです。