Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

ジョン・メレンキャンプ

2003年08月31日 | old diary
 うー、マヨネーズとジャムを買い忘れた。そんなことに気づいた今朝のブレックファースト・イン・江ノ島。

 今日は朝からお仕事。颯爽とスクーターまたがっての出勤です。心も軽やかにさくっとこなして、夜はサザンのライヴなり。楽しみでっす。どうやら天気は大丈夫そう。夏の最後だもんな。やっぱそうでないとね。

 窓をあけてジョン・メレンキャンプの01年作『Cuttin Heads』を聴く。まじでかっこいい。「え~?今さらメレンキャンプもないでしょ」と思ったそこのあなた、聴かないでそういうことを言わないように。今年発表したカヴァー・アルバムもよさそうですぜ。

 僕が高校生だった頃、アメリカン・ロックの人気はとても高かった。スプリングスティーンは別格な扱いだったけど、その他にもトム・ペティ、ボブ・シーガーといったベテラン組、苦労人のヒューイ・ルイス、若者代表のブライアン・アダムス、そしてジョン・クーガー・メレンキャンプなどなど、魅力的な人達が元気にヒット・チャートを賑わしていた。
 当時の僕のお気に入りは、もちろんスプリングスティーン。それからヒューイ・ルイス、ブライアン・アダムス、そしてメレンキャンプとつづいた。今ではヒューイもブライアンもほとんど聴かなくなってしまったけど、メレンキャンプはときどき引っぱりだしては聴いている。

 その頃のインタビュー(1985年頃)、「アメリカン・ロックの人気が非常に高いですが、その中のひとりとしてどういう気分ですか?」と訊ねられて、メレンキャンプはこんな風に答えている。

「あと10年ほどたったときに、もしかしたら残っているのはブルース・スプリングスティーンだけかもしれない。でも、俺はそれでもいいと思ってるんだ」

 これを読んだとき、「この人はしっかりした人だなぁ」と感じた。そして、その印象は18年たった今も変わらない。あれからずっとメレンキャンプは、自分なりの挑戦をつづけながら、地に足のついた作品を発表しつづけている。けっして一流にはなれない人かもしれないけれど、今も変わらぬ「頼りになる田舎のあんちゃん」といった風情には、自分の分相応を知る者だけがもつ清々しさがあるように思う。

 いいですよ。かっこいいですよ。いいじゃないですか、今さらメレンキャンプだって。ねぇ?

健康第一

2003年08月30日 | old diary
 ちょっと髪を切り過ぎたような…。まぁ、いいか。

 昨日から3日間、鵠沼海岸にてビーチ・バレー大会が開かれている。ちょうど通りがかったときに、シドニー・オリンピックのゴールド・メダリストであるナタリー・クック組と、日本代表の佐伯美香組が試合をしていたので数分ほど観戦。好きな人にはたまらないのだろうな。

 サプリメントについて考えてみる。不足しがちなピタミンなどを錠剤で効率よく摂取することができるそうな。大変便利なり。しかし、「錠剤で」とか「効率よく」といったあたりがどうにもうさん臭い。外人とかみてると、あきらかに不健康そうな奴が、せっせとサプリメントしてたりするじゃないか。ああなっちゃうんじゃないの?
 でも、食事のバランス総崩れの典型に陥りやすい一人暮らしの男には、とりわけありがたいものだという気がしないでもない。果物や野菜を買う必要性も減少して、家計だって助かるかもしれない。けど、だからといって、そうそう安易な方向に流されていいものか?そんなことでお前はいいのか?そもそも、そんなもので体に必要なビタミンが十分とれるはずがないじゃないか、という気がしてならない。

 うーん、これは難問だ。

 そんなことを友人に話してみると、「まぁ、あれは栄養補助が目的だからね」と言われた。ふむ、そりゃそうだよな。どうやら過剰な期待をしていたのは、僕だったようです。反省。

 というわけで昨日買ってみました、ネイチャーメイド。マルチ・ビタミン。「マルチ」ってとこが、なんだかうさん臭いんだけどねぇ。でも、あまり期待しないで、気休め程度でってことで。やっぱり健康第一ですからね。

The 100 Greatest Guitarists of All Time

2003年08月29日 | old diary
 どぴーかん。朝から気温がぐんぐん上昇。今日は35度くらいまで上がるとか。The Whoのベスト盤をかけつつ、朝食と洗濯を済ます。現在、午前8時。そろそろスプリングスティーンのNJジャイアンツ・スタジアム第2ラウンドが開幕する。ニュージャージーの空もこっちみたいに晴れ渡っているのだろうか?

