エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

ドイツの100万台の電気自動車導入と地域の動き

2010-04-24 14:29:13 | Weblog
 ドイツは、2009年8月に「エレクトロ・モビリティー国家開発計画」を発表し、20年までに100万台の電気自動車を国内に普及させる目標を立てています。
 この目標達成のために国内に8ヵ所の「e-モビリティーモデル地域」を指定し、各地域に達成目標を割り振っています。ノルトライン・ウェストファーレン州州はその1つとして連邦全体の目標の25%を担い、「マスタープランe-モビリティー」を策定して20年までに25万台の電気自動車を普及させる方針です。
 具体的には総額5,000万ユーロ(連邦と州で折半、約60億円)の助成金を用意し、プロジェクトの提案を募り、州内の6ヵ所の地域で実証を行っていく計画です。技術分野は、大きく分けてバッテリー技術、車両技術、インフラ技術の3つで、どの分野に重点を置くかは地域によって異なります。
 また、デュッセルドルフ市は09年夏からフィアットの車を改造した電気自動車をPR用に導入するとともに、充電ポイントなども実験的に整備しています。

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