新人農家

2007年3月農業大学校を卒業。
いよいよ農業を始めます。
農業のこと、食のこと、趣味のこと等々、発信していきます。

スペシャルディナー

2011-11-27 17:58:23 | 料理
土曜日の夜、都内へ。

レストランパッション
のスペシャルディナーへ行ってきました。

メートル・キュイジニエ・ド・フランス メートル・ド・セルヴィス

フランスから一流のサービスマンを呼んで、パッションさんと中村勝宏シェフのコラボ料理。

フランスの三ツ星レストランのサービスマンに料理を運んで来て貰える贅沢。
料理はパッションさんも中村さんもミシュランの星を獲得しています。



メニューです。




サーモンパテ。
ディナーが始まるまでこれをおつまみにシャンパーニュを頂きました。



アミューズブッシュ。

ニンジンのムース カニを添えて。
アンチョビのパイ包み。

このムースの滑らかなこと!
ほのかにニンジンを感じさせるお味。
まろやかで美味しかったです。
パイはアンチョビの塩味がアクセントになっていて、サクッとしたパイに濃い味のアンチョビが何とも良い感じ。

これからの料理に期待を持たせるアミューズでした。


前菜。



松輪サバのマリネとブランダードを詰めたパプリカのファルシー カタラン風。

サバは軽くスモークしていました。
スモークしてマリネってのは初めてでした。
とても美味しく、さらにワインにもとっても合いました。



ファルシーの中のブランダードは鱈の練り物だと思います。
大きいパプリカにタップリの詰め物。
味は薄味な感じでバランスが良いです。

ワインはここまでがシャンパーニュ Gonetでした。

魚料理。中村シェフの担当。



平スズキのヴァプール あさりとフェンネルのスープ添え。

平スズキに薄い昆布がのせてあります。バッテラの上の昆布みたいな感じ。
これに霧吹きで白ワインを吹きつけたと言ってました。
これを蒸した料理でした。
ソースはパプリカ?でしょうか。

少し和風なお味。昆布の香りがしっかりと感じられました。
スズキはふっくらと仕上がっていました。最高の火加減。

さてスープはあさりでとったダシにフェンネルの香りが最高の一品。
熱々を出してくれて、ホント美味しいスープでした。

ガルニは
百合根のマッシュ風 中に銀杏が入っていました。トッピングはキュウリの花です。
ハマグリのやきとり風。
緑色の棒状のものはステムレタス、茎レタスです。かなり歯ごたえのある野菜ですね。
最後はクワイ。

中村シェフはこの魚料理のみの担当だったようです。
渾身の一品でした。

ワインも白へ。
コート・ド・プロヴァンス フレッシュで爽やか。
しかし以外にしっかりしたワインだったと思います。

肉料理



鴨胸肉のロースト フォアグラとトリュフ風味
ブータンノワールと超熟バニュルス風味のイチジク添え

鴨肉にフォアグラとトリュフが仕込んでありました。
贅沢なお肉。香りの素敵な一品でした。
ブータンノワールとは豚の血で作った腸詰め。トッピングにリンゴのパテ風?
ドロッとした食感、味はレバーペーストをさらに濃くした感じでした。

イチジクはバニュルスというお酒を使って作られたものだと思います。
乾燥イチジクですね。

後のガルニはニンジンのグラッセ・・・だと思います。だけど凄い透明感あるニンジンに仕上がっていました。
ジャガイモと何か大根かカブのような白い野菜のスライス重ね盛り、最後にニンジンが重ねてありました。

ソースが濃厚なブラウンソース。ワインとポート系のワインとフォンを煮込んで作ってあるのだと思います。

ボリュームもあって大満足な肉料理でした。

合わせたワインはニュイ・サン・ジョルジュ産 2001年
ブルゴーニュの真ん中あたりの素敵な町のワイン。
大好きなピノ、しっかりとしたワインでした。
香りもフワッと広がる感じ、花のような・・・色は鮮やかな薄めの赤。
2001年だけれどもまだまだ若さを感じるワインでした。

フロマージュ



ピレネー産チーズとサラダ。

ピレネー産のブルーチーズ。
美味しいの一言です。

ワインもコルビエール産の赤。
こちらはラングドック地方の温暖な地域で作られている果実実タップリのワインでした。
香りは落ち葉のしっとりとした感じ。ピノと比べて当然色は濃い目で、ドロッとした感じでした。
同じ地方のチーズとワインを堪能しました。

デザート



タルトタタン シナモンとグローブのアイスクリーム添え。
リンゴの美味しい季節ですので、定番ですが美味しいです。
アイスも大人の味って感じ。とてもイケてました。

ワインもデザートワインへ。
サント・クロワ・デュ・モン産の甘口ワイン。
ボルドー近郊のワインでした。
甘くてもサッパリとした後口でした。

最後に



コーヒーと小菓子。

もうお腹一杯のディナー。



シェフも最後に面白おかしくご挨拶。

厨房の面々やサービスマン全員も紹介され、拍手喝采で締めくくり。

19時30分から23時くらいまで、フランス時間の豪華なディナーとなりました。

次回は2月のカスレディナーでまた来たいですね。






コメント
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