おれおれ日記

平成の快楽主義者な管理者による酒の話、現代美術の話、音楽の話、世間話をただただ垂れ流す日記。

人生wo謳歌する方法

2006-06-03 12:51:06 | Weblog
を最近身につけつつある。ような気がする。
物心ついたときから死への恐怖に苛まれてきた俺は、「このままじゃ死ねない」という動機をすべての行動の活力材としてきた。人一倍虚栄心が強かったことや、売名行為に注力してきたのもそうした下地の表出。
「なんでそんなに頑張ってるの?」
とよく言われたが、
「人間死んだらおしまい。生きてるうちになんでもかんでもに首を突っ込みたい」
というのが本音だった。

最近、そうした考えがすこしずつ変わってきたように思う。

死への恐怖が和らいだと言うか。

人生75年と仮定してみると、

あと49年。なげえなー。
と思えるようになってきた。

もう、今この時点で俺の哲学っていうか、生きる指針が老成化、という言いかたはよくない・・・生きる指針が固まってきた。というか、これからの方向性が見定まってきたと言うか。まあ、そんな感じ。

マーティン・シェパードはこう言っている。「誕生の瞬間から、我々は、外界との相互作用を通して、絶えず新しいデータを受け取っている。我々が肉体的成長と同様、心理的にも成長しつづけるとするならば、新しい情報や概念も、死の間際まで絶えず我々の内に流れこむのだ。従って、完全な理解に達することは最後までかなわぬものなのである」
この言葉を読んで、俺は慰められた。
そうだよね。そうだよね。

俺はこのままいく(逝く)。