Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

The Xangos

2008年03月31日 | diary
 昨日からずずっと雨がつづいてたりする。ちょっと肌寒かったりする。

 昨日は、友達でもあるブラジル音楽の3人組=The Xangos(ザ・シャンゴーズ)のライヴを観に表参道まで。いつもは湘南界隈で観ることが多いのだけど、今回は『ブラッサ・オンゼ』というブラジル音楽の登竜門のようなお店で演奏するというので、ちょっくらみんなで遠出してきたのだった。リーダーでギターの中西文彦氏と、7弦ギター&マンドリンの尾花毅氏は、これまでもこの店で演奏したことがあるそうなのだけど、紅一点のヴォーカル=まえかわ嬢ははじめてということで、やっぱりここ数日は随分と緊張してたみたい。でも、そんなほどよい緊張感と彼女独特のナチュラルなスタンスがうまく相まって、演奏全体に初々しい張りを与えていたと思う。それが聴いててすごく気持ち良かったし、お客さんもとても楽しんでいた。スポット・ライトを浴びて、歌に入りこもうとしているまえかわ嬢の姿は、ちょっぴり感動的で、この日の演奏が、彼らにとってひとつのいいきっかけになってくれればいいなぁと思ったりした。こつこつと、ゆっくりでいいから、前に進んでいってほしい。

 カエターノ・ヴェローゾの曲がとても良かった。有名な曲らしいんだけど。僕は知らないんだけど。

ちょっと外は寒そうだけど

2008年03月30日 | diary
 目が覚めたら午前11時だった。「うー」とひと唸りしてから、歯をみがいて、パジャマのままで、スティーリー・ダンの『Gaucho』をターン・テーブルにのっけつつ、途中でブランチをとりつつ、友人からのメールに返信などしつつ、仕事などをしてみたりする。で、日記もつけてみたりする。

 昨日のレコ発記念DJは、友人・知人・一部の知らない人達に囲まれ、ゆるりといい雰囲気の中でレコードをまわすことができた。メインDJである友人は、普段からかなりイナタかっこいい系の音をかけるんだけど、昨夜は僕も、ミュール・スキナーとかニュー・グラス・リヴァイバルとかエリック・ワイズバーグとかジェリー・ジェフ・ウォーカーとかデヴィッド・ブルムバーグとか、ブラック寄りなその友人とは別の意味でかなーりイナタイ曲をいっぱいかけてみた。このお店はルーツ系の音が普段から流れているので、バンジョーやフィドルが鳴ってても違和感がないのが嬉しい。持ってったCDやTシャツもちゃんと売れたし、みんなのおかげで楽しい夜だった。どうもさんきゅー。終わった後はラーメン食べて、いつものアナログ・バーへ顔を出して、午前3時半に帰宅。で、さっき起きたと、そんなところ。

 来月は、茅ヶ崎のカフェで毎月行われている昼間っからのDJイベントに、ゲストで呼んでもらえることになってたりする。そこではもっとゆったりしたシンガーソングライター系のレコードをかけるつもり。…なんて書くと、なんだかえらそうで申し訳ないんだけど。そもそも、DJの人達って、人を喜ばせるためにレコード買ったりもすると思うのだけど、僕の場合、自分が持ってるレコードからただ選んでかけてるだけで、それはどれも自分のために買ったレコードなわけで、この辺の差は、やっぱり大きいんだろうなぁと思う。だから、昨日もそうだし来月もそうだけど、ゲストくらいで呼んでもらえるのが、僕にはちょうどいい。ほら、人のバックではいいギター弾くんだけど、ソロ・アルバムはつまらないとか、そういうアーティストっているでしょ。でも、脇役だと本当にいい演奏をするから、みんなから重宝がられて、声をかけてもらえるみたいな。せっかく縁あって誘ってもらってるんだから、僕もそんな風になれたらいいなぁと、ときどき思ったりする。

 たまにDJをするのは、僕がやってるレーベルのことを、少しでもたくさんの人に知ってほしいから、という理由が一番大きい。で、やればやったで楽しいし、お酒は美味しいし、CDやTシャツもいくらかは売れるし、‥と、そんなところ。

 今宵はこれから渋谷へ。仕事をちょっとだけして、夜は友人バンドのライヴへ。表参道へ。もしかすると彼らにとって、将来的に節目のライヴになるかもしれないので、応援をしてこようと思っている。

