月曜日は東工大グループのハンガリー語、一月振りの授業だった。
(東工大グループというのは、東工大のカフェでやっているという意味、東工大生と一緒に勉強しているわけではありません、念のため)
レッスンが一月間空いてしまったのは、私が娘の結婚や孫の子守りで忙しかったからと、先生のご両親がブダペストからいらしていて、先生がご両親とあちこちに旅行していらしたから。
ブダペスト土産もいただいた!
「じゃがいも」という名前のマジパン菓子。
「ハンガリー土産といっても、ドイツのお菓子だけどね。」
「でも、あっちでもよく食べるのよ」
すごくアーモンドの風味が残っていて、美味しかった。
ごちそうさま~!
さて、今授業でやっているのは、人を形容する言葉。
いい・悪い、大きい・小さいとか、赤い等の色、そういう形容詞は、ごく初歩の段階でいろいろ覚えるけれど、人となりを説明する言葉は確かに難しい。
日本語でも、引っ込み思案か、謙虚か、おとなしいか、無愛想など、どれを使うのか、また好意を込めるか悪意を付け加えるかで言葉のチョイスも変わってくる。
そんなニュアンスも教えていただきながらの授業。
(果たして、私がついて行けているのかどうか、若干不安な面もあります)
先生の出された課題は、「お互いに相手がどんな人か、説明してみて」というもの。
rinaさんは私を「puhaだ」と説明した。
puhaというのは、柔らかいという意味の言葉。
先生は、「puha? それって、このマフラーが柔らかいっていう時に使う言葉よ」
つまり、人柄が柔らかいという時には使わないらしい。
「ほっぺたがぷるんとして柔らかいという時にも、puhaを使うよ」って先生。
思わず、「じゃあ、私、puhaだわ、お腹の周りが!」
「ヤダー!そんなつもりじゃないってば~!」
じゃあ、なんていったらいいの?
柔らかいに代わる日本語の他の言葉を探したが、なかなか見つからない。
柔和? やさしい? 穏やか? どれも全部違う!
私はrinaさんを、「vila'gos」(明るい)といった。
でも、それも人には使わないらしい。
電気や陽当たりの時だそうな。
じゃあ何?ということになって、快活、明朗、親切、楽観的…、いろいろ考えた。
どれも少しずつ合っていて、少しずつ違う。
言葉ってホントに難しいとつくづく感じた。
でも、すごく良い頭の体操になった気分。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます