おれおれ日記

平成の快楽主義者な管理者による酒の話、現代美術の話、音楽の話、世間話をただただ垂れ流す日記。

良質BGMの流れる朝のBERGで治療塔について考える

2006-10-20 08:52:37 | Weblog
なぜ。大江健三郎がノーベル文学賞を辞退しなかったのか。
については色々言われているけど、
やはり長い間批判の的であったり、さらには嘲弄・嘲笑の的でさえあった大江文学の、お礼参り的な意味合いがあったんじゃないかと思う。

「お前ら、散々バカにしやがって。ノーベル賞なんて取れると思ってなかっただろ。このやろう」的な。


さて。治療塔。メタファーたっぷり。そんでもって確実な未来予想図。宇宙規模の愛の物語。
宇宙に向けて飛び立った人類が、超大存在に突きつけられたメッセージが、「熊のプーサン」の挿絵の通行止めマークだった…。ああ。大江文学。

暴言げんげん

2006-10-16 21:34:34 | Weblog
あんまり物を考えたことがない人に反論されると凹みますが、

女性の社会進出が諸悪の根源

という考えに至ってしまいます。

何が言いたいかというと、現状の勤労体系のなかで女性が社会進出をすると悪い結果しか生まない、ということ。

(特に女性が)ちゃんと考えて働かないとひどいことになる。

(もちろん男性も考えていかなくてはならないのだが、現状では「働いて金を運ぶ」のが男の一義的な役割のため、ここでは省く)

もう こういうことは言いたくないんだが。

俺は超平等・博愛主義的な考えももっているんでさ。

その上で言っているんだよ。

と言い訳してみる。

みんなで働いて、労働を分配しあおう。

ヤマギシズムみたいになってきた。

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あーそして、教育がどどどどどーんとヒドイ状況になってきている。
安倍君、君やばいよ。

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そんでもって上記のことやらなんやらを全て踏まえた現状図を描き出してるのが、オーケン「治療塔」シリーズ。1%のエリート人間がコントロールするヒエラルキー構造を持つ社会―。

最近のテーマ曲3、他

2006-10-13 12:53:29 | Weblog
Latoya Jackson/Champ kuchi kaiai

東京・山谷に外国人バックパッカーが詰め掛けてるらしい。カウンターカルチャー的なものが生まれつつあるように感じる。あとは指導者。

やはり独立。自分の意志以外の強制的な力で時間が拘束されるのがイヤでたまらない。

メモ2

2006-10-12 14:20:57 | Weblog
火野葦平「糞尿譚」櫻田常久「平賀源内」安岡章太郎「悪い仲間・陰気な愉しみ」宮原昭夫「誰かが触った」松浦寿輝「花腐し」
全て芥川賞。
あ、唐十郎「佐川君~」も受賞してる。
あれはすごいからな。

samazama

2006-10-11 21:13:32 | Weblog
http://filmmaker.web.infoseek.co.jp/index.html
尊敬する監督の一人。

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母親の体が弱っている。最悪の事態も想定してしまう。

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進める方向が赤字で表記されている将棋の駒が売られているらしい。いろんなメディアに接触していると、やはり「退化」「崩壊」の兆候が現れていることに目が行かざるをえない。「なんでそんなペシミスティックなことしか考えられないのか。もっと他に目を向けろよ」とよく言われるが、そりゃ無理な話だ。

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大塚英志の言うことは正しい。反論できない。それはすごいことだ。

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文学を包括的に捉える講座が東大にできるらしい。うらやましい。イギリス文学、ロシア文学、ドイツ文学…などと縦割りで文学を捉える風潮のあったアカデミズム。もしくは小さい括り(近代文学なんていうやつ)。この授業では、村上春樹を捉えるにあたって、歴史的にも様様なファクターを用意するらしい。そういうことを学びたかった。

さて、大学で文学を志す人間が減ってきているらしい。商学、経済学、法学のようないわゆる「実学」を学ぶ人間が増えてきているとか。そりゃそうだろ。ダイアモンドなんていう週刊誌に「28歳で自己資産150億のデイトレーダーの私生活」なんていう見出しの記事が載っかるような事態が続いてるんだから。
前述の、文学を包括的に捉える講座を開く教授は、「文学は『罪と罰』を読んで『殺人はいけない』と啓蒙するような”実学”じゃないけれど…」と言及している。そこで、今の社会は「罪と罰」を読んで「殺人はいけない」などと読解するような事態に陥っちゃってるのではないか・・・・・・とその記事を読んで俺はヒヤリとした。

だって、将棋の駒に進める方向が明記されているような時代ですから。

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さて、音楽を聴くために俺は今日早く帰ってきたので、もう落ちます。あとなんか書く事があったように思うが、それはまた次の機会に。

ナイト ウィズ リロイ

2006-10-11 13:01:56 | Weblog
「Sがパイロットの研修でアメリカに2年ほど旅立つため、送迎会を行なう」とのメールが友人から入った。仕事に疲れ、小さな絶望をも抱えながらの帰路。夜22時。

その瞬間、俺の粗末なカセットウォークマンからはリロイ・ハトソン。
泣いた。











みんな、がんばんべえや。