Voices Inside

2008年03月29日 | diary
 今日は先日発売したCDの発売記念DJの日。午後8時過ぎくらいにゆるくスタートして、まず僕が40分くらいかけて、次にメインDJの友人がやっぱり40分くらいかけて、それからうちのレーベル・サンプラーを30分くらいかけて、また僕が40分くらいかけて、友人が40分くらいかけて、最後はふたりで交互に何曲かかけて、そうすると、多分、午前0時くらいになるんじゃないかなぁと。

 だから、レコード30枚くらいと、販売用のCDを10枚くらいと、Tシャツを10枚くらいを持って、江ノ電に乗って出かけるわけで、けっこう重たいんだと思う。帰りは電車がないからタクシーだろな。やっぱり。

 まぁ、DJとは言っても、僕がやらせてもらえるんだから、そんなたいそうなもんじゃないというか、お店は通常営業だし、チャージなんてあるわけないし、みんなでがやがや楽しく飲みながら、BGM感覚で楽しんでもらえたらいいなぁと思う。

 もしお暇な方は、ぜひ遊びに来てくらさい。藤沢駅北口から徒歩7分くらいの『Bar Cane's』というとこでやってます。はじめましてとかこんにちはしませう。

渋谷の『Lennon』

2008年03月28日 | diary
 なんだか、のんびりした1日。天気もいいし、ごはんも食べた。これから明日のDJイベントの準備。

 昨日は久しぶりに都内へ。渋谷と吉祥寺へ。途中、携帯にビートリィな友人からメールがはいり、夜は渋谷の『Lennon』というバーへ出かけた。ビール(コロナ)とかワイン(キャンティ)とか飲んで、レバーのパテとかピザとかサラダとかピクルスとかを食べて、なんだかすっかりご馳走になってしまった(ありがとうございました)。たくさんの楽しい話をし、ちょっと心配になるような話をひとつ聞いた。店内では、トッド・ラングレンが流れていて、僕らが店を出る頃はキンクスに変わっていた。最後までジョンはかからなかったけど、『Lennon』は雰囲気のいいお店だった。

 藤沢に着いたのは、ちょうど日付けが変わる頃だった。ワイン・バーのドアを開けると、イーサ・デイヴィスが聞こえてきた。マスターは僕に気づくと、「CDが1枚売れましたよ」と代金を渡してくれた(ありがとうございます)。カウンターには、僕の他に若いカップルが一組座っていた。少しだけ言葉を交わして(お互いの仕事の話など)、ワインをグラスで1杯だけ飲んで、僕は店を出た。彼らは新しいボトルを注文していた。

Ram

2008年03月27日 | diary
 昨日は18時まで仕事をして、友達がやってる花屋さんへTシャツを届けてから、これまたTシャツを届けがてら茅ヶ崎のロック・バーへ。お店に入るとレオン・ラッセルがかかってた。「来るんですよねー」と僕が言うと、「来るねー」とクジラのようなマスターが言った。「たくさん来るよね。今度、カーラ・ボノフを観に行くし、クリス・ヒルマンとハーブ・ペダーソンも一緒に来るでしょ。ステファン・ビショップも来るんじゃなかったっけ?俺はアメリカとか観たいなぁ」とのこと。結局、ウエスト・コースト・ロックが大好きなマスターだったりする。その後はビーチ・ボーイズの1980年ネブワースのライヴ映像を眺めつつ、僕の仕事の話をしたり、この店でよくライヴをやってるミュージシャン達の話をしたりしつつ、ビールを2杯飲んだ。

 21時30分に藤沢へ戻り、今度の土曜日にDJイベントをやらせてもらうことになっている北口のバーへ。ドアを開けると、アレサの素晴らしい未発表曲集がかかっていて、一緒にDJをすることになっている友人は既にカウンターに座っていた。原酒を注文し、乾杯し、当日のことをぽつぽつと話したり、黒人音楽の話をしていると、とあるお客さんのリクエストでディランのファーストがかかって、かなりびっくりした。その人はディランの歌声に耳を傾けながら、「かっこいいよなぁ…」と何度かつぶやいていた。いい人だと思った。そんな流れで、僕らの話題もディランのことに。レコードも、ファーストから『Nashville Skyline』に変わった。「あ、そうそう、この前CDが1枚売れましたよ」とマスターがお金の入った封筒を僕に手渡してくれた。いつもありがとう。その後は、ジョニー・キャッシュ・ショーのDVDを鑑賞。ディラン、サッチモ、スティービー、そしてリンダ。時計を見ると23時30分だった。ここではいつも音楽的に濃い時間が流れていく。

