Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

Burden

2008年02月29日 | diary
 昨日にひきつづきザ・フー『Rarities Vol.2』を。“Relay”とか“Baby Don't You Do It”とか、かっちょよすぎ。ピート以外のメンバーの曲もそれぞれちゃんと収録されてて、そんなところも『A Quick One』みたいで気に入ってたりする。

 そんなわけで、結局、昨日エアロスミスは聴かなかった。今日この後聴こうかな。

 花粉の気配を感じ取ってから、無防備に外には出ないようにしてるんだけど(出るときはできる範囲で完全防備)、昨日、届いた荷物を開けてたら鼻がむずがゆくなって、目がかゆかゆした。この季節の荷物の受け取りは危険だぜ。今日もひとつ届く予定で、これはとても楽しみなんだけど、気をつけないといけないね。

 まだリンゴのニュー・アルバムを聴けてない。時間がないというよりは、気持ちのゆとりがない感じなので、今日しっかりがんばって、週末にゆっくり聴けるようにしたい。そうしたい。

 「ザ・フーとかエアロとか聴いてんだから、リンゴも聴けるだろ」と思ったそこのあなた、それはミステイクだ。新しい音を聴くというのは、それなりに気力と体力を必要とするし、リンゴくらい思い入れの強いアーティストの新作ともなれば、きちんと向き合いたいあまり、なかなか踏み込めないことだってあるのだ。

 でも、きっと今度の週末には向き合える。リンゴは、ちゃんと、待っててくれる。

Drumming Is My Madness

2008年02月28日 | diary
 J.ガイルズ・バンドの『Full House』を聴いてから、ザ・フーを2枚つづけてターン・テーブルにのっけてみる。『Rarities Vol.1』と『Rarities Vol.2』。いつ聴いても『Vol.2』のクォリティの高さはオリジナル・アルバム級だと思う。で、ザ・フーの後はエアロスミスを聴こうかなと。えっと、なんとなく。

 昨日は、藤沢から東海道線で駅を3つほど下ったところにあるバーで行われた、ピカイア・バンデイロ・スペシャルというバンドのライヴを観てきた。どういう音楽かというと、アフロ・ブラジリアン・ミュージックであって、つまり、アフリカの黒人達が奴隷としてブラジルへ連れてこられて生まれた音楽…なのかな?だからというかなんというか、パンデイロをはじめ、いろんな打楽器がそれらしく使われていた。多彩なリズムの波を、ワウの効いたエレクトリック・ギターがその隙間を俯瞰していく中、ワン・ホーンがメロディを奏でる。そんな感じだった。僕はここのギタリストさんが好きで観に行ったんだけど、このバンドでの彼の役割は、演奏に表情をつけたり、グルーヴをキープすることが主で、あまり前に出てくることはなかった。正直、その辺がちょっぴり物足りなかったり、パンデイロの人の叩き方が少し乱暴に思えたり、おーよーおーよー♪とかって歌わない方がいいんじゃないかなぁとか、まぁ気になったことはいくつかあったけど、それでも十分楽しい夜だった。休憩をはさんでたっぷり3時間、飽きずに観ることができたのも、このバンドにそれだけの力があるからだろう。

 ただ、あんまりブラジル音楽を聴いてるような気がしなかった。むしろ、ロックっぽかったり、ファンクっぽかったり、ジャズっぽかったりしたけど、そのくせ、そのうちのどれでもなかったような気もするので、うーんと、ああいうのもブラジル音楽なんだろうね。やたらリズムが多彩だもんな。でも、やっぱり、僕は、打楽器の中では、ドラムが一番好きだ。昨日のライヴでもドラムの演奏はあって、それもとてもよかったし、「ドラムっきゃねーよなー」と思って帰ってきたのでした。

 いつか、僕が、天国(か地獄)にいったとき、そこで、キース・ムーンの叩くドラムを、聴けますように。

僕とジューシー・ハムサンドの関係

2008年02月26日 | diary
 さっき、セブンイレブンでジューシー・ハムサンドを買ってきて、コーヒーと一緒に食べたら、なぜか懐かしい気持ちになった。なんでだろ?確かに昔ときどき食べてたけど、だからって懐かしがるほどじゃないと思うんだけどね。

 そういや、江ノ島に引越してきて、来月でまる10年がたつ。てんいやーず。でぃけいど。20代後半から30代後半。ふみゅー。そんなにたつんかよ。もっとしっかりしないとなぁ。

 …と、ジューシー・ハムサンドを食って、そんなことを思ったのは、きっと今の自分が、かつて想像してた以上にしっかりしてないからだと思う。今も昔もジューシー・ハムサンド食ってるよ…みたいな。前はこんなでも良かったんだけど、最近ではそれだとあまりよろしくないこともあって、かといって、いきなりしっかりできるもんでもないから、なかなか難しい。でも、僕には僕のペースがあるのだし、急いだり焦ったりしても、きっとしょうがないのだろう。一歩一歩がんばるしかないんだと思う。

 そんなことを僕に考えさせたセブンイレブンのジューシー・ハムサンド…だったりする。でも、なんでジューシー・ハムサンドなんだろ?ツナと卵のサンドウィッチでも、僕は同じようなことを考えたのかな?今度、実験してみよう。

Happy Birthday, George!

