なぜ。大江健三郎がノーベル文学賞を辞退しなかったのか。
については色々言われているけど、
やはり長い間批判の的であったり、さらには嘲弄・嘲笑の的でさえあった大江文学の、お礼参り的な意味合いがあったんじゃないかと思う。
「お前ら、散々バカにしやがって。ノーベル賞なんて取れると思ってなかっただろ。このやろう」的な。
さて。治療塔。メタファーたっぷり。そんでもって確実な未来予想図。宇宙規模の愛の物語。
宇宙に向けて飛び立った人類が、超大存在に突きつけられたメッセージが、「熊のプーサン」の挿絵の通行止めマークだった…。ああ。大江文学。