 友人は電車で帰ったんだけど、僕はそのままいつものアナログ・バーへ。カウンターに別の友達が座っていたので、ワインを注文してから、また乾杯。マスターが「はい、CDが2枚売れたよ」と代金を手渡してくれた。「いつもすみません」とありがたくいただく。友人と、しばしスプリングスティーンの話などしていたら、お客さんが何人もやってきて、いつしかカウンターはいっぱいに。話題もおかしな方向へと流れていき、僕は最後の1時間をほとんどしゃべることもなく、じっとみんなの話を聞いていた。マスターが僕に気をつかってか、ポールの『Ram』をかけてくれた。で、最後は小腹がすいたので、ラーメンを食べて帰ったのが、午前2時過ぎのこと。

 この日の売上:Tシャツ2枚とCD3枚。よしよし…。

 今日はこれから都内へ。渋谷と吉祥寺へ。なんか久しぶりの都内だ。お昼を食べてから、でかけよう。

Neil Aspinall

2008年03月26日 | diary
 昨日、ビートルズのアメリカ編集盤『Second Album』を聴きながら仕事をしていたら、ニール・アスピノールが肺癌で亡くなったと、友人からのメールで知った。享年66歳。ビートルズゆかりの人ってたくさんいるけど、ニールとマル・エヴァンスは、本当の意味で、4人の友人だったと思う。ニールとビートルズのつきあいはとても長くて、ポールとジョージとは中学生の頃からの友人らしいけど、本当につきあいが深くなったのは1960年のこと。当時、ビートルズはハンブルグから帰ってきたばかりで、ニールはピート・ベストの家に間借りして住んでいた。そのときから、彼はずっとビートルズと一緒にいる。解散してからもずっと。『Anthology』のプロジェクトは、彼がいなかったら実現しなかったと思う。入院中のニールを、亡くなる数日前に、ポールが見舞ったというニュースを読んだ。最後に2人が会えてよかったと思う。心からの感謝を込めて。合掌。

 で、今朝もニールを偲びつつ、『Second Album』を聴いているところ。これはもう本当に大好きで、とりわけよくターンテーブルにのっけてる1枚。全編ロックン・ロールで痛快だし、ジャケもダサかっこよくていい。ここに収められたすべての曲は、ビートルズにとっての青春であり、それはニールにとっても同じだったんじゃないかなと思う。下積みからアメリカを制覇するまでの、あの光の中を駆け抜けていったような時代の。

 そんなこんなでニールを偲んでいた以外は、昨日は朝から晩までみっちりと仕事をした。午前7時から午前2時まで。…うーんと、やっぱりみっちりとはやってないかな?かといって、だらだらしてたわけでもないんだけど。多分、自分なりにバランスとりながらやってたんだと思う。ビートルズかけたりしながら。夜は茅ヶ崎へ飲みに行こうと思ってたんだけど、出かける直前に突然の春雷に見舞われたんで、やめた。で、そのまま、なんとなく、ずるずると、仕事をしてたんだと思う。

 たくさんの人にメールを送ったら、数名から電話をもらった。「元気にしてる?スプリングスティーンのツアーのブート・ビデオが手に入ったから、今度仕事帰りにでも観においでよ」なんてお誘いもあったりして、「行きます!行きます!」と言って電話を切ったりしてた。たまにこういう嬉しいこともあったりする。

 さて、今日もがんばってこう。で、夜は茅ヶ崎のロック・バーへ。今夜こそ。

My Sweet Home

2008年03月25日 | diary
 気持ちのいい朝。バリー・マンなどをかけてみる。すごく自分の部屋にいるなぁという気がしたりする。えっと、なんとなくだけど。朝食には、ホットミルク、ハムと卵のトースト、そしてサラダ。すごく健康的な生活をしているような気がしたりする。えっと、なんとなくだけど。

 今日は、自分のレーベル(といっても僕しかいないんだけど)のCD発売日…じゃなくて入荷日。明日の発売日に備えて、今日からあちこちのお店に並ぶことになっているんだけど、ちゃんと並べてくれるといいな。どうか後回しとかにしないで、できれば試聴機とかにも入れてほしい。ちょっぴりどきどきだったりする。