2008年02月25日 | diary
 昨日から今日にかけて、ジョージの誕生日。昨日の昼過ぎにはたと思い出し、慌てて『George Harrison』をターンテーブルにのっけた。ひとまず1枚通して聴いたところで、仕事に戻り、短い休憩時間と、音楽をかけてても支障のないときに、せっせとジョージを聴いたり流したりしたのだった。

 『33&1/3』だけは2回かけた。で、今朝もこれをかけながら日記をつけている。“Woman Don't You Cry for Me”の出だしのグルーヴに、かなりはっとさせられる。一瞬のことなんだけど、こういう手応えというか、出過ぎないんだけど強烈なリズム感覚みたいなのって、すごくかっこいいなぁと思う。

 君をここに残していくよ
 この駅に君を残していくよ
 僕には長い道のりが待っている
 どうか僕のために泣いたりしないで

 ほら、歌詞もかっこいい。ちょっと黒っぽくて、出だしのグルーヴにもぴったりだと思う。

 昨日は、元KusuKusuの宮田まこと氏が、ピアノ・トリオでライヴを演るというので、地元のバーへ。数名から「ジョージ・ハリスンの誕生日だね」と声をかけられる。なんとなく嬉しい。で、ライヴなんだけど、長年一緒に演奏をしているという3人は、ゆるい空気の中にも阿吽の呼吸みたいなのがあって、手探りの中にも、ぴたりと決まる瞬間がいくつもあって、そうすると、音楽がぐっと上昇するのがわかって、それがとても気持ち良かった。あと、やっぱり実力のある人達はすごいなぁと、しみじみ思ったりした。彼ら僕と同い年なんだよね。すごいなぁ。

 友達のひとりが、いつもよりも全然ちゃんとしたかっこうをしてたんで、理由を訊ねると、「北海道の彼女の家に結婚の挨拶に行くはずだったんだけどさ、飛行機が飛ばなかったんだよね」とのこと。あぁ、風が強かったもんね。そういうこともあるんだなぁと思ったりした。

 ライヴ終了後は、さくっと帰宅。で、しばらくジョージを聴いてから、寝た。そんなジョージの日その1だった(その2につづく)。

陽だまりのビリー・ジョエル

2008年02月24日 | diary
 今朝は部屋が陽だまりのように暖かい。インスタント・スープをすすりつつ、ビリー・ジョエルの『The Stranger』をかけてみたりする。これはもう中学生のときから聴いてるレコードなわけで、今ではしょっちゅう聴いてるわけじゃないけど、中学生のときはそりゃもうしょっちゅう聴いてたわけで、とにかく時間が少しでもあれば音楽を聴いていたかった頃だから、そうしたときに出逢った音楽には、なにものも追いつけないというか、かなわないみたいな、そんなところがあるよなぁと思ってみたりする。

 それにしても、いい曲しか入ってないなぁ。やっぱりこれがビリーの最高傑作かな。これと『The Nylon Curtain』と『An Innocent Man』が、僕の好きな3枚だったりする。もちろん、他にもいいアルバムはいくつもあるけれど。

 あの頃、僕はビリー・ジョエルの目を上手に描くことができた。それからポールの目も上手に描くことができた。どれくらい上手だったかというと、隣の席の女の子が、僕がなにを描いているのかをすぐに理解できた(判別できた)くらいに上手だった。他の友達にはうまく描き分けることができなかった。それができたのは、少なくとも僕の知る限りじゃ、僕だけだった。

 …だから、なんだって感じだけど、えっと、ふと思い出したもんで。

 『The Stranger』の中では、“She's Always a Woman”が一番好きだった。昔からこういうきれいなメロディの小品というか佳曲が好きな傾向が僕にはある。それは音楽に限らず、いろんな分野や方面でもそうで、多分、そうしたものの佇まいに惹かれるんだと思う。

今宵、缶詰めと…

2008年02月23日 | diary
 今日はお休み気分で、昼頃に起床。昨夜のお酒がなんとなーく残っていて、起きてはみたものの、ついつい再ごろんちょ。腰に雑誌をあてて寝てみたら、これがやたら気持ち良くて、すっかり起きる気なんかなくなって、かといってしっかり寝るでもなく、ただひたすらごろごろしていた。窓の外では風がびゅーびゅー吹いていた。春一番だったのね。