 明後日はサザンのライヴ。予報だと雨とか言ってるけど、駄目だよ、そういうこと言っちゃ。晴れろ、晴れろ。晴れておくれよ。夏の最後なんだからさ。お願いしますよ。

 『Rolling Stone』誌が選出した「偉大なるギタリスト100」。どういう基準で選んだのかが些か疑問ではあるけれど、どんな場合であれ、トップは言わずもがなのジミヘン。さすがである。

 こういうランキングでは、やっぱり気になるのがジョージ・ハリスン。まさかランク外なんてこたーねーだろーな?と、どきどきしながらジョージの名前をさがす。どれどれふむふむ。おー、いたいた。21位でっす。まぁ、いいかな。
 
 ちなみにジョージより「下」にランクされた人で、主だったところをいくつか紹介するとですね…。

 フレディ・キング(25位)、バディ・ガイ(30位)、スティーヴ・クロッパー(36位、もっと上だろう)、ピーター・グリーン(38位)、ブライアン・メイ(39位)、ジョン・フォガティ(40位、おーいぇー)、クラレンス・ホワイト(41位、いぇー)、スコッティ・ムーア(44位)、ピート・タウンゼント(50位、おいおい、もっと上だろ!)、リッチー・ブラックモア(55位)、スティーヴ・ハウ(69位)、エディ・ヴァン・ヘイレン(70位)、ジョニー・ウィンター(74位)、ロビー・ロバートソン(78位)、テイヴ・ギルモア(82位)などなど。

 錚々たる面々を押さえての21位です。ま、詳細は下記で。

 http://www.rollingstone.com/features/coverstory/featuregen.asp?pid=1917

 では、暑くて外に出たくなくなる前に海に行ってきます。

土地が人を育てる

2003年08月28日 | old diary
 いやー、夏祭り、よかったです。

 昨晩は山車と神輿が出るということもあって、大勢の人たちで賑わい、大盛況の宮入となった。屋台、神輿、山車が、2時間に渡って周囲を練り歩いた。汗びっしょりの顔も、威勢のいい声も、どれもが気持ちがよかった。山車に乗った小さな子供。太鼓を叩く小学生。山車を引きまわす若者。指示を出す大人たち。後ろをゆっくりと歩いていくお年寄り。各世代がそれぞれの役割をこなす。そこにはいろんな示唆が含まれていた。

 こうしたお祭りが自分の育った町にあるというのは、とても幸せなことだと思う。

 僕が育ったのは、マイ・ホームを求め日本全国から集まってきた人たちからなる分譲住宅地。まったく新しい町だったから、このような伝統や風習などはなかった。夏にせいぜい盆踊りがあったくらいか。まぁ、あれはあれで楽しかったけど、やっぱり重みはなかったな。人とのつながりも希薄な場所だった。

 そのせいか、僕は割と個人主義的な人間に育ったような気がする。まぁ、そのせいだけとも言えませんが…。反面、「みんなでなにかをやる」ということにも、強い魅力をいつも感じていると。

 土地が人を育てる、という言葉がある。昨日、山車にのせてもらっていた子供たちは、同じく子供だった頃の僕とは、随分と違う世界を見て育っているように思えた。

 どっちがいいとか、そういう話をするつもりはないけれど、大切に受け継がれてきたものを、頭でっかちじゃない方法でしっかりと次世代に残していく。そんな年行事があるのは、やはり羨ましい。

夏祭り

2003年08月27日 | old diary
 23日から始まった近所の神社の祭事。連日聞こえてくるお囃子太鼓の音が心地よい。昨日は境内に出店が出され、地元の少年少女たちがわんさと押し掛けて、ほどよい賑わいをみせていた。今日もあるみたいだから、今晩の僕の晩飯はやきそばとかお好み焼きになると思う。それとビールね。

 昨夜は雨にもかかわらず、ずっとお囃子が鳴っていた。午前4時に目が覚めたときも聞こえていたから、おそらく一晩中鳴らしつづけていたのだと思う。

 というのも、今日が祭事の最終日。大小6基のお囃子の山車を前後に伴って、本社神輿(みこし)が付近を巡礼する。威勢のいいかけ声に、よく響くお囃子の笛と太鼓。行列は提灯やライトで照らされ、とてもいい夏の風情だ。最後は社殿前で激しくもみあう。わーっと声があがって、盛大に手が叩かれ、長かった祭事はおしまいとなる。
 「江戸前担ぎ」というらしいが、僕は詳しくないので、そう言われてもよくわからない。

