エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

「スマートコミュニティ革命」(シリーズ;中国は「モノのインターネット」を強力に推進)

2011-03-17 00:39:29 | Weblog
中国では19の技術標準組織が共同で、「モノのインターネット連合標準グループ」を設立しました。19技術標準組織は、それぞれ国家標準化管理委員会、工業情報化部や国家暗号管理局など11の政府部門に属し、分野は工業プロセス制御、知能建築、物流、電力、医療、音声・画像、デジタル家電など多岐にわたります。
また、19技術標準組織は、モノのインターネット((Internet of things、IOT)はあらゆるモノをRFID、インターネットなどの電子・通信技術でつなぎ、モノ同士やモノと人間との情報交換を実現する新技術で、幅広い分野で応用できる将来の基盤技術と認識されています)に関する技術は、①モノの情報を感知するセンサー技術、②センサーやコンピューターなどをネットワークするネット化技術、③実用化開発の3分野に大別され、今後、「モノのインターネット連合標準グループ」の技術開発・標準制定作業はこの3分野を中心に計画的に展開するとしています。
(注)19の技術標準組織は以下のとおり。
全国工業プロセス測量・制御標準化技術委員会、全国知能建築・住宅デジタル化標準化技術委員会、全国知能運送システム標準化技術委員会、全国コンテナ標準化技術委員会、全国電力システム管理と情報交換標準化技術委員会、全国家電標準化技術委員会、全国安全生産標準化技術委員会、中国急診医者協会技術標準委員会、工業情報化部電子バーコード標準グループ、工業情報化部情報資源共有サービス標準グループ、工業情報化部ブロードバンド無線IP標準グループ、工業情報化部デジタル音声・画像コーデック技術標準グループ、工業情報化部家庭ネットワーク標準グループ、全国情報技術標準化委員会センサーネットワーク標準グループ、人民解放軍総後勤部情報化専門家コンサルティング委員会標準化専門委員会、衛生業界RFID(無線ICタグ)とモノのインターネット標準グループ、商務領域RFIDデジタルデーター標準グループ、国家暗号管理局電子バーコード暗号応用研究専門グループ、香港物流供給チェーン管理応用技術研究開発センター。

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