 昨日は、結局、仕事らしい仕事をしなかった。では、週のはじめから仕事もせんと、なにをしてたのかと言えば…、

 キョンキョンのビデオを繰り返し観てた。

 えっと、ま、長い人生そんな日もあるということで。いやね、このときのライヴを僕は実際に観ててさ…って、どうでもいいっすね。

 あ、そうそう、3週間前に自転車に乗って走ってたら、車道から歩道にあがろうとしたときに、車輪をとられて、ずしゃーっと転んだのね。肩を打って、手の平を擦りむいたんだけど、手の平は5日ほど前にようやっと絆創膏がとれたが、肩はまだ痛かったりする。徐々によくなってはいて、腕も随分と上にあがるようにはなったんだけど、なんでこんなに時間かかってんだよ?と思ったりもする。ただ転んだだけなのに。ちょっぴり悔しい。

 今夜は、もし時間があったら、久しぶりに茅ヶ崎のロック・バーへ行こう。ジャクソン・ブラウンやジミー・バフェットを聴きに出かけよう。そうしよう。

I Stole Some Love

2008年03月24日 | diary
 月曜日から雨。月曜日から寝坊。うだうだしてたらもうお昼。うー。

 昨日は、14時に友人たちがやってきて、僕の作業を手伝ってくれた。CDRにシールを貼ったり、注文書を折ったり、封筒にはんこ押したり、封をしたり、そんなことを4人でやって、終わったのが18時。もし彼らが手伝ってくれず、僕ひとりでやってたら、いつまでたっても終わらなくて、さぞや泣きたくなったことだろう。みんなほんとありがとね。

 作業終了後は、当たり前のように飲み会へ突入。いくつものマッスル・ショールズ録音(ドン・コヴェイの“I Stole Some Love”とか)を聴いたり、ボビー・ウーマック3部作をとっかえひっかえしたり、エイモス・ギャレットのギターに耳を傾けたり、パスタを茹でたり、買い出しに行ったり、ギターを弾いたり、ハープを吹いたり、翌日(つまり今日)が誕生日の友人を祝ったり、スプリングスティーンのシングル盤をプレゼントしたりと、そんなことをあれこれやってるうちに夜は更けて、友人たちは22時頃帰っていった。

 「かつてはだらだらと終電までいたもんだけど、ちゃんとこれくらいの時間に切り上げることができるようになったんだから、俺たちも立派になりましたねー」なんて会話が交わされたりしていた。ま、確かに。かつては、飲む量もはんぱじゃなかったけど、最近ではそんなこともなくなった。それは、遊んだ翌日があまりにしんどくて、みんなが同時に学習した結果だと思う。みんな一緒に思い知ったのが、気持ちの足並が揃って、よかったんだと思う。

 さてと、そろそろ後片づけをしようかな。それから、昼飯にしよう。そうしよう。今、テレビでは「笑っていいとも!」がやってたりする。僕の部屋でテレビがついてるのは、けっこう珍しい。

おめでたい日

2008年03月23日 | diary
 今日はいい天気。ほんとによかった。だから、ニーナ・シモンの“Here Comes the Sun”をかけてみたりする。僕にとって、これは幸せの歌だから、そんな気持ちが届いてくれたらいいなと思う。

 これから仲間が3人、僕の仕事の手伝いに来てくれることになっている。みんなでせっせと作業をして、それからビールを飲むんだと思う。音楽を聴くんだと思う。楽しみなり。

 それぞれにそれぞれの2008年3月23日(日)。大安。どうか良き日でありますように。

Don't Let Me Lose This Dream

2008年03月21日 | diary
 昨夜は、雨降りしきる中、いつものアナログ・バーへ、とあるレゲエ・ユニットのライヴを観に行った。僕的にはまずまずな内容だったけど、最後に友達がハープで参加したのが面白かったので、終わり良ければすべて良しというか、楽しい時間だった。終演後も、ずるずるだらだらと居座って、最後はみんなで中華屋へ。坦々麺を食って帰るという、ゴールデン・コースを辿ったのだった。そんなんで、今日はおもいっきり寝坊。ちゃんと朝起きて仕事へ出かけたみんな、ごめんなさい。

 昨日も今日も、風がとても強い=花粉飛びまくり=外に出たくない。ひとまず、アレサ・フランクリンのファーストをターンテーブルにのっけてみたりする。で、パスタを茹でてみたりする。僕はいつも茹で時間が7分とか8分のものを買うんだけど、今回は間違って11分のを買ってしまったので、これまでのように手軽さがなくなったような。ほんの数分の違いなんだけどね。ま、すぐ慣れると思うけど。

 アレサを聴きながら、ミートソースのパスタを食べて、ホット・ミルクをすする。よろしいかと。アレサ、かっこいいな。今日はアレサのレコードを何枚か聴こう。

 でも、その前に仕事しないとな。寝坊した分、巻き返さないとな。がんばろう。おー。