低炭素都市国際会議での原口総務大臣のスマートグリッド発言

　原口総務大臣は、１０月５日横浜市で開催された「低炭素都市国際会議」（海外からはコペンハーゲン市長、国内からは北九州市、横浜市、富山市などの環境モデル都市の市長等が出席）で来賓挨拶の中で「スマートグリッドに関しては、関係企業の利害関係を見直し、地域や消費者利益の増進等の観点から、積極的に推進する必要がある」という趣旨の発言をしましたが、出席していた関係者、聴衆は、かなり踏み込んだ発言にあっと驚きました。
　実は、原口大臣は民主党の「次の内閣」時代の総務大臣時代に、電機労連との間でスマートグリッドに関して政策勉強会を開催しています（こちらをご覧ください）。
　また、総務省のクラウドコンピューティングの検討事項には、地球環境＆スマートグリッドが前面に出てきています。「地域主権」の担当大臣であることをも踏まえた発言であったように思います。