エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

連載「シリコンバレー・モデル&のダイナミズムを日本に取り入れよ」を掲載

2013-02-05 06:56:59 | Weblog
毎週「環境ビジネスオンライン」にウェブ連載している「見えてきたスマートグリッドの現実」に、「シリコンバレー・モデルのダイナミズムを日本に取り入れよ」を掲載しました。その書き出し部分は、以下の通りです。

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スマートグリッド、スマートコミュニティに関する新産業の創生やイノベーション(=スマートイノベーション)について解説していますが、今回は、その2回目として「シリコンバレー・モデルと自動車関連ベンチャー」について解説します。項目としては、1.「シリコンバレー・モデル」のダイナミズムを日本に、2.伸長する自動車関連ベンチャーと「シリコンバレー・モデル」、3.「シリコンバレー・モデル」のダイナミズムの源泉、です。


●「シリコンバレー・モデル」のダイナミズムを日本に
前回の連載「スマートバレーへと変貌したシリコンバレー」(http://www.kankyo-business.jp/column/004085.php)で指摘したように、安倍政権における最大の政策課題である日本経済の再生のために、スマートグリッドによるイノベーション創出が必要不可欠になっています。そこで私が提案したいのは、電気自動車などに関する新しい需要を創出しながらイノベーションを持続させる「シリコンバレー・モデル」のダイナミズムを日本に取り入れることです。
そのためには、「シリコンバレー・モデル」のダイナミズムの本質を解剖してみることが必要です。イノベーションが持続するために「需要創出」が重要であることは論をまたないのですが、それをビジネスモデルの革新に結び付け、ダイナミックな展開につなげるのが「シリコンバレー・モデル」の“モデル”たるゆえんです。

●伸長する自動車関連ベンチャーと「シリコンバレー・モデル」

写真は、シリコンバレーにおけるベンチャー企業の典型といえる電気自動車メーカー、テスラ・モーターズの主力製品Model Sですが、「シリコンバレー・モデル」がこうした自動車関連ベンチャーなどの隆盛を支えています。

(注)テスラ・モーターズの主力製品Model Sの写真


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA

では、その「シリコンバレー・モデル」が情報通信技術やエレクトロニクスとは一見係わりの無い自動車関連ベンチャーなどの分野で現在なぜここまで脚光を浴びるようになったのでしょうか?
それは、これまで長い年月を経てシリコンバレーで培われたエレクトロニクス、情報通信技術、材料技術、ナノテクノロジーなどの技術の多くが、実は太陽電池、蓄電池、燃料電池、バイオ燃料、先端的電池、電力制御技術など、グリーンテックの多くのアプリケーションの要素技術でもあるからです。
  


(以下、略) *全文は以下にアクセスするとご覧になれます。
→http://www.kankyo-business.jp/column/004145.php

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