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父と子

2020-04-04 | あさがら野 子どもと自然舎
出産時には全く関わりのなかった、お父さんヤギのブチ。
最近、急速に父子の関係が近づきつつあります。


最初は、仔ヤギのブチヲ(私が勝手に呼んでいる名前)が興味ありげに近づいていました。
ブチのオリ越しにちょこっと近づいては離れるというような様子。
しかし、母ヤギにメー(ヤギ訳:駄目よ、そっち行っちゃ)と呼ばれて母ヤギの元へ帰るような状況でした。


それが2日後くらいには、ブチヲはどんどんブチに近づき、お互い臭いをかぎあっているように。
さらに、ブチヲは父ヤギを母ヤギと勘違いしているのか、おっぱいを吸いにいくように腹へ入りこもうとするのです。
そうすると、ブチは「俺にはおっぱいはないぞ、父と乳は違うぞ」と言わんばかりに、頭でブチヲをはたきます。
また、たまには臭いをかぎあいながら、そのままゆっくりと頭を合わせて、かるーい角合わせ。
ブチヲも、右前脚で地面をかいて、いっちょまえにオスをアピールして、頭を合わせようとします。


今朝も、ブチヲは、ヤギ小屋から出ると母ヤギからすぐに離れて、ブチの所へやってきてオリ越しにブチを追いかけます。
「お父さん大好き!」と言っているような様子です。
これまで、出産時にも全く役立たずで、オスは子育ても出来ず、あかんなぁとぼやかれていましたが、やはりオスにはオスが必要のようです。
特に、今回1頭で産まれましたので、角合わせをしたり遊んでくれる父はブチヲにとって大事かもしれません。


と言っても、ブチと角合わせのようなことをしたり、臭いをかいだり、じゃれてみたりしていますが、ちょっとブチに怒られると、母ヤギの所へ一目散で走り、おっぱいをもらって安心しているブチヲです。


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