エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

環境省がエコポイント企業をサポート

2008-10-16 19:13:23 | Weblog
企業による「エコポイント2・0」の動きを環境省がサポートしています。その最新状況を報告します。
本日、東京で環境省主催の「エコ・アクション・ポイントシンポジウム」が開催され、約200人の聴衆が出席するとともに、環境大臣、環境副大臣も挨拶されました。10月15日に全国型のエコポイントがスタートしたことを記念して開催されたものです。
シンポジウムでは、全国をカバーする事業としてJCBとTカード(ツタヤ系列)、特定の地域を対象とする生協パルシステム東京と三井不動産の取組みが紹介されるとともに、JCBの取組みに参加しているコジマ、阪急交通、りそな、あいおい損保、エネコス、京都府の動きもプレゼンされました。
この10年来エコポイントを提唱し実践している私としては、「よく、ここまで来たなぁ・・・」という感慨を深くするとともに、今後企業のエコポイントを推進する共通プラットフォームを構築するに当たっては、中立性・公平性・基盤性の確保などをよく考えていく必要があると感じました。私が国際NGO「減CO2(ゲンコツ)プロジェクト」(Carbon Reduction Project)を営利団体ではなく非営利団体として設立した真の理由はここにあります。
いずれにしても、今回の環境省のシンポジウムは非常にインフォーマティブであり、私の活動に貴重な示唆を与えてくれるものでした。
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