エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

交通ICカードを利用したパーク&ライドとエコポイント

2010-05-20 06:44:57 | Weblog
 「Suica(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」など、公共交通機関で利用できる交通ICカードで割引を受けられる駐車場が徐々に増えています。この割引は、エコポイトに相当します。
 このサービスの普及を進めるのはコインパーキング「タイムズ」を展開する国内最大手のパーク24ですが、「交通ICパーク&ライド」として、2008年4月の東武鉄道幸手駅(埼玉県幸手市)を皮切りに、JR東日本など全国の鉄道会社と提携し、各地に導入しています。
 JR東日本の中央線を例に挙げると、立川や吉祥寺といった繁華街の手前にある三鷹や国分寺などのタイムズでクルマを駐車して1駅電車を利用し、精算時に精算機に交通ICカードをかざせば、利用日と最終下車駅の情報を確かめ、サービスに対応する駅で降りていれば、利用金額にかかわらず200~300円程度の割引を受けられというものです。
 郊外では丸1日利用しても600円といった駐車場もあり、そうした場所で200円が割り引かれれば、値引き率は3割を超えます。現在、利用件数は12万件を超え、導入した駐車場では増収効果が見られるということです。
パーク24では「割引が適用されない」といった苦情に対応する24時間対応の窓口を設置して提携先の鉄道の拡大に努めており、東武鉄道をはじめ北海道から九州までの9鉄道会社の50駅で利用できます。2,3年で300駐車場にまで拡大したいとしています。

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