 小さな町の小さなお祭りに過ぎないけれど、長い年月をかけてこの土地に根づいた由緒が感じられて、素敵だと思っている。

 話によるとこの神社、映画『ピンポン』にしっかり出てくるらしい。湘南が舞台なのは知っていたが、まさかここがねぇ。なんせ僕の部屋から歩いて30秒なんで、ちょっと確認したくもなる。

ダグ・サームを聴こう

2003年08月26日 | old diary
 昨日にひきつづきダグ・サームを聴く朝。今日は『Doug Sahm and Band』。これまたいつ聴いても楽しいレコードであります。

 少し強引にビートルズにつなげてみると、リンゴがダグの大ヒット・ナンバー「She's About a Mover」をカヴァーしてます。で、この曲の下敷きになったのが、ビートルズの「She's a Woman」ではないか?と実は思ってます。実際はよくわかりませんけども。
 かの『レコスケくん』の中で、底抜けに楽しいレコードとして紹介されているのがこのアルバム。ディランやDr.ジョンも参加していて、裏ジャケでダグの後ろに体半分隠れて楽しそうに笑っているディランが素敵です。

 ダグの音楽性を一言で言い表わす言葉は、なかなか見当たりません。アメリカからメキシコまで、ほんとに種々様々な音楽のエッセンスが含まれています。でも、キーワードはやはり出身地でもある「テキサス」ということになるかな?

 ダグ・サームのレコードを聴くと、アメリカ音楽ってほんとに奥深いなぁ、と思います。ここには僕の幸せがぎゅーぎゅーに詰まってます。どちらかというと、昨日聴いたアルバムの方が好きかなぁ。でも、どっちも大好きなレコードです。

 さて、昨日は寝苦しかったので、裸で寝てしまったのだけど、今朝起きたら寝冷えでひそかに腹の調子が悪くなっていた。仕事もあるし、なんとかだましだまし乗り切ろうと思う。うっ…。

うーん

2003年08月25日 | old diary
 窓をあければ連日の好天。嬉しいでっす。そんな1日のはじまり、食後のコーヒーを飲みながら聴く、The Flying Burrito brosのファースト。いや、幸せでっす。すぐにでも通りに飛び出して、道行く人達に優しい言葉のひとつでもかけてあげたくなる。

「よし!今日は誰かに親切にしてあげよう」

 なんてことを思ってみる。しかしその昔、似たような朝に僕が同じようなことを言うと、「迷惑だからやめときな」と言われたことがある。うーん。「~してあげよう」ってとこが偉そうでいけなかったか?うーん。

 ここでレコードをSir Douglas Quintetの『Together After Five』にチェンジ。いやもう、幸せ倍増でっす。この高揚感を誰かに伝えたくなる。

「よし!今晩は友達を飯にでも誘おう。そして、ダグ・サームをしっかり薦めてこよう」

 なんてことを考えてみる。しかしかつて、ある晴れた昼下がり、僕がそんなことを言うと、「なんか可哀想…」と言われたことがある。うーん。誰が可哀想なんだ?俺か?それともダチか?…ひょっとして両方とか?

 どうやら僕はいろんなことを、わからないままに生きてきたようである。うーん。

気がつけばけっこう長いつきあいです

2003年08月24日 | old diary
 いつものように海辺をサイクリング。今日の海は昨日以上の人出だった。浜はパラソルでいっぱい。水着ギャルも、両手をひろげれば間違って飛び込んできそうなほどいる。家族づれも多い。犬の散歩もそれなりに。バーベキューはそこかしこで行われ、みんなわいわいがやがやととても騒がしい。

 やっと、夏がきた感じ。話したことはないけど顔は知ってる、そんな人達と軽く会釈。楽しそうな顔がいい。しばらくは暑い日がつづいてほしいものです。

 昨日のフットサル、来ると思っていた友達がひとり来ない。考えてみると、メールの返信もない。

「ひょっとしてさぁ」
「俺もそんな気がするんだよね」
「あいつなら、あり得るな」

 で、電話をかけてみると…。

「この電話はお客様のご都合により、現在通話ができなくなっております」

 ビンゴー!おーいぇー!これは面白かった。他にもこの秋の大阪転勤が決まった奴が、ようやっと今つきあってる彼女と結婚することになったりと、なんだか人生いろいろです。

 この日は、練習をちょっとして、肉食って、ビール飲んで、またちょっと練習して、夕方にひとまず撤収。あとは僕の部屋で、僕がガキの頃に買った歌謡曲のシングル盤をかけながら、ピザをほおばりつつ、ビールを摂取しつつ、あれこれ談笑。かかってる曲が曲だけに、部屋の空気はどこか80年代初期風であった。数年前の写真なども眺めたりして、想い出話なんかしたりして、思えば僕らもけっこう長いつきあいなのである。

 来月の集合もまた楽しみであります。

考えること

2003年08月23日 | old diary
 朝っぱらから名作『Walls and Bridges』を聴く。ジョンの声はいつだってスペシャルですね。

 今日は月に1回あるフットサル練習の日。ほどよく体を動かしてから、潮風をうけてのBBQで夏を満喫。あとは野となれ山となれ。近所の神社では祭事もあるみたい。夕方にはお囃子が聞こえてくることと思う。

 おぉ、やっと夏らしい日記になってきたじゃないの。もう残暑って気がしないでもないが…。

 免許を更新しろというお知らせが届く。ついつい忘れがちなのだけど、僕は船舶の免許を持っている。いつでも旅立てるようにと、5年前に取得した。ところがどっこい、旅立つことはおろか、これまで1度もその権利を行使したことがない。ついでにと、同じ時期に取ったダイビングの免許ってのもあるのだけど、これもまったく同じ。1度も潜っちゃいない。
 そんな無駄な資格ではあるが、フイにするのものなんだし、ひとまず更新だけはしておこうと思っている。ところが、どこをさがしても免許証が見当たらない。あー、再発行かよ。更新と合わせて2万円くらいかかるのだ。はぁ…。ま、いいや。2万円くらい、なんだっつーの(と言ってみる)。

 昨日はいろいろ難しいことを考えていたら、脳みそがショート。できの悪い頭がよけい馬鹿になった。今後はあまり慣れないことをするのは止そうと思う。疲れてしょうがない。

 そういえば、5年前、船舶免許を取ったときのこと。学科試験の前日に徹夜で教本をまるまる全部暗記したことがある。船や海や天気の知識など皆無に等しかったから、文字どおり丸暗記だ。おかげで試験は満点だったと思う(合否しかわからないのだ)。短時間で一気に知識を詰め込み、きれいさっぱり忘れ去る。こういうことは人並みはずれて得意だと自負している。一夜漬けの天才と呼んでくれてもかまわない。しかし、このときはちょっと許容量を越えていたようで、脳みそがワシャワシャとうごめいているような気がした。

 昨日考えていたことは、もうちょっと哲学的な内容だったし、暗記じゃないので、比べることではないのかもしれないけど、久しぶりに脳みそがうごめくのを感じたのだった。まったく、考えたってしょうがないのにな。ねぇ?

結論:考え過ぎは体にも心にもよくない。ほどほどにしましょう。

ayu ready?

2003年08月22日 | old diary
 昨日、自転車を走らせていると、なにやら人集りを発見。「さては、さては」と寄ってみれば、案の定、浜崎あゆみが番組の収録に来ていた。さっそく自転車を降りてしばし見物するが、すぐに飽きてしまい部屋に戻った。

 夏の炎天下、あゆを見て喜ぶ33才というのも、あまりかっこいいものではない。そもそも、僕にとって浜崎あゆみは「会ってみたい有名人ランキング」において、堂々のランク外である。

 しかし、世間的には超がつくほどの人気者である彼女。一目会えただけで泣き出しちゃうような少年少女が、それこそ日本中にいると想像する。そんな子たちが見たくても見れないというのに、ちょっと通りがかった僕が、割と近くで見れてしまうという不条理。これはよろしくない。すまない。
 逆に、そんな少年少女たちが、来日したポールとたまたま道でばったり出くわしたりするのかもしれない。だとしたら、これは「よろしくない」なんてもんじゃない。非常に「まずい」。さっそく対策委員会を設置せねば…。

 と、そんなことをシャワーを浴びながら、割と真剣に考えてしまった33才というのも、やっぱりかっこいいものではないのでしょうね。

 海でごろごろしているときに、よく見かけるおっさんがいる。彼はかわいらしい女の子をみつけると自転車で寄っていき、「あゆ、来るよ」と声をかける。「まだ会ってないの?ローカル(地元)はもうみんな会ってるよ」と言う。そして、「今度は、そうだな、日曜日あたりに来そうだな」とつづける(もちろん大嘘)。「え~~!?」と彼女たちが色めきたったところで、「来れないの?家は遠いの?」と言って、横にどかっと座る。

 あっぱれ、おっさん。毎回、同じ手口というところがいい。

 ちなみに、僕はナンパなんてしたこともない。声をかけたって、なにを話したらいいのやら、皆目見当もつかない。だからやらない。合コンも同じ理由で行かない。ひとりで海でも見ていた方がずっと楽しい。

 人には向き不向きが必ずあるのだ。