OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

忘れちゃったか~!!

2006年05月06日 | 家族の話題
連休も終わり。
長い連休のほとんどを我が家で過ごした長男も、今日は自分の住まいに帰るという。
(彼女がゴールデンウィークを利用して、イタリア旅行に行ってしまったので、デートをする相手もいず、地味に地元の友達と遊んでいた。)

ならば、「その前に」と実家に犬の顔を見に寄った。
実家の犬は、2匹。
カニヘンダックスフンドのはなちゃんと息子が昨年の冬に旅行先で拾ってきたミックスのみみちゃん。
ほぼ1年ぶりの対面に、息子は「大きくなっただろうなあ…」と楽しみにしている。


ところが、息子の顔を見ても当のみみちゃんは全く覚えていない様子。(当たり前!)
たびたび実家を訪れている私の顔を見ると嬉しそうに寄ってくるのだが、息子が近寄ると逃げてしまう。
「えぇっ!忘れちゃったのか~」
「お前を連れてきたのは僕なんだけどなあ」
ぼやいても、みみちゃんは知らん顔。
「がっかりだなぁ」とぼやくことしきりである。
なんとか煮干しの力を借りて新たにお近づきになってもらったが、それでも釈然としないらしい。

「まあ、無事に大きくしてもらって、幸せそうに暮らしてるんだから、これでいいんだろうなぁ」
その通り!
その言葉、そっくりあなたにお返ししましょう。
子供の幸せ、親離れを見るのは、何とも寂しいものなのです。

親孝行

2006年05月06日 | 家族の話題
ゴールデンウィーク中に一度くらいは舅姑を訪ねなくちゃと、今日は夫と長男と3人で夫の実家に行くことにする。
「何を用意したらいい?」という姑の質問に、「全部用意していきますから、大丈夫!」と夕飯をすべて自宅で用意し持参した。

朝から忙しく準備をしている最中に弟から電話。
「今日は何にも用事が無くて」
「小人閑居して不善を為すっていうから、2日続くけどお母さんの所に行こうかな…」
渡りに船、今日は忙しくてOT園に顔を出す暇がない。
「よろしくお願いネ!」と頼んだ。
今日もお天気が良くて散歩日和、これで母の散歩をどうしようと気に病まなくて済んだ。

さて、夕食に用意したのは、丸鶏の塩釜焼き(写真)をメインにして、馬刺し、竹の子・蕗・ウドの山菜汁、花山葵のおひたし、竹の子入りおいなりさんなど。
昨日から作っておいたいちごのヨーグルトムースも持参した。
あとは、あちらの台所を借りて、生の竹の子(掘り立て)を天ぷらに。
これは、舅に大好評で「さっぱりしていて(?)うまいなあ」と大皿を抱えて食べていた。

弟夫婦も合流したので、楽しく会話も弾み、料理もすっかり各自の胃袋に消えた。
夫は気持ちよく飲んだとみえ、帰りの車ですっかり寝込み、長男に抱えおろされる始末。
「そんなに飲まなくても良いのに」と呆れる私に、「たまにはいいじゃない、楽しかったんでしょ!」と、長男。
それぞれが少しずつ「親孝行」に励んだ1日だった。