 というわけで、今日1日なんも食ってない。かといって、これから作る気もしない。缶詰めが1個残ってたから、それを食おう。

 昨日は、友達に車を出してもらって、メーカーから届いたTシャツのボディを、これまた友達に紹介してもらった印刷屋さんに持っていった。その印刷屋さんは、駅からけっこう離れた掘建て小屋のようなところで、僕と同い年くらいの仲間4人でやっていて、元々はバンド仲間なんだという。ホワイト・ボードには仕事の予定の他に「エイズ検査」とか書いてあって、みんな面白い人達ばかりで、これからもここを使っていこうと思った。

 それから、ときどき顔を出しているジャズ系バーの10周年へ。狭い店内にちゃんとドラム・セットが入っていて、ドラムとベースをバックに、マスターが素敵なギターを弾いた。10年間の感謝を込めて、この日は1,000円飲み放題とうこともあり、また「どんどん飲んでくださいねー」というマスターの言葉にも甘え、ビールとワインをいい感じでいただく。ライヴ終了後は、歩いて1分のところにある、いつものアナログ・バーへ。ついつい長居をしてしまい、最後は残ったみんなで中華屋へ。で、帰宅したのは…午前3時過ぎだった。あーよく飲んだ。

 で、現在は午後7時7分。これから缶詰を食うのだ。

ぶんぶんでも

2008年02月22日 | diary
 今日はぽかぽかと暖かい1日なんだとか。で、花粉もぶんぶん飛ぶんだとか。あったかいのはいいんだけどねぇ。ぶんぶん飛んではほしくないんだよなぁ。でも、しょうがないよね。というわけで、

 いきなり結論:物事思い通りにはいかないもの。それでもがんばってこう。

 とりあえず、しょうがないなんて言ってられるのは、まだぐしゅぐしゅしてないからだと思う。症状が出始めたら、そんなこと言ってられないに決まってる。

 昨日からやっている仕事が諸々の事情によりまだつづいている。午前中はそれを済ませて、午後は注文したTシャツのボディが届くはずなので、それを友人の車で印刷屋さんまで運んで、夜は、きたるジョージの誕生日に開店10周年を迎えるジャズ系バーへ、ちょっぴり早めのお祝いをしに行く。きっと、そんな1日になるんだと思う。

 では、ひきつづきがんばります。押忍。

Tシャツを作っている

2008年02月21日 | diary
 なんとなく花粉が飛びはじめたような気がする。まだ、くしゃみはでないし、目もかゆくないけれど、コンタクトを入れたら少し違和感を感じた。というわけで、昨日からメガネ生活に入ってたりする。家でも外でもメガネンネン。

 昨日は、一応、僕の中での給料日ということで、お金をおろしてきた。なんとなく豊かになったような錯覚…。夜はライヴを観にいつものアナログ・バーヘ。そしたら、いい感じで飲んでしまい、予定外の散財をしてみたりする。うーん、2杯でやめるつもりだったんだけどな。6杯くらい飲んだかな。まぁ、この1週間けっこうひもじかったしな。しょうがないかな。…とそんなことを思ったりした午前2時半の帰り道。

 今、レーベル・ロゴのTシャツを作成中。こういうの初めてなんで、とても楽しい。Tシャツ屋の友達に「なーんか楽しいんだよねー」と言ったら、「わかります。俺も最初作ったとき、すげー楽しかったですもん。で、届いたら、これがまた、わくわくするんですよー」とその友達は言った。はやくわくわくしたい。ちなみにロゴは、長年のつきあいである友達がデザインしてくれたもの。とてもいい感じで気に入っている。というわけで、Tシャツ、出来上がったら、おひろめしやす。

 昨日のライヴは、ヴォーカルの女の子が、数ヶ月間のブラジル修行…というか旅行から帰国したこともあって、店内はたくさんのお客さんで溢れていた。僕は、ポルトガル語の歌やテレキャスターや7弦ギターの音色を聴きながら、ビールを飲んだり、カナディアン・ウイスキーを飲んだりした。ライヴが終わってからは、Tシャツの予約をとったりもした。最近仲良くなりかけてる友達が、貴重な映画のパンフレットをたくさん持っていることを知った。僕が、『ダーティ・ハリー』が好きだと言うと、「今度さがしとくよ」と、その友達は言った。最後の1時間ほどは、ここでは珍しく、男と女の話になって、みんながそれぞれに思っていること話たりした。どれも40歳前後の人達らしい、ちょっとほろ苦い話が多かった…ような気がする。

 そんな風にして、僕らは午前2時半を迎えたのだった。

I Want to Talk about You

2008年02月20日 | diary
 たまりにたまったおびただしい数の空き缶を、さっき捨ててきたところ。あと、けっこうたまってた空き瓶とペットボトルも。それと、いくつかのダンボールも。そう、今日は資源ゴミの日。

 それにしても、なんでこんなに溜め込んでしまうのだろう?理由その1:腐らないから安心感がある。理由その2:どういうわけか、捨てようとするときが不燃ゴミの週だったりする(注:資源ゴミと不燃ゴミは隔週での収拾)。理由その3:ベランダに出してあるので目につかない。忘れがち。理由その4:飲み過ぎて寝坊。…ってなとこでしょうか。つまり、これを解決するには、その1:腐らないからといって安心しない。その2:カレンダーで常に確認する。その3:部屋の中に入れておく。その4:飲み過ぎない。…ってなとこでしょうか。うーん、どれも難しいなぁ。

 昨日は、結局、リンゴを聴くことができなかった。時間はあったんだけど、けっこう疲れちゃって、なんというか、きっと新しい音を聴く体力がなかったんだと思う。で、日付けが変わった頃、ウイスキーをちびちびしつつ、コンビーフを小さなフォークでつつきつつ、久しぶりにジョン・コルトレーンの『Soultrane』をターンテーブルにのっけてみた。これがものすごーく良かった。レッド・ガーランドのピアノが気持ち良くて気持ち良くて、コルトレーンの滑らかなトーンにはっとさせられて、「やっぱりジャズはいいよねー。俺はもうジャズしか聴きたくないよ」てな気分にさえなってしまった。もちろん大袈裟なんだけど、音楽ってときに、本当にそんな気分にさせてくれることがある。

 “I Want to Talk about You”がそろそろ終わるかなというときに電話が鳴って、それからまた仕事に戻ったんだけど、『Soultrane』の静かな感動は、ベッドに入った後もほんのりと胸に残っていた。で、今朝はそのつづきを聴こうと、さっきかけてみたんだけど、これがなんかしっくりこない。ふむー、やっぱり朝向きじゃないのかな?やっぱりジャズは暗闇と酒と煙草の匂いなのかな?そそくさとターンテーブルを止めて、『Soultrane』を棚に戻し、しばし考えてから選んだのが、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの『Fore!』。

 おー、いいじゃん。なんか明るい1日のはじまりって感じじゃん。というわけで…、

 結論:午前8時には、コルトレーンよりもヒューイ・ルイス。

 この世界では、みんながそれぞれに、それぞれの役割を担っているのだと思う。

Wiil You Love Me Tomorrow

2008年02月19日 | diary
 先週末からあれこれあって、気持ちも仕事も、ちょいと、ばたついてたりする。そんな最中、さっき、リンゴの新作『Liverpool 8』が、届いた。

 おー。リンゴの新しい歌だよー。いいねー。

 でも、きっと今日は聴けないと思う。なぜなら、ばたばたしてるから。仕事をしながら聴いてもいいんだけど、やっぱりちゃんと向き合って聴きたい。でも、はやく聴きたいなぁ、聴けたらいいなぁ…と思ってしまう。なかなかもどかしい。

 とりあえず、封を開けて、ブックレットを確認。裏表紙のリンゴが、なんかいい感じ。それと、ブックレット見開きの写真(車にファンが群がっているやつ)。運転してるのはジョージだろう。で、助手席にいるのがリンゴだろう。1963年のリバプールだろう。多分。

 アルバム・タイトルは、リンゴの生まれた家がある地区の郵便番号だと聞いたんだけど(ほんとかな?)、一桁だなんて、イギリスの郵便番号って随分簡単なんだなぁと思った。僕は郵便番号を覚えるのが苦手なんだが、これくらい簡単ならそんなに困らないかもしんない。

 そんなことを考えながら、今は友人が作ってきてくれたカセット・テーブをかけてたりする。「ソングライターのベスト10を決めたんで、発表しに来ました」と言って、その友人は、レコードとこのカセット・テープと揚げ物をいっぱい持ってやってきた。金曜日のことだった。10位から順番にレコードをターンテーブルにのせていったんだけど、さすがに素晴らしいソングライターによる素晴らしい歌ばかりだった。いい感じで盛り上がったところで、今度はレコードではかけなかった曲を集めたカセット・テープを聴いた。こちらも同様に素晴らしかった。そして、これらの歌への彼なりの返答として、ゴフィン=キングの名曲をもじり、そのカセットには、『I Will Love Them Forever』というタイトルがつけられていた。

 さて、とっとと仕事しよう。で、うまく時間ができたら、リンゴの新作を聴こう。そうしよう。